藤田 広志さんプロフィール
・出身地
秋田県鹿角市
・経歴
高校卒業後大学進学し関西へ就職。22年ぶりに秋田県鹿角市に戻ってきた。現在、写真撮影と食を通して秋田の魅力を発信活動中。
・座右の銘
春は花、夏ほととぎす秋は月、冬雪さえて冷（すず）しかりけり

記者

よろしくお願いします。

藤田さん
よろしくお願いします。

『これは勿体無いなー❗️』

記者
秋田の活性化活動を始めたのはどんなきっかけでしたか？

藤田さん
高校を卒業してすぐ秋田を出て、大学進学し関西で就職しました。
写真が好きで趣味でよく山に登って写真を撮っていたのですが、22年ぶりに秋田に帰ってきて山に登ったら「こんなに絶景なのになんで全く人がいないんだ。これは勿体無いな！」と思いました。この絶景を写真で伝いたいと思いました。
また、秋田県はしょっぱくして腐りにくくして保存する食文化があります。(食品に塩分を加えることで食品中の水分活性を低下させる加工方法)しかし、せっかく美味しい素材があるのにちゃんと素材本来の味を楽しめれてないなと思いました。
そこで、自分で素材を活かす料理を作って食べてもらったところ、おいしいと反応が返ってきました。健康にもいいしこれも伝えたいなと思い、活動し始めました。

記者
この活動をしてどのような気づきがありましたか？

藤田さん
美しい風景や料理に共感して頂ける方がたくさんいらっしゃるということです。協力して頂けるので、どんどん広げてたいと思います。

記者
秋田で暮らしていて特に感じることはありますか？

藤田さん
秋田の人は他人にどう思われるかを気にし過ぎているように感じます。

記者
秋田の人はそうですよねぇ。遠慮するって言うか......。

藤田さん
はい。
関西の人は飲食店でお会計の時『ご馳走さま』って言ってお金を出しますけど、鹿角の人はそのまま『はい』って出しますよ。関西の人はコミュニケーション取ろうとしますね。伝え方がうまいですね。言わないと伝わらないから言う。どうせ言うなら良い言葉を言います。

記者
夢を達成するためにどのような計画を立てていますか？

藤田さん
子供達に素晴らしさを伝えていかなければならないと思います。この前地元の中学校のキャリア講座で話したりしました。本気で生きているという背中を見せることが大事だと思う。
俺もやればできるぜって言う小学生が増えれば鹿角も活性化すると思います。

記者
夢を達成するためにどのような計画を立てていますか？

藤田さん
夢ややりたいことに向かって本気で生きているという背中を見せることが大事だと思う。
自分もやればできると思う小学生が増えれば地域も活性化すると思います。
小学校に隣接している市民センターで学校帰りの児童に料理教室を開いて料理に興味をもってもらうイベントを定期的に開催したいです。子供達が美味しいと言って喜んで食べるヘルシーなものを親は作りたいと思うはずなので、そこから伝えていきたいと思います。

記者
日々の行動はどのようにしていますか？

藤田さん
ビジョンに向かって自分が明日からできるように計画を分けて手帳に書く！書いてその目標を意識しないとダメですね。

Q，どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍に繋がっていますか？

藤田さん
勿体無いと思うことが活動の動機になっています。
相手が更に喜んでくれると思ってすることに価値があると感じています。

Q，これからAIが活躍する時代がきますが、必要とされるニーズは何だと思いますか？

藤田さん
人間的なあたたかさをもって、その人を思って写真を撮れるかどうか。ただ映るだけではなくて、人間的なことをできないと負けるかなって思う。

Q，どんな美しい時代にしたいですか？

藤田さん
美しさとは？自分の本当にしたい事を遠慮せずにできるような社会。そう言う背中を見せていくこと。近くにいる志の高い人たちがいるので一緒にイベントしたりとか、そう言う活動を通してその地域をジワリと変えていくしかないかなと思いました。

Q，秋田を活性化するにはどんな活動が必要ですか？

藤田さん
その人がライフワークだと思うことに全力で取り組むことだと思います。次の時代を担う子供達にカッコいい背中を見せていく事だと思います。

記者
なるほど。
一生懸命なその姿を子供達に見せて、やればできるという事を伝えていく事が秋田の活性化に繋がっているんですね。
どうもありがとうございました。

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藤田さんの詳細情報はこちら
https://www.facebook.com/profile.php?id=100001861865740

【編集後記】
インタビューの記者を担当した小松谷です。

藤田さんとお話しするのが今回が初めてでしたが、とても話やすくなんでも語っていただける藤田さん。お話を伺えてとても嬉しかったです。今後の更なる活躍を願っています。

この記事はリライズ・ニュースマガジン『美しい時代を創る人達』にも搭載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36