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心を寄せて

ガザの惨状に打ちひしがれながら怒りに突き動かされて、イスラエルによる蛮行に反対する思いを地元紙「北鹿新聞」に投稿しました。
許可を得て転載(一部修正)し、長い蛇足を付記してここに投稿します。私たち日本の市民が、世界中の市民と共に立ち上がる事を願って。
なお蛇足の部分には、なぜこうなっているのか、これから何が起きようとしているのか等について、浅学菲才を省みずまとめております。冗長な駄文で恐縮ですが、ご高覧頂ければ幸いです。


北鹿新聞 2023年11月14日号 (6) 文化

本文転載(一部修正)

 東日本大震災では、多くの人が被災者に心を寄せたことを思いだします。共感し寄り添いたいと願い、物資や支援金を提供したりボランティアとして現地で活動したりした力が結集して、大館ボラバスプロジェクトの災害支援活動が行われました。そしてその活動をとおして、日本人の温かな優しさを私は何度も何度も感じる機会をいただきました。

 昨年2月に勃発した宇露戦争では、ロシアの侵攻に対して必死に戦うウクライナ人を支援し続ける方たちがいます。彼らもまた共感し寄り添いたいとの思いに突き動かされているのでしょう。そして今また中東で始まった戦争では、多くの子供を含むパレスチナ市民の大虐殺という惨事になってしまい、皆が心を痛めています。

 けれども今回は、ウクライナ支援のような世論の盛り上がりがみられないのはどうしてなのでしょう。報道の量が圧倒的に違うせいでしょうか。宗教と歴史が絡んで難しいと感じられているのでしょうか。あるいは、テロリスト集団であるハマスが先に攻撃し「人間の盾作戦」をとっているから仕方がないと思われているのでしょうか。いずれにしても、パレスチナの人々に寄り添いたいと思いながらも事情が複雑で態度を決めかねているという方が多いように見受けられます。

 「ガザで病院が爆発」というニュースが10月17日以降世界を駆け巡りました。ハマスは「イスラエルによる空爆だ」とし、また一方のイスラエルは「ガザ地区武装組織の誤射」だと主張していると報道されました。ところが時が経つにつれて、ハマスの主張を軸に記事を書くメディアとイスラエルの主張を基にして書くメディアとにはっきり分かれてしまいました。

 誰しも自分に都合よく話をするでしょうし、戦争となればプロパガンダが入り乱れるのが当然です。関係者それぞれの事情と思惑を俯瞰して、過去の経緯や言動などと共に様々な情報を精査し判断しなければ真実に辿りつけないのかもしれません。この件は図らずも、情報から情勢を分析し善悪の判断を下す事の難しさを示したものと言えるでしょう。

 そうであるならば私たち市民は、シンプルに考える事が必要なのかもしれません。戦争は敵と戦うものですが、その本質は支配者が配下に殺し合いを強いる行為です。軍人は国を守る誇りを胸に日々訓練に励んでいます。そんな国士に殺し合いを強いて、さらには前線に暮らす市民の命を奪い生活を滅茶苦茶にしてもなお、支配者は無傷です。自衛を謳う人たちは、「国を守る」とか「国際社会の秩序を守る」等と言い募りますが、本来国家や国際秩序は人々を守るためにこそあるはずで、「人間」を犠牲にして国家や秩序を守ろうというのでは本末転倒です。「殺し合いを強制され人生を滅茶苦茶にされる戦争は絶対に嫌だ」「殺戮と破壊は見たくない」という素朴な願いこそ、何にもまして大切にするべき感情なのではないでしょうか。

 私たち人間はたやすく人を殺せるものではありません。だからどの国でも支配者は、プロパガンダによって敵が悪魔であり獣であると思い込ませようとします。ひとたびそれに洗脳されたら、どこにでもいる普通の人が差別を肯定し殺人を正当化する従順な下僕と化してしまうのです。

 戦争では、被害の苦しみと加害の苦しみが渦巻きます。「殺し合いをしたら幸せになれる」などと誰が本気で思うでしょう。だからこそ紛争は何としてでも対話で解決するべきです。「国家が武力を行使する事を、国民は決して許してはいけない」と私は強く主張します。どんな戦争に対しても、現場で苦しむ市民と兵士等にこそ心を寄せるべきであって、彼ら「人間」を差別なく救うことが最も重要なのではありませんか。どっちが良いの悪いのと言っている場合ではありません。ましてや虐殺だなんて、支配者に屈せず世界中の市民が力を合わせて一刻も早くやめさせるしかないでしょう。

長い蛇足

素朴な思いに素直な子供たち

 先日少林寺拳法の小学生拳士たちが道場で話をしていました。
「戦争なんか早くやめて欲しい」
「戦争をすると決めた人同士が、誰もいないところでやればいいんだよ」
「関係ない人を巻き込まないで欲しい」
「その人たちだけでやって、みんな死んじゃえばいい」
「それじゃかわいそうだから、最後は牢屋に入ればいい」

 イスラエルとハマスが戦闘を始めてすぐに、「男同士で戦うと決めたのなら、男同士で戦わせればいい。子どもや女性には手を出すな」とプーチンが話したと伝えられていますが、それを読んで私は「他人を支配して配下に殺し合いをさせる卑怯なやり方ではなく、戦いたいのならコロッセオで堂々と親分同士がタイマン張ればいいのに」と思いました。子供達も同じように考えているのだと知り、とてもうれしくなりました。

 どんな社会でもその場を支配しようとする人間が現れると、支配者の手先となり他の人達を抑圧する子分が湧いてきます。諂上欺下と言うそうですが、後ろ盾がなければ何もできない小心者であり長いものに巻かれて真っ先に支配される弱者たちです。小さな組織から国際社会に至るまで様々な人間関係にフラクタル(相似形)で存在するこの構図は人間の悲しい性であり、それは子供社会のいじめにも共通します。だから子供たちは支配の構図を敏感に感じ取っているのかもしれません。

 宇露戦争が始まり「ウクライナ頑張れ」「ロシアをやっつけろ」という論調がほとんどだった頃、やはり小学生の拳士が言いました。
「最初はロシアをやっつけるためにウクライナに武器をいっぱい送ってあげたいと思ったけど、それじゃあ戦争がひどくなって人がいっぱい死んじゃうから、ダメだよね」
子供たちはちゃんとわかっているのです。

 そのころ私も、停戦の期待と無念を込めて北鹿新聞に投稿しました。

いま拙い文章を読み返してみると何も知らずにいた自分が恥ずかしくなりますが、この頃考えていた「火に油を注ぐのではなく一刻も早く止めることが大切だ」「人の"いのち"(身体と心)を守らないで何を守るというのか」という素朴な思いは間違っていないと信じています。

イスラエルのプロパガンダでは、軍事目標がそこにあるのなら、市民が居てもお構いなしという事なのでしょう。

とはいえまずは、どっちが良いの悪いのと言っている場合ではなく、現場で苦しむ市民と殺し合いを強いられた兵士等にこそ心を寄せるべきであって、彼ら「人間」を差別なく救うことが最も重要なのだとつくづく思います。

感性と理性の調和

 さて、「殺し合いを強制され人生を滅茶苦茶にされる戦争は絶対に嫌だ」「殺戮と破壊は見たくない」という素朴な願いこそ、何にもまして大切にするべき感情ではありますが、それだけでは恒久平和の実現に向けた道筋が見えてきません。

どうしてそういう事態になってしまったのか、関係者それぞれの事情と思惑を俯瞰して、過去の経緯や言動などと共に様々な情報を集め精査し、理性的に事実を知る必要があるでしょう。
感性と理性を調和させられることが人間に与えられた特性なのですから。

私自身、宇露戦争が始まってから徐々に世界の実情を学び、遅まきながら目が覚めました。浅学菲才を省みずそのいくつかを紹介したいと思います。

日本は独立国ではなかった

 書籍やネットにあふれる情報を読み漁り多くの方からご教示頂くなどしてきた中で最初に私が衝撃を覚えたのは、日本という国の実態でした。米国の属国であるとよく言われますが、矢部宏治氏の著書に触れ、実はそんな生易しいものではない事を知りました。ご存じない方は是非とも次のnote拙稿をご高覧下さい。

 米国に支配されている日本の実態と共に絶対におさえておきたいことが、原爆と原発の問題です。かなりのボリュームになるため、後日あらためてnoteにまとめてここに挿入したいと思っていますが、正力松太郎が言った「原子力の平和利用」という言葉の裏で、どんなことが行われてきたのか。またエネルギーなどの資源を巡って世界では何が行われているのかを私たちは知る必要があるでしょう。

マンハッタン計画とは何だったのか。なぜ原爆を落とされた日本が原発を受けいれたのか。原爆や原発の材料を原住民が被爆しながら採掘しなければならないのはなぜか。なぜ都会の電力を賄うために地方に原子炉を作り危険なゴミまで引き受けなければならないのか。なぜ田中角栄は失脚させられたのか。なぜスリーマイル島の事故が起こり脱原発に進んだのか。なぜ地球の歴史全体における気候変動ではなく直近短期間の波動をとらえて地球温暖化と騒ぎ立て二酸化炭素をその犯人に仕立て上げたのか。なぜトータルで見れば火力発電よりも二酸化炭素を多く排出する原発がクリーンエネルギーと呼ばれるのか。なぜ地震学者による貞観地震の再来予測を無視したのか。なぜ福島第一原発4号機が爆発したのか。メルトダウンして人が近づけない原子炉なのにどうして廃炉にこだわるのか。福島県相双地区には放射線管理区域並みに汚染されている箇所もある中でなぜ帰還や復興をさせたがるのか。震災後原発が無くても電力は足りていたのになぜ原子力緊急事態宣言も解除できない中で再稼働させようとしているのか。汚染水と六ケ所村と原爆の関係は。日本はなぜ水爆の基礎技術である核融合を研究しているのか。なぜキッシンジャーが「日本は5年以内に核兵器をもつ」と言ったのか。原発とイスラエルとの関係は。そしてウラン鉱山は誰がもっているのか。

原発の問題を突き詰めていくと日本と世界の現実が見えてくるはずです。

 そして、日本が独立できていない最大の原因である日米安全保障条約について、もう一度深く考えなければなりません。なぜなら昨年12月に行われた安保3文書の改定がいかに危険な事であるのかを感じとるためには、日米安保条約のからくりを知っている必要があると思うからです。

 ここまで日本の現状をみてくると、次に知るべきは宇露戦争の実態なのかもしれません。是非とも次のnoteをご高覧ください。なお、末尾には貴重な資料の数々を掲載させていただいております。

宇露戦争とは何か

 こうやって宇露戦争の実態を知れば、「世界は狂っている」と思えてきます。そして今、パレスチナの地でその狂気が堂々と臆面もなく世界に姿を現したのです。

これまでは、闇に隠された様々について語るとすぐに「陰謀論」として切り捨てられてきましたが、タブーとされていた多くの事が急激に表舞台に表出してきました。

あまりに常識とかけ離れた、奇妙奇天烈・奇想天外な、人間性のかけらもない所謂「陰謀論」の数々にこれまで私も半信半疑でおりましたが、いま実際に目の前でそれが展開されているのです。

それではこれから、そのタブーとされ隠されてきた様々な事実をみていきましょう。

イスラエル(シオニスト)問題

 日本では、米国のシオニスト帝国主義者に支配されている政官財学等各層の指導者たちが諂上欺下の態度を決め込んで庶民を騙し抑圧しています。そのため、日本人の多くは、御用学者や大手マスコミなどが流すプロパガンダを信じ込んでしまい、宇露戦争同様パレスチナで起きているジェノサイドに対しても状況を見誤り、怒りの矛先や共感する相手を間違ってしまっているのかもしれません。

産経新聞は「ガザ紛争 安保理否決の応酬」と題した記事を一面トップに掲載しましたが、それはプロパガンダの本質を示す一例と言えるでしょう。

ロシアのネベンジ国連大使は、ハマス壊滅を目指すイスラエルの方針を否定しておらず、「ガザ侵攻に安保理が承認を与えることになる」と述べた。

産経新聞10月27日付

記事の文面はそうだったのですが、これは、括弧の位置を恣意的にずらして米国の案であることをうやむやにしたものです。実際には、

ロシアのネベンジ国連大使は、「(米国案は)ハマス壊滅を目指すイスラエルの方針を否定しておらず、(米国案では)ガザ侵攻に安保理が承認を与えることになる」と述べた。

小林作文

とするのが事実に忠実な報道です。産経の記事では、余程注意深く読まないと「ロシアがイスラエルの方針を否定していない」と錯覚させられてしまいます。宇露戦争ではロシアが先に侵略したから悪いという流れでプロパガンダが展開されましたので、今回もまた「先に攻撃したハマスが悪いという印象」や、「やはりロシアは悪い奴だという印象」を読者に抱かせようとしているのではないかと、勘繰りたくなります。

 また、宇露戦争の報道では、ドンバス戦争やミンスク合意などの経緯には一切触れずに戦場の悲惨な映像を大量にお茶の間に流して恐怖を煽りましたが、ガザの報道はそれと比較して極端に少なくまた徐々に減らされているようで、国民の目を別の方に向けさせていると思えて仕方がありません。

https://parstoday.ir/ja/news/japan-i120074

 そして「ガザで病院が爆発」というニュースについてはイスラエルが流したプロパガンダが真実ではないという事をアルジャジーラが早々に証明したのですが、日本ではあまり知られていないでしょう。

 ところでプロパガンダと言えば、普通の国はそれによって「敵が悪魔である」と思い込ませようとします。けれども、水や電気等生活インフラを止めてガザにいる人たち全てを兵糧攻めにしたうえで爆撃を繰り返しているイスラエルは、プロパガンダを利用するまでもなく「敵は獣である」と思わせる仕組みを備えています。次に紹介する動画は、今年10月のハマスによる先制攻撃よりも大分前に撮影されたもので、パレスチナで普段から日常的に行われているイスラエル人によるパレスチナ人に対する蛮行がネット上に晒されています。

イスラエルのガラント国防相が10月9日に「我々は人間の顔をした動物と戦っている」と述べました。イスラエルは、そもそも強烈な差別意識をもつシオニストがシオニズム運動によってパレスチナの地を奪って築いた国です。迫害され排斥されたユダヤ教徒の国ではありません。

ユダヤ教とは似ても似つかぬタルムードという教えに洗脳されたシオニストは、シオニスト以外はゴイムであると信じているようです。ゴイムとは家畜や動物といった意味がありますので、まさに「人間の顔をした動物」という事なのでしょう。彼らは信仰レベルで洗脳され、殺人マシーンに仕立て上げられているのです。

次のポストに、シオニストについてよくわかる資料が掲載されています。(なお、藤原直哉氏の主張には賛同していません。)

なお、イスラエル人も一部には洗脳されていなかったり洗脳から抜け出したりした方もいらっしゃいますので、誤解のないようにこちらもご覧ください。

 シオニズムとは宗教運動ではなく、政治運動であり人種差別運動でありシオニスト帝国主義運動です。それは歴史を見れば明らかです。

今年大館でご講演頂いた東京外国語大学大学院名誉教授の伊勢崎賢治氏は、「パレスチナ問題改め【シオニスト問題】とは、アメリカがスポンサーの国家ぐるみの、家族皆殺しも厭わない凶悪なland shark地上げ屋問題です。」と述べています。

ジェノサイド

 そんなイスラエルが今回大虐殺を始めました。テロリスト集団であるハマスが先に攻撃し「人間の盾作戦」をとっているから仕方がないと思っている方が多いようです。けれども現実は全く違います。

ハマスがいないヨルダン川西岸でのイスラエルの蛮行が、ネットに晒されています。

そして、何故ハマスがイスラエルで今回の事件を起こす事が出来たのか、次の動画をご覧ください。

「15か所のフェンスが破られた。 まったくおかしい。 通常フェンスが一か所破られただけで、全軍が起動し事態は即座に動き始める。 今回は何時間も何もなかった。」と証言しているのです。次のように他の軍人も証言しています。

イスラエルは、ハマスにわざと先制攻撃をさせたのです。

以前から、ハマスによるその偽旗作戦が練られていました。

「ハマスとは何か」という質問に、駐日パレスチナ大使がとても丁寧に答えています。是非とも質疑応答の最後までご覧ください。

これがジェノサイドであることは明らかです。

「子供が死んだ!」とお祝いするなんて、狂っているとしか言いようがありません。

国連人権高等弁務官事務所のNY事務所長だった方が、ジェノサイドに対するイスラエルと世界の対応に抗議し辞任されました。極めて明確に本質を語られています。

南アフリカが、イスラエルをジェノサイド条約違反として提訴しました。


何故ジェノサイドが起こっているのか

 シオニストが信仰レベルで洗脳して殺人マシーンを作り上げているのは、本当にレイシズム(人種主義)だけが理由なのでしょうか。実はもっと薄汚い利害によると考えるべきでしょう。

そういう事情があるにもかかわらず、トルコのエルドアン大統領は国民に大演説をぶって反イスラエル感情を煽ります。

拡大する狂った構想と計画

これまでタブーとして隠されてきた事実を明かしてまで分断を図り、ガザではやりたい放題し始めた以上、知られたことを闇に葬りたくなるのが当然でしょう。とすれば、WWⅢのスイッチが入ったと思うべきなのではないでしょうか。

世界の狂気を知る

人間の煩悩は執着から生まれますが、成長するにしたがって人としての徳を高めていくのが普通でしょう。執着の塊としていくつになっても自分の利益しか考えられない幼稚さと人を殺すことに躊躇しない野蛮さを兼ね備えたシオニスト帝国主義者たちの200年以上にわたる狂気の展開を、何としてでもここで阻止したいと思います。

シオニスト帝国主義

大航海時代にはじまる植民地主義は、交易できる程の価値ある商品を持たない欧州の野蛮な連中が、銃で脅して物資を略奪し、現地の人々を奴隷化し商品化するという滅茶苦茶な支配構造を作り上げました。

そして、その後生まれたロスチャイルドとその一族が、支配者とそれに支配されて諂上欺下を決め込む輩とで庶民を抑圧支配する構図を、世界中に着々と築き上げてきています。

18世紀末、ドイツのフランクフルトに誕生したロスチャイルド財閥は、人類の歴史上極めてまれなことだが、今日の20世紀末を迎えてなお世界最大の財閥として地球上に君臨している。かつて栄華を誇ったフィレンツェのメディナ家にとって代わり、200年の歳月にわたって金融界の王者の座を守り続けてきた。それは、異常な支配力というほかない。しかもただの銀行家でなく、王室と全世界の独裁者を掌中に握り、商工業界に底知れぬ力をおよばしているのである。

広瀬隆(1996) 『赤い楯Ⅰ』集英社

奴隷制の下では支配者が奴隷を養う必要がありましたが、資本主義によって労働者階級の生活を自己責任とすることができました。そして共産主義によって全ての財を支配者のものにして庶民を完全に支配しようと企んでいます。しかもキッシンジャーなどは「地球上に住む人間の数が多すぎるから半分でいい」とまで言っています。

グローバリズムは、全ての国家を解体し大イスラエルが中心となる地球規模のシオニスト帝国主義を目指しているのです。

要するにシオニスト帝国主義者たちが、諂上欺下の連中を下僕として支配し、私たち庶民を奴隷として支配しようとしているのです。しかもその悪だくみは着々と進んでいるわけです。

中東の次は極東

ウクライナが駒の対ロシア代理戦争、イスラエルが駒の対イラン代理戦争、そして日本が駒の対中国代理戦争。

汚染水放出も、イスラエル支持の態度も、米国の為に日本が自ら行っている孤立化政策の一つです。

汚染水の問題は、一般に利害関係人と紛争が生じた場合には対話によって相互に信頼関係を築き直してwin-winを目指すのが当たり前の大人の交渉であるはずなのに、まるで法廷闘争の様に自己の正当性ばかりを主張している態度は、あえて話がまとまらないように嫌われるようにと仕向けているとしか考えられません。

イスラエル(シオニスト)問題でも、中東の石油に依存している日本はこれまでアラブ諸国の側に立つことによって彼らの信頼を得ていたにも関わらず、ここにきて軍事占領国家イスラエルの自衛権なるものに理解を示した事によりアラブの信用を失いました。世界中がパレスチナと連帯しようという流れにある今、まさに日本は孤立化の一途をたどっています。

では、具体的に米国はどんな代理戦争を計画しているのでしょう。

すべては人にある

今の好戦的な計画は狂人が築き、狂人が実行しています。

ブレンジスキーはこう言ってのけます。
「人類は今や政治的に(我々の陰謀に)目覚めている。今までは、百万人を誘導する(騙す)事は簡単だった。しかし今日では"誘導(騙す)"より"虐殺"の方が簡単。勿論それは直接、武力行使を伴うものだ。」
とんでもない奴です。

そんな連中の悪行が衆目に晒されて、皆がNOと言い始めています。

まずはとにかくジェノサイドにNOを!

おわりに

日本は、ウクライナの債務保証をしたそうです。

「世銀は他の債権者より優先的に返済を受けられるため、日本が実際に財政負担する可能性はほぼないとみられている。」本当でしょうか。破綻国家に対する債権に優先も劣後もないように思うのですが。

こうやってどんどん債務を増やしていく。

ところで米国は、ペドロダラーシステムによってドルを基軸通貨とすることに成功しましたが、それが今崩壊しようとしています。

米国は今、日本を利用して何とかドルの崩壊を防ごうとしているのではないでしょうか。

一般に銀行取引約定書における保証人は、無制限の弁済保証です。仮に、日本がウクライナに対してそういう保証をしているのだとすれば、破綻国家の借金全てに代位弁済の義務が生じます。

世界銀行等の損失を負担する場合、当然ドル建てで行われます。日本は米国債を大量に保有していますが、それを売る事は米国が許さないでしょう。

となれば、円を売ってドルを買い返済に充てなければなりません。世界銀行のみならず、米国は大量の武器をウクライナに売りつけていますので、その借金の返済も日本は迫られるのではないでしょうか。ドルを買う資金が足りなくなれば、今度は円を借りてドルを買う事になるでしょう。

もしもこのサイクルが利用されたら、永遠に円を借りてドルを買い代位弁済し続けることが可能です。そうなれば当然日本は破綻するでしょう。第二次世界大戦後、当初米国は日本を世界最貧国にすることを目指していました。今その夢がかなうと思っているのではないでしょうか。私はそんなことを危惧しています。

それでも、これは国会で十分に審議された事ではありません。安保3文書の改定も閣議決定によるものです。

そうであるならば、この国の主権者である国民が本気になれば、日本の経済破綻も戦争突入も阻止できるのではないでしょうか。まだ審議もされていないデジタル通貨やベーシックインカム等による奴隷制も防げるでしょう。

とはいえ、幼稚で野蛮な支配者であるシオニスト帝国主義者たちとそれに支配されて諂上欺下を決め込む輩どもは、強大な力で世界をわがものにしようと暴れています。

しかも、シオニスト帝国主義者たちの戦略は両建てであり、ロシアや中国も例外ではありません。

また、シオニスト帝国主義者とは別の勢力であっても、国家というものは人命よりも国益(為政者等の個人的利益)を最優先にするものなのでしょう。

けれども、主権者であるにもかかわらず抑圧されている私たち庶民には、圧倒的な数の力があります。

21世紀の現代、人類は、「多様で寛容な共生社会を志向する以外に、人類が永く繁栄する道はない」と気づきました。今こそ、私たちが分断されることなく一つにまとまり、「支配されてたまるか!」と声を挙げ、「戦争は絶対に嫌だ!」「ジェノサイドをやめろ!!」と強く迫る時なのではないでしょうか。

軍拡競争の罠にはまり世界に凶器を増やして緊張を高めるのではなく、日本政府に新たな武器を持たせず対話によって紛争を解決するよう強く迫らなければなりません。

世界中の市民が、全ての"いのち"(身体と心)を差別なく尊重するという一点で繋がり、諂上欺下の連中の良心に働きかけ改心を促して、数の力をもってシオニスト帝国主義者たちと対峙できるようになることが、私の夢であり願いです。

Which side are you on?
自分の意思で自らの立場を選択しましょう。

幼稚で野蛮なシオニスト帝国主義者に支配され、「諂上欺下の下僕」や「人間性を奪われた奴隷」となって生きるのか。

それとも、自他を共に尊重し多様で寛容な共生社会を志向する良識ある大人の市民として、誇り高く生きるのか。


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