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あなたらしさだけは日本一になろう

『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の要約と感想です。

仕事人たちの言葉があなたの今日を豊かにするものになりますように。

■本日の仕事人

・佐藤久夫さん
・明成高等学校男子バスケットボール部ヘッドコーチ

■要約

高校生らしさだけは日本一になろう

高校スポーツの指導者として選手たちに伝えたいことは、心を教えることです。

私は「心・技・体」のなかで「心」を優先したチームづくりをしてきました。
そして、「高校生らしさだけは日本一になろう」をテーマとして指導したことで良い結果を手繰り寄せたのです。

まず、選手のやる気がなければ彼らの能力は十二分に発揮されません。
しっかりと「技」を使いこなすためには心の持ち方が大事になってきます。

また、今の選手は自分の欠点を指摘されるのが苦手です。
そのため、選手自ら欠点に気づいて改善していくという自主性を目覚めさせると良い流れが生まれると考えています。

しかし、実際には選手にどうしたいのかを尋ねても、彼らは指導者が喜ぶような答えばかりを探そうとします。
逆に、1つの答えを求めずに自分なりの考えをストレートに伝える選手は確実に伸びていくのです。

■感想

あなたらしさだけは日本一になろう

佐藤さんは「技術は未熟でも良い。その代わり心の持ち方と体力で補い、心技体のバランスを取る。」とおっしゃっています。

高校生の頃の体力など微塵もない私に残されたのは「心」のみです。

「心」すらも揺らいでしまう時もありますが、
「私らしさだけは日本一になろう!」という言葉を思い出すようにします。

私らしさは誰も抜かさないし、誰にも抜かされない気がして生き生きと歩いていけそうな響きがあります。

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