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もうすぐ春

甘い甘い、冬が過ぎている。
カカオ75%な毎日が、嘘みたいに感じられる。
君と居れば。

春、永遠の恋に落ちた。
虹もない真っ暗な夜だった。
盛んな商店街は夢のような街で
君は僕を待っていた。
僕はもっと君を待っていた。

君が後ろから僕を抱いた。
感覚は忘れられず、今日も胸元で響く。
もし僕がロックスターなら
大それたオーケストラと
シンプルなベースラインで
この瞬間を歌うだろうと思った。

夏、君とロックスターの音楽に出会った。
何気ない日常の一ページになった。
こんなに、並外れた一日が。
夏は暑い。冷たい視線が沁みる。
君が僕を大衆の中から手を引き守る時、
僕は愛とは何かを知った。

クリスマスの風が吹く。
新しいネックレスが胸に輝く。
君からのプレゼント。
僕からのプレゼントは
ワーキングな君の胸元に輝こうか。
それとも燃えようか。
灰にならない燃えるはきっと存在したい。

僕の住む街には4つの季節が存在する。
君とその4つを駆けていく。

でももうすぐ、5つ目の季節が来る。

君との春はきっと新鮮だ。

愛とは、何度も巡る日々、そして季節が
何度も特別に
なんとも平凡に
感じられることではないだろうか。

君と迎える春はきっとたからもの。
もうすぐ春。

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