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「一緒に働きたい人」との対話の仕方

例えば面接や、お客様などと話をしている時に「一緒にこの人と働きたい」と言う状況になったとします。そして、あなたが誰と働くのかを選べる状況だとします。
そんな時に、どのように話をすべきなのでしょうか?

まずこのような状況では、相手が望んでいることを理解しなければ何も始まりません。例えば相手はいろいろとライフスタイルが変化した結果、「リモートで働ける」ということを非常に望んでいる、と言う場合のことを考えましょう。

この場合、相手が何を望んでいるのかを全く理解せずに、

「とにかくお給料は高く出せます」や、
「将来大きな会社にしていくので、あなたとやりたいんです」

と言ったとします。

しかしこれは相手の方が望まれている事とずれてしまっています。なのでこの状況からでは、最終的には「一緒に働きましょう」と握手できる状態にはなりません。

ではどうすれば良いのか。
相手と自分では、それぞれ望んでいること、何を大事にしているのかはそれぞれ違います。なので本当に望んでいることを相手に自己開示してもらい、それを理解したうえでオファーを出すことが重要です。

例えば相手の方がリモートで自由に働けることを重視しているとします。
働く環境が変わって、寿退社をして、お子さんが生まれて、ライフスタイルが変わったのかもしれません。そのような状況下で「リモートで働く」ことを望まれているのだとしたら、あなたもまず共感を示すべきです。

その上で「リモートで働けると言う間もありますし、リモートで働きながらマネージャーになると言う機会もあるし、場所にとらわれずに働く機会があります」ということを、相手が望んでいることを理解した上で話をします。

そのようにすると、相手の方にはこの人と働いてみたい、と言う感情が生じます。相手の方は「自分のことを理解してくれた上で、そのような条件を出してくれているんだ」と考えるからです。

このような対話を積み重ねると、自然と一緒に働ける機会は広がっていくのです。まず相手の望んでいることをしっかり理解した上で話をしてみましょう。






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