2018.05.18東京都南千住

ふと扉を開けてしまったのかもしれないな。有名なミュージシャンが63歳で他界した。私は、今年40歳になる。「あ〜あと23年か」これまでの40年とこれからの20年、これからの20年はあっという間に流れるだろうことは、ここ最近の経験からわかる。いつのまにか子供は10代になり、動物としての完成形に近付きつつある。この間は、水泳の25mクロールで負けてしまった。自分は既に動物的に下降に入っている。そう実感せざるを得なかった。

あと20年で何をするのか?
point of no return
前に働いていた精神科医から聞いた言葉だ。
今思い出した。
飛行機が引き返せない地点をいうのだそうだ。
20代前半で聞いたこの言葉。
今はリアリティがあるように感じる。

何ができるだろう?
確かに肉体的には下降が始まった。
いつ何時、身体に異変が起きてもおかしくないことも確かだ。しかし、平均的に人生は80年続く。どう考えればいいのだろうか。

39歳、ふと開けてしまった扉、「丁寧に」とか「着実に」とか色々予防線を張り巡らしたくなる。だけど、それは意味があるのか?ともおもう。やりたいように、やりたいことから、やってみるしかない。ありきたりな言葉を思い浮かべて見ても、頭の中の靄は晴れない。この靄を抜けて不惑に到達できるのだろうか?ここでもまた、「あがく」ことがポイントなのか。

わからないな。
なんだろうただ脳みそは彷徨っている。

霧雨が舞いだした。夕涼みにはまだ肌寒いな。

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