4～5人でいると、居心地が悪い。
会話に入れない感じがする。
人数のせいなのか、話題のせいなのか、雰囲気か。

でも、舞台俳優やミュージシャンのファンだったころ（10年以上前）、
ファンで集まって、話をするのは楽しかった。
自分も会話に参加できる状況（興味のある内容）だったら、
楽しいんだと思う。

職場や習い事の集団は、苦手なことが多い。
誰かが話をしている中、
私も会話に取り残されないように、
「へえ～」「そうなんですか！」「なるほど～」と
相槌を打っている。
そんな自分がなぜか気持ち悪い。
正直「この話、いつまで続くんだろう？」と思う。楽しくない。

高校生の頃のことを思い出した。
転入生に
「あまり喋らないね。おとなしいんだね。」と言われて
ショックだったこと。

私は中学生まで無口で、
クラスメイトに、からかわれていたので、
無口なこと＝悪いことだと思っていた。
高校生になって、私を知る人が少なくなったことをきっかけに
喋る努力を始めた。

クラスメイトと話をしても、
「無口で変な子」と思われないように、
頑張って相槌を打ったり、言葉を出したりしていたのだ。

それなのに、転入生に
「あまり喋らないね。おとなしいんだね。」と
言われてしまい、
「やっぱり自分は、まだまだ普通の子にはなれないダメな子なんだ」と
思ってしまった。

大人になった今も、そうやって
「あまり喋らないね。おとなしいんだね。」と言われないよう
頑張って相槌を打っているんだなと気づいた。

でも、あまり喋らない方が自分としては楽なので、
「寡黙だ」と言われることはある。
そういう評価をされた時には、毎回落ち込んでいる。