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現役音大生が企画「花言葉と音楽」のコンサート

夏休みも終わり、秋の気配が少しずつ近づいてきました。
昭和音楽大学アートマネジメントコース企画制作室では、10月と11月に公演を控えています。その時が迫っていることに、「やっと実現するんだ」という高揚感と「上手くいくだろうか…」という焦りも感じつつ、学生一丸となって制作に取り組んでいます。

ここでは、そんな私たちの自主企画公演について、制作を通して学生が感じた思いを綴ったコラムや、公演をより知ってもらうためのインタビューなどを掲載していきます。

今回は、10月31日(火)に行われる「花言葉の旋律~木管五重奏で紡ぐ想い~」の企画者である友田薫さんのインタビューです。

ーまずは自己紹介をお願いします
こんにちは!「花言葉の旋律」を企画しました、友田薫です。
中高のオーケストラ部ではオーボエを吹いていました。そこで木管五重奏を演奏していた経験がこの企画にも活かされています。

ー自身の企画が実現することについて、率直な感想は?
本当に驚きでした。
私の学年は、好きな音楽や自分の軸を強く持っている人が多いので、出てくる企画に十人十色の魅力があるなと思っていました。だからこそ、そんな人たちが出した30もの企画の中から自身の企画が選ばれた時、喜び以上にその責任の重さを感じました。
この企画は昨年から考えていたもので、時間をかけてプログラムを練り直しました。花言葉を先に考えるのか、音楽を先に考えるのか、プログラム全体を通したらどうなるか?など、頭をひねりつづけていました。最終的には納得のいく形になり良かったです。

ー「花言葉の旋律」とはどのような公演ですか?
本公演では1つ1つの花がもつ花言葉を木管五重奏の穏やかなハーモニーを通してお届けします。MCでは花言葉の由来やそのストーリーについてのお話もあるので、聴き馴染みのある曲でもいつもとは違う感じ方で楽しむことができます。
花言葉も音楽も、人が言葉では表しきれない想いを伝えるものです。この公演に込めた想いを通して、皆様の日常生活がより豊かなになるきっかけになればと思っています。

ーこの公演のどんなところに注目してほしいですか?
一つは、木管五重奏の演奏です。
木管五重奏の魅力は、それぞれの楽器の良さが十二分に引き出されるところにあります。木管楽器を知らない方でも、その音を聞くだけで聴く人の脳の奥底にまで響き渡る音色を楽しむことができると思います。
二つ目は、プログラムの曲目です。
今回第1部はクラシックステージ、第2部はポップスステージとなっています。さらに、選んだ楽曲はどれもポピュラーな名曲たちなので、クラシックをあまり聞かない方でも、ポップスを聴かない方でも、どなたでも気軽に楽しんでいただけます。そして、コンサートに足を運ぶことが少ない、という方でも花言葉に興味があれば、花言葉から音楽の世界へ広がっていく瞬間を楽しんでいただけます。

ー最後にみなさまへ
この公演は花言葉と音楽を掛け合わせるという斬新な視点で音楽を楽しめる公演となっています。
素敵な花言葉と木管五重奏の暖かい響きに囲まれた、癒しの時間をぜひ体感してみませんか?

(左)企画者の友田薫 (右)大学内でのチケット販売の様子

【公演概要】

『花言葉の旋律~木管五重奏で紡ぐ想い~』
〈日時〉2023年10月31日(火)開場18:00 / 開演18:30
〈会場〉昭和音楽大学 南校舎5階 ユリホール
〈出演者〉Ensemble Serena:中村優花(Fl)/上遠野瑞季(Ob)/古越恵美(Hr)/安藤絵理(Cl)/殿村和也(Fg)、河野有香(Pf)、丸尾有香(MC)
〈チケット料金〉一般:2,000円/ゆりフレンズ:1,800円/学生:1,000円(全席指定・税込※未就学児入場不可)

チケット購入
〇インターネット受付
昭和音楽大学チケットセンター
https://www.tosei-showa-music.ac.jp/concert/ticket.html

〇電話受付
昭和音楽大学アートマネジメントコース企画制作室
TEL:044―959―5121 平日10:00~17:00(土日祝を除く)

公式SNS】
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