昭和音楽大学 アートマネジメントコース 企画制作室

アートマネジメントコース28期生 | 学生が企画・制作・運営を行う”自主企画公演”につ…

昭和音楽大学 アートマネジメントコース 企画制作室

アートマネジメントコース28期生 | 学生が企画・制作・運営を行う”自主企画公演”についてのコラムを投稿しています。🕊 |2024年5月3日(金・祝)『時代を巡る3種の鍵盤〜あなたの知らない変遷がここに〜』チケット販売中!🎹

最近の記事

驚きの海外生活「20時まで練習しても外が明るい...!?」【尾崎有飛さんインタビューVol.2】

第1回に引き続き、尾崎有飛先生のインタビューをお届けします! 第2回では、留学時代のお話や印象に残ったコンサート、そして5/3『時代を巡る3種の鍵盤』への意気込みなどをお伺いしました! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1日練習詰めみたいな感じではなかったですね。時間よりも効率重視で練習したかったので。 ドイツだと日本みたいに何時間でも弾けるっていう環境じゃないんですよ。例えば練習室はこの学校のようにたくさんあるわけではないし、防音

    • ピアノをお肉で例えると…!?【尾崎有飛さんインタビューVol.1】

      本日は、前回の平井千絵さんに続き、5/3『時代を巡る3種の鍵盤』にてモダンピアノを演奏する、本学講師である尾崎有飛先生のインタビューをお届けします! 第1弾では、今回の企画について、そして今回使用するイタリアの最高級ピアノ「ファツィオリ」についてお話ししていただきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー よろしくお願いします。 家に親のアップライトピアノがあったからですね。母親のもので、弾いていたというほどではないですけど、ほと

      • 演奏家のプライベートって…?【出演者インタビューVol.3】フォルテピアノ奏者 平井千絵さん

        本日は『時代を巡る3種の鍵盤』にご出演いただくフォルテピアノ奏者の平井千絵さんへのインタビュー第3弾をお届けします! …最近ではないのですが、ちょうど1年くらい前でしょうか。フランスのピアニストであるアンヌ・ケフェレックさんが日本にいらして、埼玉でのリサイタルを聴いたのですが、素晴らしかったです。気品があって、ひとつ芯があるような…。演奏解釈も、彼女自身が磨きあげた考えがあって。それがね、排他的でなく温かいんですよね。本当に感激しました。 あとはそうですね、アマチュアの

        • 【出演者インタビューVol.2】フォルテピアノ奏者 平井千絵さん~演奏曲への想い~

          引き続き、『時代を巡る3種の鍵盤』にご出演いただくフォルテピアノ奏者の平井千絵さんのインタビューをお届けします。第2弾は、今回演奏していただく楽曲について、どのような部分に魅力があるのか、演奏者ならではのイマジネーションも感じられるお話を伺いました! 「月光」ソナタに関しては、第1楽章の冒頭に「最初から最後まで、現代のピアノ奏法でいう右の足のダンパーペダルを踏みっぱなしにして弾いてください」との指示が書かれています。モダンピアノではやりにくい奏法で、特に小さいお部屋で1楽章

        驚きの海外生活「20時まで練習しても外が明るい...!?」【尾崎有飛さんインタビューVol.2】

          【出演者インタビューVol.1】フォルテピアノ奏者 平井千絵さん~運命の出会い~

          『時代を巡る3種の鍵盤』にご出演いただく、フォルテピアノ奏者の平井千絵さん。5月3日の公演に先駆けて、楽器や楽曲についてはもちろん、プライベートなことについてもお話を伺いました。 第1弾は、平井さんとフォルテピアノとの出会いと、今回ご使用いただく楽器についてお届けいたします! よろしくお願いします。 皆さん丁寧に接してくださって「平井さま」と呼んでくださるんですけど、「平井さん」と呼んでもらえると嬉しいですね。ぜひ今日も「平井さん」と呼んでください! 私の場合、音楽高校で

          【出演者インタビューVol.1】フォルテピアノ奏者 平井千絵さん~運命の出会い~

          【前代未聞の演奏会!?】鍵盤楽器の虜になった企画者が語る。

          こんにちは! 2024年5月3日(金・祝)に開催する「時代を巡る3種の鍵盤〜あなたの知らない変遷がここに〜」を企画いたしました、昭和音楽大学アートマネジメントコースの澤田歩佳(さわだあゆか)です。 私は新潟県新潟市出身で、美味しいお米と冬の雪の中で育ちました。 今は花粉症と闘いながら、常に箱ティッシュと目薬を手放せない毎日を送っており、織田裕二のごとく、目薬をさしております。(辛い…。) さて、ここからは今回企画した公演についてのきっかけや、奔走した出来事、そし

          【前代未聞の演奏会!?】鍵盤楽器の虜になった企画者が語る。

          はじめてのラジオ!-かわさきFM行ってきた-

          本日11/24(金)にアートマネジメントコース3年生がかわさきFMに出演しました! 3年生から、沖縄生まれ静岡育ちの渡邉史緒と小中高大ずっーと川崎の萩原梨歩の2名が出演しました! 今回はラジオにて学生がお話させていただいた内容や、さらには放送内で語りきれなかった部分まで載せていきます。 アートマネジメントコースとは?  将来、舞台芸術のプロデュースを目指す人たちが集まるコースです。学内の演奏会でレセプショニストの実習をしたり、今回ご紹介させていただいたような公演を企画制作

          はじめてのラジオ!-かわさきFM行ってきた-

          「絵を描きながら、算数をする」

          11/30(木)に開催する『夜奏のアトリエ~カルテットで奏でるゴッホの光彩~』 今回は、会計・マーケティングを担当している森照覚が“会計”の仕事にフォ-カスをあててお話しします。 会計の大きな仕事と言えば「予算管理」です。 演奏会を制作するうえで、企画者が持つ「こんなことをしたい」「素晴らしい音楽を届けたい」という熱い思いを実現できるように、会計としてどのくらい予算がかかるのかを考えます。 出演者の人数や、チラシの部数、その他の経費によっても予算は大きく変動し、チケット価

          広報という仕事を通して...学生の奮闘記

          みなさん初めまして! アートマネジメントコース3年の萩原です。 私は現在自主企画公演で広報を担当しています。 本日は広報の仕事についてご紹介します! どんなことをしてるのか?どんな思いで取り組んでいるのか?赤裸々に語っていきます! 広報では主に ・チラシの配布 ・メディア掲載の営業 ・SNSでの宣伝 などを行っています。 チラシ作成の前にはタイトル、キャッチコピーを考えました。 公演内容から連想される言葉を、みんなでホワイトボードにどんどん書いていきました。みんなノリノ

          広報という仕事を通して...学生の奮闘記

          最後の1ピースをはめるまで...花言葉の旋律の企画者が語る心の内

          段々とさわやかな秋の風が吹く季節となってきました。 思い返せば4か月前、立案した企画が一次選考を通過したと先生より連絡をいただいてからより多くの方に公演に関心を持っていただくにはと試行錯誤を重ね、周りから言われて初めて気づく企画の魅力にもより磨きをかけ続けてきました。 本日は「花言葉の旋律〜木管五重奏で紡ぐ想い〜」企画者である私、友田薫が、公演直前の心境を語ります。 人前に立つことをできる限り避けてきた私にとって、企画制作演習という授業で頭の中で描いたことを人前に立ち、言

          最後の1ピースをはめるまで...花言葉の旋律の企画者が語る心の内

          日本での挑戦

          日本の音楽、アニメ、映画などの芸術作品が大好き。 そんな想いが、私を突き動かしました。 私は、姜懿原(ショウ イゲン)です。 中国からの留学生で、高校卒業後に来日しました。 私は、日本の作品が大好きで、たくさんの作品に触れてきました。 素晴らしい作品をもっと多くの人に知ってもらいたい!それを伝えられるような面白い企画を作りたい!と強く思い、昭和音楽大学でアートマネジメントを学ぶことを決意しました。 私は、今回の企画制作演習で「会計・マーケティング」として仕事をしています

          「照らし出された私の情熱」 Vol.3

          みなさんこんにちは!アートマネジメントコース企画制作室、広報担当の萩原です。 前回に引き続き、「夜奏のアトリエ〜カルテットで奏でるゴッホの光彩〜」の企画者である渡邉史緒へのインタビューを掲載します。 今回はついに最終回!!公演内容や見どころ、公演タイトル決定の裏側がわかるかも!? お楽しみください! 今回の公演、第1部は「アマチュアリズム」、第2部は「プロフェッショナリズム」という構成になっています。第1部で「アマチュアリズム」についてのお話をされるそうですが、こういう経験

          「照らし出された私の情熱」 Vol.2

          みなさん、こんにちは!アートマネジメントコース企画制作室、広報担当の萩原です。 前回に引き続き、「夜奏のアトリエ〜カルテットで奏でるゴッホの光彩〜」の企画者である渡邉史緒へのインタビューを掲載します。今回はゴッホとの出会い、夜の風景画を選んだ理由について深掘りしていきます! ゴッホとの出会いについて、詳しくお聞かせください。美術展はよく行かれるんですか? 月に一度は美術展に通っています。最近では、「マティス展」や「テート美術館展 光-ターナー、印象派から現代へ」に行きまし

          「照らし出された私の情熱」 Vol.1

          みなさんこんにちは!アートマネジメントコース企画制作室、広報担当の萩原です。 これから3回にわたり、2023年度自主企画公演vol.3「夜奏のアトリエ~カルテットで奏でるゴッホの光彩~」の企画者である渡邉史緒のインタビューを掲載します! 今回は第1回目として、この企画が生まれたきっかけ、彼女が弦楽四重奏を選んだ理由に迫っていきます! まずは自己紹介をお願いします はじめまして!アートマネジメントコース3年の渡邉史緒です。(史緒と書いてふみをと読みます!「を」です!) 生ま

          現役音大生が企画「花言葉と音楽」のコンサート

          夏休みも終わり、秋の気配が少しずつ近づいてきました。 昭和音楽大学アートマネジメントコース企画制作室では、10月と11月に公演を控えています。その時が迫っていることに、「やっと実現するんだ」という高揚感と「上手くいくだろうか…」という焦りも感じつつ、学生一丸となって制作に取り組んでいます。 ここでは、そんな私たちの自主企画公演について、制作を通して学生が感じた思いを綴ったコラムや、公演をより知ってもらうためのインタビューなどを掲載していきます。 今回は、10月31日(火)

          現役音大生が企画「花言葉と音楽」のコンサート

          「王道か、マニアックか。」

          白か黒か、光か闇か、過去か未来か…。 対義語が共存するはずも無い中で、駒野先生は「王道」、池田先生は「教科書」と言い、二人を支えるバンドメンバーは「マニアック」と形容する今回のジャズ・ライヴ。そんな多彩な魅力を兼ね備えた公演が、昭和音楽大学でアートマネジメントを学ぶ学生が企画制作したジャズ・ライヴ『TROMBONE FOR TWO ~Jay&Kai トリビュート~』です。4月21日(金)にメンバー全員が揃いはじめてのリハーサルが行われましたので、その模様をアートマネジメントコ