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【前編】なんと、古典ミステリの名作も無料で読める📚クリスティ、クイーン、ヴァン・ダインなどなど

ヴァン・ダインだけフルネーム(といってもペンネームですが)なのは、「ダイン」だけだとなじみがない(通じない)と思われるため。

最近よく推している Kindle Unlimited ですが、このサービスはホントにホントに「古典」を読みきれないほど無料で(サービス加入が前提)提供してくれていて感謝です。

わたしの場合、Kindle Unlimited では、実用書(健康とかノウハウとか、ライフハック的なものなんかも)、哲学(東洋、西洋)、古典文学(シェイクスピア等)を選んでいて

それ以外のもっと趣味的なものは書店で渉猟してっていう感じです。

前者はわりとオマケ的な読み方で(無料、読み放題感覚なので「お得」っていう)、後者は思い切り趣味、純粋に「好き」「読みたい」「気になる」です。

毎朝のジョギング後の長めの(「の」が3つも続いてしまった)入浴時に Kindle paperwhite で Unlimited のものは読んでますが、おかげでこの時間だけでも毎日90分以上は読めるのでありがたい生活習慣になってます。

Kindle Paperwhite を手に入れて、この生活習慣になったばかりの頃は、せっかく無料(読み放題)なんだから、ふだんなら自分では手にとらないような本を選ぼう、そしてそれはより「実用」に向いているものにしよう

なんて意識してたんですが、最近はそんな変な気負いというか意識も消え、やっぱり純粋に「読みたい」「知りたい」「気になる」「深めたい」ったいうものが起点となって選んでます。

実用書ってじつは、皮肉にも真逆なこともあるんです。

とくに健康関係とかね。

余白が足りないんでここでは触れませんが。

けっきょく、アルケミストなんですよ。

無駄に思えるような過程、経験こそに意味、本質があるっていう。

メーテルリンクの青い鳥、花の子ルンルンといってもいい。

最初からそこに(そばに)あった。

だけど、それ(その存在)に気づくには、一見、無意味、無駄、ときに無謀とも思える過程(冒険)を経ないと

っていう。

このへんも「神話」の定型なのかなと。

んー、枕でここまで引っ張ってしまいました。

タイトルの「無料で読める古典ミステリ」については後編にて。

今はクリスティの『アクロイド殺し』の再読を楽しんでます。

わたしにとっての古典ミステリ作家はタイトルにあるように、クリスティ、クイーン、ヴァン・ダインなんですが

あらためてクリスティの巧さには舌を巻くというか、脱帽です。

クイーンも素晴らしいのですが、クリスティはのっけからすぐに、するっと作品世界に招き入れてくれる技巧がほんとに巧み。

クイーンは、冒頭は若干気をもむ感じがあるんですが、いったんギアがセカンド以降に入るとドンドンと加速していく感じ。

ここ10年以上はとくにミステリを選んで読んでませんが、この機会(無料で読めるので)に過去の読書体験をなぞったりしながらという感じです。

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