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己の欲求のベクトルを知ると、少し楽になる

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体調やテンションの関係で創作(note以外の、ファンアートや二次創作類)が最近手付かずで、やりたい事がやれてなーい! 感のあるこの頃。ゲームを遊んだり小説を読んだりのインプットはしているんですが、それだけで満足できない私はやはり作品を作るアウトプットが好きなんだな、子供の頃からずっとやってるもんねと再認識。

でも、noteだって日記・エッセイを書いて皆さんにスキをいただいたり、やってることは趣味二次創作活動と同じのはず。私自身の中で、noteと二次創作の間に明確に線引きがあるのは何でなんだろう、と思い立ったのです。

以前ここでnoteいいわー、メンタル救われるわー、と書いているのにです。
自分一人では結論が迷走しそうだったので、同様に二次創作活動の経験がある旦那に話を聞いてもらいながら、考えをブラッシュアップすることにしました。


旦那と私は二次創作活動(具体的にはコミックマーケット)を介して出会っていますが、創作に対しての価値観はぴったり合致しているわけではありません。
今は自ら創作することはしない旦那ですが、私が創作をする事を肯定的に捉えてくれており、互いの意見が違った時も「何故、どうしてそう感じたのか」を丁寧に聞き取って分析してくれるので助かっています。

その結果、私は以下のようなポイントにこだわって創作をしているのだ、と分かりました。

1.自分で考えた作品を(自分の理想の)百パーセントに近い水準で完成させたい
2.作品を作る時、出来るだけテンション高く気持ちよく書けている体感が欲しい
3.後から作品を見返して、自分で面白いと思える信頼感があるとなお良い
4.作品を完成させ、サイトやSNSに投稿する充実感を得たい
5.読者から、共感した等作品への感想をもらえるともっと嬉しい

上記五項目、優先度合いが高いものから数字を振っています。1.2.3.は私の中の必須項目で、4.5.はあったら嬉しいくらい。
創作活動や作品に対しての優先度はクリエイターによって千差万別で、5が最優先の人ももちろんいるでしょうし、それ以外の目的を持つ方もいます。
ジャンルの中で超有名大手サークルになりたいとか、「あの記事がバズった〇〇さんですか!」って言われたい、とか。

上記にない項目を挙げるなら、

6.創作活動をしている私自身を褒めて欲しい
7.創作活動の内容に関わらず、周囲に私を認めて愛して欲しい(6よりももっと強い度合いで)

などもありえます。
6.7.が5までの違うのは、「作品を褒める」ではなく「書いた本人を肯定し愛情を向ける」というベクトルの違いです。この違いを作者本人と読者側が把握していないと、トラブルの元になったりするんですよね。

実際に私が出会った人で6.7.目的で創作をしている人もいました。
これまでにあまり多くの人と交流をしてこなかったそうで、「作品を褒められる=自分が愛されている」と受け取ってしまったのでしょう。周囲から評価が得られなくなった時にその人は暴れだし、ジャンルの友人にケンカをふっかけて誰からも相手にされなくなってしまいました。

読者側にも読んだ作品や作者を評価する自由、しない自由があります。
「悪い所なんか指摘しないでほしい、とにかく褒めてほしい」と願うのは自由です。けれどそれができるのは友人ではなく、信者、と言うべきなんじゃないかなと思った出来事でした。


話を戻しまして。
褒める行為自体、自分自身で褒めるのと他人に褒めてもらうのとがあります。両者に良し悪しの上下はなく、どちらを主体にするか、また両方を望むことも自由です。
承認欲求ベクトルは細分化すると本当にキリがないんですが、「つくるのたーのしー!」の気持ちだけで立ち行かなくなった時に、作る行為の理由を丁寧に探り、自分の中に落とし込んでいく方がいいんだろうな、と感じます。

旦那との会話によるブラッシュアップの結果、私のnote活動のベクトルは

1.一年間連続で更新できるかを試してみる(体調が悪い日は無理に記事を書かない)
2.続けて書くことができたら、自分を褒める材料にする
3.これまでにあった出来事の中で、忘れたくないことを書きとどめる場所にする

でした。スキがいただければもちろん嬉しいですが、二次創作に比べ、作品のクオリティを褒められたい等の感情はほとんど入っていません。
日記・エッセイは「好きな作品を媒体として経由する二次創作」に比べ、沢村脩本人の行動や価値観が色濃く出ます。イコール、スキがもらえることが沢村本人(の性格とか、人となりとか)への肯定に近い意味合いを持ちますが、私自身はそこを重視していないんですよね。

ツイッターの方も、沢村本人に興味があってフォローしてくれた人より、私がリツイートするツイートが面白いから、な方が多数です。書いたnote記事を紹介しても、ビューは上がりません。
そりゃそうだ、面白いこと言える人間でもないもんな……と納得済み。

むしろ私自身を肯定されるよりも、書いた作品に対して「情景が目に浮かびました」「このキャラなら、こういう言い方するだろうなって思う! わかるわー!」といった感想がもらえるほうが、ずっと嬉しいのです。
そして過去に作った作品を読み返して「おお、けっこう面白いもの書けてるじゃん。また次も何か書けたらいいな」と思うサイクルが、私の理想だったのでした。

この線引きのおかげで、ビューは伸びずとも気を病むことなく、スキに対して自分で納得のいく捉え方が出来ています。おすすめにも載らないし仕事もこないけど、以前より悪い文章のクセにも気づけるようになりました。

見る人によっては「自己愛乙w」と言われるナルシストぶりかもしれません。
でも、これで私の人生はめちゃくちゃ潤っているし、noteもやってみようかなーと考えるきっかけにも繋がった。好きなジャンルがあるのも幸せなことです。

持っている欲求が満たされたら、私はどうなるだろう。何かが変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。「やったー!」と思うかもしれないし、逆に失望するかもしれない。
自分の嗜好や思考のクセを掴んでおく方が、次のステップにも向かいやすいはず。沢村は最初から、noteと自分自身に過度な期待をしてなかったのが良かったみたいです。

あなたの作るベクトルは、どこに向いていますか。
意欲の先がより楽しそうな方向に向いていれば、何よりです。

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