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優しさが強さだと言われる理由

最近美輪明宏さんの動画を見ていて、正しい男の選び方というのがあった。正解は「優しい人」なのだそう。でも、究極そこに尽きるよなと思う、本当に。

みんな優しい人のことを少し勘違いしているのでは?と思うことがある。優しい人は寛容で、あまり物事を気にしない性格なのだと。でも私は優しさの裏には必ず痛みが伴っているのだと思う。

人は痛みを知らないと、優しくなれない。

痛みと苦しみに向き合ってきた人、の方が正しいかも。
本当は心の奥では納得いかなくて怒りたくなることもあるだろうし、人を恨みたくなることもあると思う。でも、その怒りや悲しみを自分で認識して受け入れてあげることができるから優しくいられるのだと思う。痛みや苦しみから目を背けていたら、きっと他人に攻撃するような人になってしまう。

みんな人間だから、色々な感情を持つことは当たり前。でも、だからこそ、いつだって見返りを求めずにあなたのことを思って優しく接してくれる人がいるのであれば、本当に大切にしてほしい。

それが家族であれ、恋人であれ、友人であれ。

もしその優しさにあなたが感謝できなくなった時、多分その人はあなたの元から予告もなく消える。

たとえほんの小さなことでも、感謝することで毎日は溢れている。

私は起きた後と眠る前に必ずお祈りをしている。それは日々感謝することを忘れないようにするためでもある。朝ベッドで目を覚ますことができること、安心して眠りにつけることは毎日感謝している。感謝は慣れるべきではないし、すればするほど幸せを感じることができる最高の自分へのご褒美。

「優しい人」と聞いて最初に思い浮かんだ人に、今までで一番辛かったことを聞いてみるといい。きっとそこにその人の優しさの理由があるはず。

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