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適応障害の症状やらなんやら

どうも、絵が描けないチャラ―です。
突然ですが、適応障害って聞いたことありますか。
最近では馴染みのある言葉になっているのかもしれません。
ある病院のサイトには

適応障害は、ある特定の状況や出来事(転勤、配転、新しい人間関係など)が、その人にとっての主観的な苦悩(とてもつらく耐えがたい感じ)を生み、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。

池澤クリニック

と書いてあります。
私もこの適応障害になった1人でして、適応障害に苦しんでいる方にぜひ読んでいただきたいです。
そして、少しでも元気になってくれたら、それ以上に私の望むものはありません。


適応障害、発症

今から遡ること4か月前。
その時は、予想する間もなくやってきました。
カフェでコーヒーを飲んでいると、突然涙が出てきたのです。
そんなことは初めてでした。
その時のことを思い返してみると、仕事がしんどく感じていて、なんとなくうつ病なのかな~とネットで調べていました。
すると、自分にけっこう当てはまるではありませんか…。
正直まさか自分が…とは思いました。
しかしそう思ったときには涙が止まりませんでした。
気が付いたら涙が出ていたという状況ですね。

その後は、「無気力」。
この言葉が最もしっくりきます。
何も考えられない、考えたくない。
考えようとしても頭がそれを許さない感覚です。
そんなボーっとした状況の中(その日は日曜日でした)、「明日仕事…、いやでもこれ絶対行けないわ。」と思い、ひとまず母に電話することにしました。
苦しかったのか何なのか分かりませんが、泣いていた記憶があります。
冷静な母から会社の人に連絡すると良いと言われ、言われるがままに連絡。

休むと決めた後も、ボーっとする感覚は続き、生きている心地がしませんでした。
1人暮らしだったので、ただただ孤独にボーっとする。
幸い電話をしてくれる知人がいたので、ボーっとするだけでは終わらず、それは良かったかもしれません。
ただ笑うこともできない。
目を開けているのもなんだか重い。
うつ病の人の特徴で、「感情の乏しい表情」というものがありますが、それがとても良く分かります。
自分の意思ではどうにもできないのです。

まさに「ブラックアウト」、、、「停電」。

私はこの何も考えられない状態を「ブラックアウト」と呼んでいます。
(正式な医学用語では、他の意味があるらしいですが笑)
ブラックアウトがとてもしっくり来ていまして、というのも、「停電」したような感覚になるのです。
まるで体中に流れていた電気が突然止まったかのような。
全く頭が反応しなくなるのです。
何も考えられない。
そして、無表情。
生きた心地がしません。
視界はというと、色はついているのですが、なんだかぼんやりしている。
そんな感じで、仕事なんて絶対にできません。

あ、それとすべてがどうでもよくなります。
それまでは「あれをしないといけない。これもしないといけない。」と考えるのですが、私の場合は涙が突然出てきた直後からすべてがどうでもよくなりました。
仕事?どうでもいいわ、、、という具合に。
そんな風に何もかもが嫌になって無気力になる。
脳が破裂するみたいな感じですかね。
一定のキャパシティーを超えると、脳も耐え切れなくなって、停止するといったところでしょうか。
まあほんとにボーっとするわけです。

初めて心療内科に

仕事はできないからしょうがないけど、どうしたものかと思っていると、とりあえず病院に行った方が良いということに。
そこから4日後、ようやく心療内科に行きます(人気のある病院はなかなかすぐに予約できません。そして病院に行くのが怖い、嫌だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、絶対に行った方が良いです。診断書をもらうためというのもありますが、やっぱり行くと安心できます)。
私が行ったところが当たりだったのか、とても気さくで優しい先生でした。
その先生に直近の状況と、涙が出てからの一部始終を話し終えると、先生は優しく「辛かったですね。」と言ってくれたような気がします(あまりそのあたりのことは覚えていませんが笑)。
あまり強くない薬を処方され、病院を後にしました。

その後の私は幾分か気持ちが楽になったのを覚えています。
やっぱり話を聞いてもらえること、そしてそれが専門家であるほど効果は大きいのかもしれません。
私見ではありますが、心療内科の先生はとても大事だと思いました。
あそこできついことを言われていたらさらにメンタルがさらにやられていたと思うので。
口コミ等で入念にチェックしてから診察にかかることをオススメします。
1度行ってみて「合わないな」と思ったら変えてみてもいいかもしれませんね。

晴れて復職。が、しかし、、、

そして、仕事を離れて、通院してという日々を送って早3か月。
ようやく元の生活を送ることができ、「復職」の診断書をいただきました。
(正直症状としては、突然の大号泣から1か月後くらいからはだいぶ体調は戻りつつありました。ただやっぱり仕事に対する怯えが消えなかったので、3か月まで経過観察していただきました。)
その後はというと、元の職場に戻ることは難しかったので、元の仕事に復職せず、退職することとなりました。
それから転職活動。

さらに1か月過ぎ今日。
つい数日前に同じような症状がまた出てしまいました。
また涙が出てきて、頭がボーっとしたのです。
そう、ブラックアウトが再び起こったのです。
「またか」と思いました。
原因はもちろん仕事ではありません。
おそらく転職活動のストレスだと思います。
前回のブラックアウトよりも今回の方が軽いものではあったみたいで、思ったより早く調子は取り戻しましたが、転職活動はいったんストップすることにしました。

ブラックアウトは癖になるかも?

私は思いました。
ブラックアウトって癖になってしまうのかもしれないと。
もともとストレスに強い方ではないのですが、いろんな困難を乗り越えてきたつもりではありました。
そして、突然来たブラックアウト。
1度起こると、もしかするとその後はなりやすいのかもしれない。
なんでもそうですもんね。
自転車に乗るのも、一回乗れたらその後もずっと乗れるみたいな笑。
そんな感じでやっぱりトリガーは引かれやすくなってしまったのかもしれないなーと思います。

この精神状態とうまく付き合っていかないといけないのかもしれないですね。
でも思うわけです。
これからいろんなストレスがかかってくるだろうに。
その度にブラックアウトしていたら心が持たない。
特に仕事。
仕事のストレスはこれからどんどん大きくなってくると思うんです。
そんな中やっていけるのかと。
私はとても不安です。
そりゃ不安ですよ。
だってあのブラックアウトの状態になったら何も考えられないんですからね。

でも、もしかするとブラックアウトしないかもしれない。
あるいはブラックアウトを避けられるかもしれない。
メンタルケアも勉強しつつ、私は人よりも弱いんだという自覚を持って、自分を大切にして生きていきたいと思うのです。

適応障害になった人へ

私と同じく適応障害になった人へ。
とても辛いですよね。
そして、これからまた同じような症状に苦しむかもしれません。
それはまた辛いですよね。
でもあなたは一人じゃない。
私がいます。
それにまわりにもけっこういるはずです。
現代はストレス社会と言われます。
みんな言わないだけで、何かしらストレスを抱えていて、中には予備軍の人もいるはず。
そんな人がいることを喜んではいけないのだけれど、でも自分が楽になれるんだったらいいじゃないですか。
ちょっとくらい考えても。

適応障害はストレス要因から離れることで、ある程度は軽減されるものです。
私もそれを実感しています。
辛くなったら逃げていい。
もちろんなんでもかんでも逃げればいいってことではないですが、自分の心を犠牲にしてまで必要なことはないです。
心は見えない。

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ

星の王子さま

大切なものは目に見えません。
ちょっとずつで良い。
大切にしていきましょう。
こんな拙い文章を読んでくださったあなたに素晴らしい日々が訪れることを祈ります。

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