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#4. 6月25日(土) 世界初の絵本美術館へ ~練馬~

6月25日(土) 
「まだ6月だよね。。。。梅雨だよね。。」
外に出ると、
「あれ。。。季節が早まっているよ。。
お日様はテンション高いなぁ」と
感じるほどの日差し。

「家から出たくない。もう家にいればいいやん。」という思いと葛藤しながら、

「あの時の自分には戻りたくない。
気分転換を生活に取り入れねば。」と
灼熱の外の世界へ踏み出した。

今回は「いわさきちひろ美術館」へ

毎週、どこかに行くことを自らに課していると、どうやって過ごそうか考えるのに必死になる。
楽しみでルンルンというわけではなく、義務的に「どこか、行かないと。。。やばい」と。。。

美術館や展示会などを調べていると、
「いわさきちひろ美術館」を練馬に発見。

いわさきちひろ、、確か母親が好きだったな。
母の日なにも送ってないし、父の日も兼ねて、
美術館でなにかを購入し、送ろう。と練馬へ。

初めての西武鉄道

毎度のごとく、川崎駅で東海道線に乗り、
品川駅で、山手線に乗り換え、高田馬場駅へ。

あ、なんか聞いたことあるぞ、高田馬場。
駅の外に出てないけど、
散策したい気分になる雰囲気があった。

高田馬場で西武鉄道に乗り換え、上井草駅へ

初めての西武鉄道に乗った。
黄色の電車に乗ったが、椅子がJRに比べ、
ふかふかで座ったときに沈みすぎて驚いた。

また、
ドアが閉まるときに大きな音がするので、
年季が入っているのかなあなどと
ぼんやりしながら、上井草駅に到着。

世界初の絵本美術館 いわさきちひろ美術館。

上井草駅から、
「東京にものんびりした住宅街がある。。
落ち着く~」と思いながら進むと
住宅街の一角に、その美術館はあった。

受付で、料金を払い、
来場者カードに名前などを記入した。
その時に鉛筆を渡された。

なんで今時、鉛筆なのだろうと。。思ったが、
美術館をまわっていく中で気づいた。
そっか、いわさきちひろの絵は鉛筆で書かれているものが多いからか。と。

正直、私は母親が「いわさきちひろ」という人の絵が好きということしか知らなかった。
年齢やどんな人生を送られたのかなど、
なにも知らなかった。

かわいい子どもの絵が家に飾ってあった。
その子どもの絵しか知らなかった。

が、今回、訪れたことで、
「いわさきちひろ」という人の人生や作品を
少しばかり感じることができた。

戦争を経験されており、満州に行かれたり、
東京大空襲の被害に遭われたり、
大変な時代を生きていた方だった。

生い立ちや想いを知った後に、作品を見ると、
印象が、感じるものが変わった。

私の文章力や語彙力では
うまく伝えることはできないが、

率直に行ってよかった。と思えたし、
ファンになった。

美術館の中にショップがあり、
ハンカチとメモ用紙を購入。

ほかにもマスキングテープやクリアファイルなど
多くの商品があった。

マスキングテープを手に取り、
「かわいいなぁ。。。
でもマスキングテープってなんやろ。
養生テープみたいなもんかぁ。」と
空気感をぶち壊しにしそうなことを考えながら、
多くの商品に癒されていた。

プロに触れよう。

世の中には多くの作品があると思う。
プロの人が作るものから一般の人が作るものまで。
今の時代は簡単に見ることができる。
特にスマホで簡単に。

でも、その人の想いや生活されていた環境を
感じれるなら感じたほうが、
表面上で受け取っていた印象から
さらに深くプラスαで感じれるものが
あるのだと知った。

東京に来たからには、
「多くのプロに触れよう、感じよう」と
思っているが、今回、この美術館を訪れたことで、「プロに触れる」ということに
より積極的になろうと思えた。

今回は、たまたま母親が好きということで、
いわさきちひろ美術館を訪れたが、
過去に美術館に行った記憶はほとんどなく、
ましてや一人で来ることなんて
想像もしていなかった。

環境や意識が変わると、
そんなことも起こるのかなと感じた。

さて、来週、どうしようかしら。。。
外に出たくない自分と出たら面白いだろうなと思う自分との闘いが始まる。

終わり


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