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毎日コツコツ頑張れない人へ

こんにちはシュンです。

「毎日コツコツやることが大事」

なんの疑問も持たずにそう信じてきたけど、そもそもなぜ毎日やることが大事なのか、腑に落ちることがあったので今日は皆さんにそんな小話をしていきたいと思います。

1日きり100%の努力

普段は全然頑張れないけど、ここぞという時に頑張る人は結構いる。

「やればできる」

と自分で主張するタイプの人。

夏休みの宿題を答えだけ移して最終日に鬼のような作業をこなす人。

テスト前日に徹夜で詰め込んで挑む人。

もの凄いパワーと鍛冶場の馬鹿力を使って、真面目な人が毎日コツコツ取り組んできた事を1日で巻き返せる人です。

否、巻き返せると勘違いしちゃってる人。

毎日1%で100日間の努力

反対に毎日コツコツやるという人は少数派だ。

ちゃんと授業を聞いて宿題をこまめにやる人。

テスト勉強は毎日コツコツ計画を立ててやる人。

その方が成長できるとわかっているのかそうでないのか、とにかく毎日少しでも全身する人。

努力の総量は同じ

期間は違えど、一見どちらも100%の努力をしているように見える。

いや、しているにも関わらず、後者の方が確実に成長することは直感的に分かりやすい。

分かりやすく勉強の例えを出したが、これはあらゆる事に言える。

スポーツやトレーニングも同じように、1日で10,000回腹筋をする人より100日かけて1日100回の腹筋をする人の方が筋肉がつくだろう。

ここまで違いが見えやすくない例えで行くと、毎日10分その日自分の仕事で必要な勉強を100日間続けた人と、1日で1000分勉強した人とでは、何かしらの成果の違いが出てくるだろう。

しかし、これらの努力の総量は同じである。

じゃあなんでそんなにも差がつくのだろうか。

複利の力

投資などについて少しでも勉強したことがある方はご存知だと思うが、これには複利の考え方が応用できるからだ。

元あったの能力値が100だったとしよう。

1日で100%の努力をした人は、単純計算で200の能力を手に入れることになる。

1日で1%の努力をした人は101の能力を手に入れる。

しかし、後者の人間は2日目には101の1%の能力を手に入れることができる。

つまり2日目には102.01になる

3日目には102.01の1%を手に入れて、103.0301になる。
4日目は104.06
5日目は105.10
10日目110.46
15日目116.10
20日目122.02
30日目134.78
50日目164.46
100日目270.48

最終的に270の能力値になり、同じ努力量にも関わらずたったの100日で35%もの能力値の差が出てしまう。

これを1年間300日と考えると、300日目には1回で300%頑張った人の能力値が400なのに対して、毎日コツコツ頑張った人は1978と5倍近くの差が生まれてしまう。

毎日頑張ることの凄さはこの複利の力にこそある。

1発で成功する人はいない

世の中何かのきっかけで、大成功する人がいる。

いるように見える。それに妬みや嫉みを寄せる人は多くいるが、それまでの過程や文脈を一切見ようとしない。

毎日コツコツと積み上げてきたものが、何かのタイミングで可視化されただけだ。

まさに複利の力だ。

毎日は目に見えない1%にみたない進歩かもしれないが、気がつくと想像もしてなかったところまで進んでいってしまう。

それとは逆に、宝くじが当たって急にお金持ちになってしまった人が先の例の前者だ。

7割が自己破産してしまい、成功とは程遠いものになってしまう。

毎日積み上げてきたものがないから、何をどうしたらいいのかわからないのだ。

今まで「コツコツ努力するのが大切だ」と教わってきたし、そう思って生きていきたが、これは複利の力だった。

毎日1%成長しよう

このnoteを通して何が言いたいかというと

「毎日1%でいいから成長しよう」

ということだけだ。

僕はバスケットをしているが、1日1000本打ってもシュートは上手くならないし、10000回ドリブルをついても対してドリブルは上手くはならない。

でも毎日100本を継続する、毎日1000回のドリブルをつく、毎日1%でも0.1%でも成長できるように努力することで、1年後確実に成長した自分に出会える。

島根県1回戦負け、選抜経験0回、全国経験0回の僕でも25際から本気でバスケットに取り組み初めて

地域リーグチャンピオンシップ出場
全国クラブ選手権出場
天皇杯2次ラウンド進出×2 (B1と対戦)
B3リーグ
プレシーズンマッチでB2と対戦(有観客)

などと今までの自分なら想像できなかった舞台でバスケットをすることができた。

でも毎日コツコツやり続けるのは難しい。

何故なら日々の成長が目に見えないレベルの事だからだ。

そのせいで日々のとても小さな成長の意味を感じづらくなる。

だからこそ、こうやって言語化することで、日々の成長が自分にとってとても価値のあるものだと「認識すること」がとても大事だ。

最後に

自然とコツコツ頑張れる人もいるが、そうじゃない人の方が多いと思う。

何か頑張りたいけど、なんとなくやる気が出なくて頑張れないって人は、まずはこんな些細な言語化をきっかけに、理論で納得して頑張っていくのもありなんじゃないかと。

そんな人がこの記事を読んで、少しでも日々の小さな努力を積み重ねられるようになればいいなと思う。

久々の更新でなんとも当たり前の内容かもしれませんが、ここまでご一読いただきありがとうございます。

では、また。

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