当時

流行っていたのは

ゲームボーイ

まだカラーではなくモノクロだった

そんなとき

私は初代のゲームボーイをもらってしていた

しかし

中の画面がそのまま見えていたことから

多分、表面の画面は割れていたのだろう

そこで初めてマリオをするのだが

私はすぐに思った

このゲームは難しいと・・・

そしてあっという間に飽きてしまったかと思えば

仲の良かったお兄さんが

スーパーファミコンをくれた！！

カセット１０個くらい付きで

しかし、大問題が発生する

まず、あほすぎる私は

ゲームの内容を理解できない

ストリートファイターは

英語で書いていたため

どこを押したら、ゲームが始まるかすらわからなかった

もちろん、説明書などない

ネットも普及していなかったため

調べるということはほぼ無理に近かった

当時はググるなんて言葉もなかったし

インターネットというものも分からなかった

そんな中で私はゲームをして

唯一、ストーリーを進めながら進めるゲームがあった

それは聖剣伝説３

初めは何のことやらと思って始めたり

既存のデータでやってみたりとして

あれこれ遊んでいたのだが

わくわくしたら

誰かが扉を開けて

スーファミの電源を踏むのだ・・・

ゲームは居間でしかできないから

環境は最悪だった

さらに言えば

電源コードが少し悪くなって

少し動いただけでも電源が落ちたりと

散々だった

しかし！

だがしかし！

私はあきらめなかった

やりこむ

やりこむ

やりこみ続けるーー！！

だがしかし

おとづれる

リセット続きによる災難

データの消失！！！

消える

消える

跡形もなく消えたのだ！

圧倒的喪失！

何度も電源を入れ確かめる

受け入れられない現実

次第に零れ落ちそうになる涙・・・

この事件をきっかけに

スーパーファミコンから手を引いた

だがしかし

この人物途方もない時間をかけこのゲームをやっていく