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こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。

今回は、少しプライベートも含めて、多分『INFJさんに本当に必要な核』になる事を伝えていければと思います。

ブログというものは基本的に『モノローグ/独白』になってしまい、コメントがあると『ダイアローグ/対話』になりますが、今回は一層モノローグになってしまいそうです。

ご了承ください。


1.INFJさんの人生は、基本的に辛い経験をすることがデフォルトなのかも知れません。

辛い経験、という事を聞くと、どの様な事を思い浮かべるでしょうか。

●大切な方を失った事。

●長年共にしたペットを失った事。

●仕事が上手くいかずに悩み続ける事。

そのようなことでしょうか。

勿論、人の成長段階や置かれている状況、経験してきた人生によって様々あると思います。

また、心の強さや耐性にも関係することであり、同じ様な経験だとしても他の人にとっては直ぐに次に行ける事もあることだと思います。

ただ、INFJである私から言える事は、きっとINFJさんが辛い経験で感じる心の痛みは、『他の方が感じる痛みとは1線を画しているかも知れない』という事です。

他の方が同様な辛い経験をした場合に感じる痛み指数が1であった場合、INFJさんが感じる痛み指数は100〜5000くらいなのではないかと感じます。

人によって個人差はありますが、個人的な指数は5000寄りだったりします。

例えば、救急車の音を聴いた時に普通の方は、

●気にしないか、『音大きいな?』

くらいで終わるかも知れません。

しかし、INFJである自分が聴いた時には、『今日も救急車で緊急外来に運ばれている方がいる。…大丈夫だといいけど。』と思います。

何故なら、人生で既に2回程救急車に乗った経験から、車内での張り詰めた空気感、そして、車内で何が行われ、救急で何が行われるかを体験した事があるからです。

知っているからこそ、他人であっても心配してしまうというのがあります。

その他にも、人生を共にした大切な片割れを失う辛さや悲しさ、立ち直れない状況や雰囲気、1人で前に進めない葛藤と悩み、そんな事を人よりも5000倍くらいに経験していたりします。

基本的に辛さや苦しみを感じる感度が高いのが、『もはやデフォルトの標準搭載なのでは?そんな事説明書に書いてないですよ。』とすら思ってしまいます。

それでも生きなければいけないので『どうしたものですかね?』という悩みがあるかも知れません。

●他人が何とも思わないような、心が痛くなる事を経験して、経験して、立ち上がって生きていく為に、どう自分と向き合い、何をやるのか。

それが、INFJさんの人生にデフォルトで設定されているのであれば、個人的な所感としては、やはり、

『それは事前に聞いていません。立ち上がり方、知りませんよ。』

と思ってしまいます。

まさに、職場で、

『知らなかった事や、事前に伝えられていなかった事から起こる、結構重めの緊急トラブル』

というやつです。

早い内に遭遇して対処法を見つけられると良いですが、

『見つけられないケース』の方が多いと思いますので、

これがINFJさんが生きにくいと感じる決定打になりそうだと思っています。

2.INFJさんの経験から紐解くINFJさん打線。

『決定打』という言葉を書いて、『野球の打線で1度INFJさん打線を組んでみると、INFJさんの苦悩について紐解けるか?』と思いましたので、いざ組んでみましょう。

INFJさん打線で組んでみると、

1.圧倒的な閃き
2.周囲の感情を感知
3.危機回避能力
4.心の痛覚5000倍
5.無気力なバッター
6.人生の意味を探し中
7.お悩み相談大得意
8.困っている方や辛い方を助ける
9.常に本質を問いかけるピッチャー

こんな感じかなと思います。

●圧倒的な閃きと周囲の感情を察知して危機を回避しつつ、心の痛みは5000倍なので、よく倒れる。

●倒れた後は無気力になり、クリーンナップとして人生の悩みを考えつつ、お悩み相談をして、困っている人は放おっておけなくなる。

●結果、辛さはよく分かっているから、最終的に本質を問いかけるピッチチャーに落ち着く。

という感じが、最も分かりやすい説明なのかと思います。

人によって段階はありますが、『4番:心の痛覚5000倍』これに耐性を持って上手く扱わない限り、INFJさんの人生で勝利はない気がしていたりします。

そして、私自身、もう既に何百回と『4番:心の痛覚5000倍』に負けていたりします。現在進行系で負け続けているかも知れません。

自分自身を敵に回すとは、この事になったりします。

『味方だと弱いけれど、敵になったら強い現象の正体』が、これです。

人生は、自分自身が持つ弱さとの戦いであり、

『弱さを味方につけた僕は、誰よりも高く飛べるのだから。こんな所で止まっていたらなくしたものが輝かなくなる。君がどこか迷った時に、僕の心も彷徨っていたら、見つけてあげられないんだ。優しさだけじゃなくその強さも。』-最高到達点-

この歌詞が、最もINFJさんが胸に刻まなければいけない言葉だと感じます。

人生の中でなくす事を多く経験し、人よりも数倍の感度で辛い事を経験した。弱くて優しい側面があるけれど、今この場で足を止めたら迷っている人を見つけて助けることも出来ない。

弱さを認め、不格好でも優しく強く生きていく事がINFJさんの人生であれば、身を委ねるしか方法がない。

そんな話なのか、と思っていたりします。

3.INFJさんにおすすめなのは、助けを借りて生きていくということ。

『人は1人では生きていけない。』その言葉は当たり前の概念であり、有名ではありますが、あまり実感したことはないかと思います。

なぜなら、本当に体験した方しか、その辛さと孤独感を味わうことが出来ないからです。

加えて、傲慢な方であれば、若い時にこの言葉の意味に気がつく事は少なく、年を召してから本当に1人になり、ようやく気づくことかも知れません。

しかし、辛い経験を何百回と繰り返し、その重さも他の方と比べてもレベルが違うほどに経験してしまうからこそ、『1人では生きていけない事』を重々承知であったりするのかも知れません。

だからこそ、態度が柔らかく、優しく励ます言葉をかけ、儚げな印象があるのがINFJと言われるのではないかと思います。

相手の心が傷つかないように、相手を否定しない様に、相手を励ますように、言葉を考え、選び、相手に伝わる言い方を心がけているからだと感じます。

また、

『おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある。』-ワンピース42話-

この言葉はINFJさんにとって本当に必要な言葉だと思います。

物理的な社会で話すと、公共機関や企業、社会の仕組みを成り立たせるために1人では生きていけないという価値観が主流だと思います。

しかし、INFJである私が考えるのは、

『人は1人では生きていけないというのであれば、今の時代、心と言葉、優しさと愛情はどこに置いてきたのでしょうか?』

ということです。

そして、INFJさんが心軽やかに生きる為には、人々が安心して暮らせる仕組みやサービスの為に仕事があるように、人々が安心して心軽やかに暮らせる為に『心のある優しい言葉や励まし』が人よりも日常的に重要だと感じます。

Noteで記事を更新するのも、

『人は心が枯渇した状態では生きていけない。』

という事を重々と分かっており、生きづらさを抱えている方や、悩んでいる方、1人ではどうしても前に進めない方に対して励ます言葉を届けたかったからという理由でもあります。

実際に出逢うことはないとは思いますが、記事上であったら出逢うことも出来ますので、少し励みになる記事や、役立つ情報を書いていければと思っています。(※有料記事にしないのも、この為です。)

個人的に思うことは、色々と敏感なINFJさんにとって、本当に優しくて忍耐強く、励ましの言葉を伝え続けてくれる心のサポートの方が、重要だと感じています。

心が枯渇しないように、出来ることをやっていけると良いですね。私も出来る時にNoteを更新して励みになる記事を書こうと思います。

人の助けを借りる、という事を考えるとどうしても『相談窓口』やら『ビジネスチックな事』を考えがちかも知れませんが、

プライベートな話で言うと、大切で、仲良くなった80代のおじいちゃんおばあちゃんが作ったロールキャベツやスープで、割と助かっていたりします。

人を頼るということに年齢は関係なかったりします。ただ、本当に私利私欲の為に悪用する方もいるので、そこはちゃんと選びましょうね。

ライフコンサルタント
伊藤峻