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め 「目玉焼き」


目玉焼きには醤油か、ソースか、それとも塩か。どれでもいい。全部どうせ美味いのだから。そういうことで語るべきことはないのだけど、目玉焼きって凄いネーミングだよね、とは思う。「Eye Ball」ってことだからね。食べものを眼球でたとえるというセンスはよく考えると常軌を逸している。あと、伊集院さんがラジオで言ってたけど、「バフンウニ」にはその最たるものだ。食べものを糞でたとえてしまっているのだから。英語で言ってみて欲しい。「Horse Shit Sea Urchin(馬の糞のウニ)」。これが天にも昇る美味さだと、誰が想像するだろう。あまり外国の人に食べさせたくないから、わざとそういう名前にしたのかもしれない。「まんじゅう怖い」みたいな感じで。

さて、目玉焼きである。

目玉焼きにはしかし、夢があるとは思う。朝食ブッフェとかで目玉焼きがあると、抗いがたく皿に取ってしまう誘因力があるし、焼きそばに目玉焼きが置いてあるだけで、5割増しに美味く見える。僕が好きなのは白飯に目玉焼きを載せて、醤油を回しかけ、さらに納豆をぶっかけて食べるという食べ方。究極にコスト削減したビジネスホテルの「当たりとは言えない」朝食ブッフェでも、白飯と目玉焼きと納豆ぐらいはあることが多いので、僕は時々これをやる。美味い。しかし昨今の紛争・戦争の影響などで燃料費や餌代が高騰し、卵はもはや庶民の味方でもなくなってきていて、ビジネスホテルはなんとか卵を避けようとしている可能性もある。なかなか難しい問題だ。やはり戦争はしちゃだめだ、ってことですね。


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