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鍋コミュニケーションのすゝめ

飲みニケーションとかタバコミュニケーションとかいろいろるあるが、僕が今日提言したいのは『鍋コミュニケーションのすすめ』だ。

厳しい寒さが続くここ数日だが、最近どんな場面で誰と鍋を囲んだだろうか。思い出してみると、初めて繋がった人たちと一緒に寄せ鍋をしたり、恋人と一緒に坦々ごま鍋をしたりした。

鍋は、人と人との繋がりに華を添える、すんばらしいコンテンである。鍋を一緒に囲むことは、人と人との間にコミュニケーションを生みお互いのこと心理的距離をぐっと縮める効果がある。

鍋を「囲む」と言うように、みんなで1つの鍋を文字通り囲んで、みんなでわけわけするわけだが、これがちょうどいい感じの一体感を生む。みんなで同じをものをよそい、一緒にふーふーしながら食べる。鍋奉行がみんなのお椀によそってあげたりするかもしれない。具材がいい感じに均等になるようによそっていくことも大事だ。

1つの鍋を目の前に、こたつにあたりながら、会話にも花が咲く。こたつがない場合はこたつがあると思い込めばそれでよい。こたつは日本の素晴らしい文化だと僕は思う。

最後は〆。麺もご飯も甲乙つけがたい。フィナーレ。
いずれにしてもお腹いっぱいになることは間違いなく、これにて鍋を通した共同作業は気持ちよく締まるわけである。

この、共同作業感や一緒に同じものを囲む一体感が、お互いの距離を近くするのだと思う。

これが僕の鍋コミュニケーションのすゝめだ。

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