コンペの思い出

まわりの人に創作活動を認めてもらうため

昨日、ギャラリーVie絵話塾の村上さんとコンペや公募についてのお話をする中で聞いた言葉です。

イラストレーターを志す人にとってコンペや公募は登竜門のひとつで、そこでの入選や受賞を目指す人は多いです。

コンペに応募する理由は人それぞれで

受賞・入選する事で知名度を上げたい
審査員とのつながりが欲しい
評価を得て自信をつけるため、腕試しとして

などなど様々。僕に至っては貪欲なので全部当てはまります。

まわりの人に創作活動を認めてもらうため

冒頭にも書きましたこの言葉は絵話塾に通う方がコンペに応募する理由として挙げられたものなのだそうですが、そうですよね、それも大いにあるな〜と思いました。

人によって環境は違うでしょうが、創作活動を続ける上で家族など身内の理解を得ることは重要です。(特にまだお仕事としてお金になっていないうちは後ろめたさもあったりしますので。)

いい絵が描けるかどうかや将来性があるのかなど、これを自分で人に伝えようとしてもなかなか難しいものです。そんな時、受賞歴という対外的な評価があると説明材料になり心強い、という事ですよね。

そういえば知り合いには、自分を武装するためにたくさんの受賞歴で固めている という強者がいます。それがあるとないとではクライアントからの評価が変わったり、作品や言葉に説得力を持たせられるからと言っていました。それをわかって、割り切って賞を勝ち取りにいっているのだそう。すごい。めちゃ格好いい…。


僕も駆け出しの頃は少しでもチャンスがあるならとたくさん応募したものでした。今はもうめっきりで、どこに行ったのでしょうかハングリー精神。

大きなコンペ、名だたる公募、いろいろ挑戦しましたがその頂に上り詰めるどころか、中腹にも及ばず。ふもとをちょろちょろする事くらいしかできませんでした。もう惨敗に続く惨敗。でも応募しつづける事でかなり鍛えられた気がします。無駄ではなかったはず。唯一、たった一度だけイラストレーション誌のコンペ「ザ・チョイス」に入選した事があります。審査員は(博報堂時代の)佐野研二郎さん。編集部から電話で入選の知らせをもらった時は嬉しさと興奮で手が震えたなぁ…。

その入選の勢いと得た自信も手伝って、そのあと勤めていた会社を辞めフリーランスになったんだっけ。今思うとよくそれで飛び出せたなと思いますが、背中を押してもらった事は確かです。

そんな事を思い出し、いつになっても攻めの姿勢で、まだまだ挑戦し続けないといけないな。。と自分に言い聞かせるのでした。


【オマケ】

そのザ・チョイスの審査員・受賞者・入選者が集うパーティー会場では審査様子を映したVTRが流れていました。当時の記憶を元に図説。※10年以上前なので曖昧です。

こんな感じで両脇に立ったスタッフさんが審査員の方の前にスピーディーに応募作品を流していく。当時、多いときで3,000作品以上あることもあったようで、そりゃこうなるわなと。時間にして1枚あたり1秒も見るかどうかくらいでしょうか。これを目の当たりにして、コンペに応募する作品は一瞬で心をつかめるものでないとだめなんだ…!と痛感しました。ただしこれはこの時だけかもしれませんので、ご参考までに。



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