手紙ー「就職すること」が目的になっていたわたしへ。

おはようございます。

あっという間に3月になり福岡では桜が咲き始め、
春のぽかぽかとした心地よさを感じる今日このごろ。

わたしが、わたしに手紙を書いてみました。
きっと、何年か経って「そんな日もあったなぁ」って
思い出しながら、笑えたらと思ってね。書いてみてます。

インターンを終え、あなたはいつものように、
思ったように好きな場所へ行き、
好きな人と話し、メモをしては、

「働きたい」
「自分で生きていけるようになりたい」
「好きな仕事をしたい」

とばかり言っていましたね。

就職の面接を受けるために、

人生で初めて出した履歴書。
何度も見直して「いざ!」とメールしたのに、

相変わらず「2018年」などと書く数字を1年
ずれて書いていたり、あれ?物理的におかしくない?
と面接官に突っ込まれて「スミマセン(・・;)」

相変わらず、、、ですね。。。。

ね。気をつけようね。

これまでやってきた体験に関わる活動に関連することで
内定をいただき、12月は少し浮かれていましたね。

あぁ。協力隊の任期を終える前に、
ひとまず次が決まってよかった。
きっと、これまでやってきたことの延長だし、
絶対大丈夫だよ。

そんなことを思っていましたよね。

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年が明けて、2021年🌄

もう一度緊急事態宣言が発令されて、

実際に働き始めるまでに
時間ができました。

新年はいいことしよう!と

「えんとつ町のプペル」(3回目)を見て
感化されたり、目標をたてようとしてさ。

結局、

目標より今に集中したいから、やっぱ向いてないわ!

なんて諦めたりしていましたね。
ほんっとに、相変わらずですね。。。

「考えること」自体がが趣味のようなあなたは、
何もない時間ができると、自ずと考え始めましたね。
あなたの「クセ」です。

「本当にこれでよかったのか?」
「本当にやりたいことなの?」
「いや。てか、やりたいことだから応募したじゃん。」
「でも、なんでモヤモヤしてんの?決めたじゃん。」
「やれよ。やるんだろ?」

結局、悩みに、悩んで1月も後半に。

誰に話しても「答え」はありません。

A4の紙に何枚も何枚も
「なぜ、もやもやするのか?」と

書いてメモしていました。

時に、人のせいにしたり、なにかのせいにしたり、
時に自分ばかり責めてしまったり。
今では反省しています。。。

そんなある日。読みかけだった本「私とはなにか?」を
博多駅のカフェで読みましたね。

内容はすべて関連しているわけではないけど、
スッキリしたわたしに出会えたことは、忘れません。

「内定おりるわ」って、決断して、
パートナーに連絡して。

自分が他人の期待を「勝手に」背負って、
「自分らしい選択っぽく」していたことに気づきます。

そうです。

就職を決めて、きっと好きだろうと
その道に自分を順応させる努力をしていました。

しかも、お世話になった人に申し訳ないなぁ。とか
やたら理由をつけて、決断を怠っていました。

そりゃ、わくわくも減ります。
だって「自分っぽい感じ」に

合わせようとしているんだから。
決して不正解ではないけれど、自分に素直なあなたは、
自分を不必要に削っていたのです。

ゆうやさんのコーチングも受けて、
本当にやりたいのか?自分に問い続けました。

結局内定を断ったとき。
ある意味、

もやもやで覆われていた頭の中の霧が晴れて、

脳の空き容量ができて、
自然と次にしたいことを考え、探し始めましたね。

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それから2月。

一旦1週間も熱がでて、おやすみ。
ほんとに、体も心も、単純な作りですね。あなたは。

ファンドレイザー、NPO、コピーライター、
企画、広告、インターン。。。

ありとあらゆる職種を探しまくり
時にカフェで4時間以上、毎日。

就職サイトの求人をスクロールしまくり、
永遠と思いついたことを調べ、
なに分かれば、人に話し、
コーチをお願いしてみたり、
本を買ったり、

また、もがき始めました。

第二新卒、○○経験3年、スキル必須。

協力隊経験は、意味がないのか?なんて思ってしまったときも
ありましたね。(何言ってるんですか?)

ここでの学びは、1つです。

「就職を目的にしてはいけない。」

職につくことは、
人生でやりたいことを叶える手段であり、
生きる手段。方法。

求人や時代を、服に例えるなら、

服に体を合わせにいって
どうするの?

Mサイズで、あなたは健康な体型なのに、
どうして、頑張って痩せてSSサイズを着てるんですか?

ああ、合う服がない!ってスクロールしまくり、
「ないない!」「違う違う」病でしたね。

窮屈よね。ちんちくりんやん?
そんなこと、わかっとるやん?

それから、「見栄」とも闘っていましたね。

子どもが見て面白い大人になるためには、
楽しそうに「働いていないと」いけない。
ここでの「働く」の定義を

働く=企業様にお世話になる。社員になる。

としかあなたは、捉えていませんでした。

はっきり、いいます。

「あなたがワクワクする状態」でいることが
一番魅力的な「あなた」ですよ。

服(仕事)は、たくさんある。
あなたに一番似合う服を着ればいい。
季節が変われば、衣替え(転職)したっていい。
人のファッションチェック(意見)なんて気にしなくていい。

他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ。
ー岡本太郎

あなたの好きな、岡本太郎さんの言葉を
忘れたんですか。

そんなことない、
きっと忘れてないですよね。

あなたがなりたい大人は、

ずっとずっと、ワクワクしながら生き生きしている大人。
変化の多い時代を、自分の頭で考えて、
意味づけして、強く生き抜く大人。
やりたいことをやる、大人。
変化を恐れない、変わり続ける大人。
大切な人を大切にする大人。

ほらね、会社どうこうじゃないですよね。
社会的地位とか、興味ないじゃないですか。
第二新卒がなんですか?
それが、あなたの書きたい物語の1節ですか?

違うよね。

きっと、なりたい大人になる意志を
貫いたあなたは、


誰かに寄り添う力もつくし、
おもろい大人になれます。

自ずと拓けてくるものが、あります。
そう信じています。

実際、そう決めてから、自分の曖昧なビジョンを
できるだけ人に言うようになりました。
すると、向こうからやってきたように新しい風が
吹き始めましたよね。

情報も、人も、意志も。

どんどん強くなって、それを言語化している自分が
好きになっていきましたね。

わくわくが、帰ってきましたよね。

おかえり。
それが、あなたです。

これからも、わたしは、
わたしと約束しよう。

ワクワクする予感がする方へ、
今すぐ走れ。

それが、かっこいい生き方じゃないか。
不器用でも、いいじゃないか。
未経験でも、
また戻っても、
器用貧乏と言われてもいいじゃないか。

人と比べなくていい。
自分自身には、自分が、絶対評価をするんだ。
他人に任せるな。

あなたが、そう決めたなら、それでいい。

この結論に至るまでに関わった人への
感謝は絶対にわすれちゃだめだよ。
大事にしてね。

新天地でのさらなる飛躍を、
心よりお祈り申し上げます。

敬具


■あとがき

読んでいただきありがとうございました。
何者でもない、私が、悩んだ4ヶ月をまとめて、
私に手紙を書いてみました。

迷ったときは、この記事に帰ってこようと思います。

そして、もし、私の物語を見て、
なにか気づきがあれば、

生きててよかったなって思えます。

ありがとうございました。


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