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還暦の私が思う【次の世界にも残すべき素晴らしいアニメ作品】その3「凪のあすから」

心の栄養になったり、涙で心を洗浄できるような良いアニメ作品は大切に後世に残すべきだと思う今日この頃。ストレス解消や悪い意味での御都合主義で脳汁中毒にさせる膨大な作品の商業主義の洗礼を超えて尚、心に残る秀作を広めておかなければと思い立ったので、シリーズで投稿しようかと思うのです。助平なだけの作品や異世界でウハウハなだけの作品よりも必要なのは人の心のぬくもりへの回帰です。ソーシャル何ちゃらクソ食らえ!ですぅ。シリーズ3回目。

「凪のあすから」

住む場所が違い、民族?の違い、体の構造の違い、村の掟の違い、いろいろな違いを抱えて同じ学校に通う海底人と地上人の物語。とは言え、普通に集落同士の確執やいじめ問題や大人の都合の問題、不条理の中壊れそうな心を支え合う思春期の子供たちの葛藤やまっすぐな愛情、仲間とは何か、変わるもの変わらないもの、素朴で素直すぎてこの世界で生きていくにはさらにまっすぐ強くならなくては生き物として壊れてしまう、そのぐらい心を追い詰めて追い詰めて煮詰めて煮詰めて、それで残った美しい美しい輝きを否定することが、どれほど弱く愚かで無意味で、それがどれほど醜いかを知らされてしまう作品なので、あんまり人気のない作品と言われていようが、とにかく鑑賞して泣きまくればいいと思う。そして仲間を大切に。いじめかっこ悪い。でも、負けちゃダメだ。そのままの自分を守り抜こう。そんな思いにかられる。汚れちまった大人には見るのが辛いかもね。とは言え小学生高学年から見てもいいと思う作品。くだらないクソドラマより、いかがわしさはない。リアルな不条理も隠す必要はない。強くあれ美しくあれ、たとえ少数派であっても。歴史も風習も違っても。もつれた恋愛感情からはたくさんの学びがある。腐らずに誰かを愛せる自分を大切に。今こそ見るべき良質アニメじゃないだろか。辛さもあるけど。学生時代〜少し大人になってからの、あの頃のあらゆるもどかしさを思い出して恥を知りながら、ごまかしを子供達に語らないような大人になるのはムヅカシイと言うのなら、老人こそ、こう言う作品を見て、残りの人生を若者たちの何に役立てるか考えたらいい。年金のはなしばかりしてねーで。


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生きることは、驚きと気付きの連続です。こうした出逢いもまたキセキです。地球の状態や宇宙の状態もとても気になりますが、まずは我々の良い状態を作り上げ、維持してゆくためのクリエイティブ活動をたくさんの視点から様々な表現手法で誰かの心にのこせる人間になりたいです。日々精進です。