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地獄を救済する道“スサノオとヤマタノオロチ伝説”

福井、石川、富山あたりの一帯を含んだ巨大な帝国。出雲国と越の国の戦いから見えてきたヤマタノオロチ伝説の暗示とは? 乱暴者に見える須佐之男命の心根の優しさは息子の五十猛神へと受け継がれていった!「古事記」に出てくる神様は、恋をしたり失敗したり人々から非難されたり殺されてしまったり、時には人間以上に苦悩し涙を流し失敗しています。

もし須佐之男命が人間だったら?

「古事記」の第二弾として、須佐之男命について考えてみましょう。

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