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ブリのブランディング~強い寒ブリイメージ 日本テレビevery4月9日「小田原でブリ豊漁」ブリ人気の中で大きなビジネスチャンス

日本テレビevery4月9日放送「数年に1度の“ブリチャンス” 小田原でブリ豊漁 飲食店は盛況、食卓にも恩恵」を拝見。日テレNEWS NNNのサイトでこの動画を見ることができる。関連ニュースとして2023年4月14日放送の『冬が旬の「天然のブリ」高知で大漁? 豊漁で“春の魚”がお得!』の内容も確認できる。これを見て意外に感じる方もいるかもしれない。リサーチをすると「寒ブリ」のイメージが圧倒的に強く、富山など冷涼な気候の土地の名物と認識されていることが一般的。高知県調の業務で地域産物のコンサルティングを行っていたので、2月に高知県宿毛の漁港でブリの出荷シーンを拝見したのだが、高知県はブリ漁獲高トップ5に入る県であり、地元の特産物でもあるのだ。

ただ、世間的にこの認識がほとんどなく、高知で食事をした際にもメニューには載っていてもあまり注文されていなかった。店のシェフもカツオ以外のおすすめとして、見た目でインパクトのあるウツボなどを推すことが多く、地元ならではの食べ方である葉にんにくぬたでブリを食べているのは自分くらいであった。

富山寒ブリのブランディング力は圧倒的で温暖な海域でブリが獲れているとは思われていない、あるいは知られていても寒ブリに比べて味覚面で劣りそうと思われている。高知でも、または相模でもブリのブランディングに取り組めば、より大きなビジネスチャンスにつながっていくはずなのである。ある調査で、好きな寿司ネタランキングでブリは14位。トップ10の中でマグロが半分くらいを占めているので、魚種で見るとブリ人気はトップ級なのである。

令和5年度、高知県でブランディングの業務に取り組んでいたので、この方面の業務にも取り組みたいと思っている。

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