訂正する力=文系知

前回のInstagramの投稿(東浩紀『訂正する力』)で、まさかの文字数オーバーで書けなかった部分があるのでこっちに書き記しておきます!

「訂正する力」は文系の知力だと東さんは仰ってます!

これは、理系には訂正する力がないと言ってる訳じゃないですよ?
理系の方にも持ちうる力ですし、逆に文系とされる人全員が持っているとも言い難い…🤔💭

例えば、哲学書を研究するというTHE文系研究は、「実は○○なんじゃないか!」ということの発見を行うものです‼️

マルクスは今まで○○な発言をした人とされているが、実は××を言った人物なのじゃないか!
であるのなら、この発見に基づいて現代に応用してみると・・・

これが、訂正する力=文系的な知力と著者が言うところのものです!

なので斉藤浩平さんの『「人新世」の資本論』は、まさに「訂正する力」による本であり、価値ある一冊なわけですね〜

確かに、人文書とされてるものを探求する(=昔のテクストを読み直す)行為は、こういう意味で訂正する力だと僕も思います!

最近私が投稿したハイデガーの『存在と時間』に関しても、「実はハイデガーは○○じゃなくて、××と言ってるんじゃないか!?だとすればこれは運の問題にも使えてー……」みたいな感じになってしまいまして笑
私も訂正しまくりの毎日です😂

以上、Instagramの方に書ききれ無かった部分をこちらで消化しておきます笑


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