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リードタイムを短く

選考におけるリードタイムはどれくらいかかっていますか?

1日?5日?1週間?はたまたそれ以上?

工程によって発生するリードタイムは異なりますが、結論からいうとリードタイムは短いことに越したことはありません。

選考辞退を防ぐリードタイムの大切さについてお伝えします。

待たされるってストレス

大前提として、待たされるというのは相当ストレスがかかる行為です。

恋愛で考えてほしいのですが、好きな人とLINEのやり取りをしていたとして、返信が1日、5日とかかったらどう思いますか?

「なにしてるんだろう?」
「自分のことはそんなに大切じゃないのかな?」
ともやもやしてしまいますよね。

選考も同じ。連絡が遅いとストレスに感じてしまうのです。

先に申し込まれた方に惹かれてしまう

リードタイムが長ければ長いほど他社に奪われてしまう可能性が高くなります。

恋愛での例えばかりで申し訳ないのですが、

最初は「いいな」と思っていた人でも、全然進展しなかったらその間にアプローチをしてくれた人を好きになるなんてことありませんか?

「あの時もっと早くに告白してくれれば付き合ったのに・・・」みたいな状態。

同じことが選考でも起きます。

脈があるかどうかもわからない状態で待てるほど人間は強くありません。

ましてや書類選考の段階なんて、恋愛でいう初めて連絡を送ったみたいな状態。

これからどうなるかもわからないのに、待ってくれるなんてムシが良すぎます。


適切なリードタイム

では、どれくらいが適切なリードタイムかというと

・書類選考:1営業日
・面接の案内:1営業日
・面接実施:1週間以内(応募者の希望による)
・面接合否連絡:10日以内(面接日から3日以内)

※全て応募日から計算

くらいが目安となります。

これが実現できないということは、選考フローに問題がある可能性もあります。

不必要に多い人数で選考をしていないか?
面接枠は少なすぎないか?
等考えてみてください。


そんな簡単に判断できない!

こんなふうにリードタイムの話をすると「そんな簡単に判断はできない」と反論をいただくことがあります。

いい人を見極めようとすると時間がかかりますし、「もう一人の人と比較をしよう」と思ってしまうからです。

これに対して2つ解決策をお伝えします。

基準を明確にしていい人はすぐに採用を出す

まず、基準を設けて基準を超える人であればすぐに採用ができる状態を作りましょう。

「この人良かったけど次会う人の方がもっといいかも・・・」なんて、言っていたら採用はできません。

恋愛において「もっといい相手がいるかもしれないから付き合うのはやめておこう」と言っているようなものです。いつまで経ってもうまくいきません。

採用は相対評価ではなく絶対評価であるべき。

この基準を満たしている人であれば活躍ができる。と思ったら迷わずに採用を進めましょう。

仮に、その人以上にいい人がいた場合、どうしてもいい人材であれば採用枠を増やすことも検討するべきです。


どうしても待ってほしい場合は連絡をする

とはいえ、いろんな事情があり選考に時間がかかることも。

そういう場合は、「もう少しだけ待ってほしい」ということを応募者に連絡しましょう。

なにも連絡がない状態で待たされるから、ストレスが溜まるのです。

こちらから、「すみません。●日まで待ってください」と言われれば、「わかった」と納得していただけます。




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