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本についての本

本が好き、読書が好き、本に囲まれている空間が好き。

それでも、本と向き合う時間が作れていない… 集中して本が読めない…
好きだけど、自分は本・読書について何もわかっていない初心者なのかもしれないと、昨年あたりから本についての本をよく読むようになりました。
その中で面白かったものを紹介します。


戦略読書

大学時代の友人に勧めてもらって読んだ本。本は読めば読むほど良い…ということでもない。読んだ本で思考や人格が形成される。それにこの世に存在する全ての本が読めるわけじゃない。だからこそ、読書もちゃんと戦略を立ててポートフォリオを組もうということが書かれている本。
筆者のおすすめの本もたくさん紹介されていて面白かったです。何を読もうか迷っていたら一度この本を手に取っても良いかもしれません。

本屋、はじめました

荻窪に住んでいた時に通っていた本屋Titleの本。初めてお店に入った時の居心地の良さと、ただの本屋ではないと感じたその訳の答え合わせができた本でした。Titleにはなぜジャンルごとの仕切りがないのか。読む前に是非Titleにお立ち寄りを…


小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

こちらの本も同じくTitleの店主、辻山さんによるもの。コロナ前後で本屋がどう変わったのか。葛藤も描かれつつ、辻山さんと本、本屋、地域、オンラインのお客さんとの心温まるストーリーは前作に引き続きとても読みやすかったです。東京に戻るならこの本屋に徒歩で通える場所に、と思えるくらい好きな本屋です。


本の読める場所を求めて

初台、下北、西荻にあるfuzukue(本の読める店)を経営する阿久津さんの本。まさに本の読める場所を求めて街を彷徨い、本を読めるお店を開店するまでのお話。まだ店舗には行けてないので、今度近くに行く際にはと思っています。


読んでない本について堂々と語る方法

結構前に読んだのと、あまり熟読していないので記憶が曖昧ですが、本との距離感について学べた本。本を読む=作者との対話だと日々感じているが、有限な時間を過ごしている都合上、本も人もこの世に存在するすべてを深く知ることはできません。読まずして読む、読まずして語る。その具体事例も書かれていたのですが、翻訳された日本語が苦手なタイプだったので途中で読むのをやめてしまいました。大体わかればそれでよし。


本の未来を探す旅 ソウル

ソウルの本屋さんがひたすら紹介されている本。個人書店が急激に増えているらしいです。写真を眺めてるだけでもちょっとした旅行気分を味わえて楽しい。インタビューも豊富にあるのですが、日本の文化や個人書店に影響を受けて本屋をはじめた方だったり、それぞれ独特な本との向き合い方(オフライン、オンラインでの売り方、出版まで)について知れて面白かったです。早く旅行したい、


===絶賛積読中の本===

以下の3冊は『本の未来を探す旅』を編集されていた内沼晋太郎さんの本なので面白いとわかっているので(もしくはわかっているから)まだ読めてません。
本は買った時に読まなくていい。
ベストなタイミングがきたら読めばいい。
何なら読まないと言う選択肢もあり。

これからの本屋読本

本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本

本の逆襲 


余談

サイコパスというアニメで槙島聖護というキャラクター(敵キャラ)が読書について語る描写があるのですが、ある意味的を得ていて本を読めない時にいつも思い出しています。本はただ文字を読むのではない、精神的な調律、チューニング。
内容が頭に入ってこないとき、なにが読書の邪魔をしているのか考えよう。

生活Tipsを気まぐれに書いていきます。