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やっちまいました…


はじめに

ひさびさに「食」の失敗をやっちまいました。
食中毒って奴ですな…。
いや~、ホントに辛かった…。
以下、顛末と感想を手短に恥ずかしながら書いてみます…。

美味いジンギスカンが食いたい!

今回の話しの発端は「ひさしぶりにうまいジンギスカンが食べたい!」って所から始まりました。最初は大手チェーンのお店を候補に考えていたのですが、それでは面白くないと思いまして、美味そうな店をネットで検索して、あるお店をピックアップしました。その店の売りは「レアでもイケるラム」みたいな感じだった気がします。「ラムのタタキ」なんてのもメニューにあったから品質には相当自信があるのでしょう。モンゴルの草原のような広大な期待を胸に金曜夜にお店を予約しました。

マジで美味い!

お店はいわゆるジンギスカン飲み屋って感じでしょうか。七輪の火でジンギスカン鍋に熱を入れて、もやしを周りにおいて、てっぺんで肉を焼きます。
オススメは生ラム、ヒレ、ラムチョップとのことで、ひとまず一通り注文。焼き方はそれぞれ表面に焼き色が付く位か、もうちょっとか位で良いとのこと。早速、ジンギスカン鍋で肉へ火入れです。牛肉以外の肉って割としっかり火を入れないと食べられないってイメージがありますが、今回はお店の人が言うまま迷うことなくレアで食べました。生ラム、ヒレ、ラムチョップはどれも美味かったのですが、なかでもヒレが絶品に美味かった。ほぼ生で食べた気がするんだけど、臭みもなく、なんとも言えない旨味を感じるものでした。ホント、ビールにもよく合うし、ある意味、自分の食の常識を打ち破ってくれる体験でした。

ところが、この絶品ラム肉、美味いだけでは許してくれませんでした…

翌朝…

翌朝、5時ころに便意と吐き気で目が覚めました。昨夜は相当お酒も進んでいたし、おなかを下してても「ある程度までは仕方ないなぁ…」なんて思っていましたが、ある程度では済まされませんでした。です、まるでおしっこです。お尻の穴からおしっこしてる感じでした。吐き気の方はそれほど強くなかったので、ひとまずベッドに戻り、入眠しようとしましたが、30分もしないうちに今度は強い吐き気が襲ってきました。まるで、おなかの中で腐った食べ物からガスが噴き出してくるかのような吐き気でした。で、今度はマーライオンです、日本にマーライオンが設置されたかのような勢いで吐きました。
その後、吐き気は無くなりましたが、1時間おきにお尻からおしっこ状態が続きました。
昼過ぎまでそんな状態が続きました。全身が怠いし、疲労感はスゴイしで、だんだん脱水が心配になってきましたので、ほうじ茶を2杯飲んでみました。で、少しココロが落ち着いたのかもしれません、ふと「熱を測ってみよう…」という気になって、体温計を腋に挟んだところ、37.7度「これはちょっとヤバいんじゃないか…」
で、病院へ行ってみました。

案の定、隔離…

受付にて症状を伝えたところ、案の定隔離対象とのことで、半畳ほどの小さなプレハブ小屋へ誘導され、そこで30分ほど待った後、看護師さんの問診、さらに30分ほど待った後、お医者さんの診察を受けました。前日の食事の件を話したところ「コロナやインフルエンザじゃないだろう」とのことで、整腸剤と下熱剤が処方され、トータル1時間半ほどで解放されました。隔離される人の気持ちを知ることができる、良い体験でした。

症状、落ち着く

正確には栄養ゼリーは食べてたけど、ほぼ2日間は絶食状態でした。途中38度まで発熱はあったものの、おなかの状態は落ち着き、普通に眠れるようになりましたが、体力の低下がヒドい。こんなにも体力に余裕がない状態になっていることがショックでした。たった2日間ダラダラと過ごしただけで、腰痛が出現し、歩くことが億劫になり、頚・肩・背中・足が筋肉痛になるなんて…
あらためて、体力作りをしないといけません。ストレスに勝つには筋力も大事になるでしょう。

おわりに

今回は、美味いモノを食って翔んだ体験をしたわけですが、この程度で済んでホントに良かったです。まさか日本でこんなことが起こるとは思いませんでした。20代のころは生焼けの鳥肉を食べてもおなか壊すことなかったのになぁ…。
病院で隔離される人の気持ちもわかったし、自分の体力低下もわかったし、悪いことばかりでは無かったと思います、というか思いたいです。
ある意味、究極のデトックスが出来たといえるかもしれませんしね。

まとめ

「美しいバラには棘がある」っていいますが、そういう事なのかもしれません。
「お肉はよく焼いて食べましょう。」ってこと。


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