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【読書の時間】本音で話せているか?

題名:本音に気づく会話術
著者:西任暁子

▶︎この本を選んだ理由

私が受講していたマイラジオプログラムの講師である古賀静華さんのおすすめの一冊。是非読みたいと思って手にしました。

▶︎感想

この本のキーワードは、

”ニーズ”

この本では、ニーズとは「必要としていて大切なこと」と定義しています。

要はそれが本音だということ。

普段生活していく中で本音なんて言ったらきっと嫌われるし、人間関係をうまく築けないと思ってしまう。
昔からこの考えが根強いあって、本当の気持ちに膜を張る癖があるなと改めて思う。

でも、今思っている本音というのは、本当に思っていることなのか?
本音とは、もっともっと奥底にある「自分が大切にしたいこと」
なんだよと書かれていました。

ニーズのひとつに承認というのがある。
いわゆる承認欲求。

人に伝える時のニーズってほとんどがこの承認なんだろうなと思った。

例えば、
会社の上司が強い口調で怒鳴り声を出していた場合、いいたい内容の奥底には、自分の言っていることをわかってほしいという承認欲求があるから。

子どもが思い通りにいかなくて泣くのも自分を認めてほしいという承認欲求があるから。

怒鳴るでもなく、泣くでもなく、壁を築くでもなく、遠ざかるでもなく、

この本音を自分で認めて、自分で言葉にすることで、ニーズを満たし互いに本音を伝えることができるということを強く感じた。

読んだ後に残った問いは
自分は本音で話せているか?

正直、即答でイエスとはいえない。
というか自分の本音ってなんだろ。

今後、様々な人と話をして、
自分の思いを言葉にしていくことでわかっていくものかなと思った。
これからも自分の本音を探し続けたい。

▶︎印象の残った一節

中でも印象の残った一節を3つ紹介します。

もっと自分の本音を知りたい。  
私も、相手の本音を聞ける人になりたい。 そして、大切な人たちと本音で語り合いたい。

とても心に響いた一節。
これは、私だけでなく多くの方が求めていることではないかと思う。

私がおすすめしたいのは、感情を「避ける」のではなく、「味わう」こと。味わい尽くせば、短時間で終わらせることができるからです。

ついネガティヴな感情は避けようとしてしまう。感情に良いも悪いもない。まずは受け止めること。

「本当はこれを手に入れたい」という自分の本音とは、すでにわかっていることではなく、これから探して見つけ出していくものなのです。

探せば見つかるものとわかっていると勇気をもって探しに行ける。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
スキやフォローいただけるととっても嬉しいです✨✨

音声でも話てます。
よかったら聴いてみてください。


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