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【読書の時間】それでも人生は続いていく

題名:OPTION B(オプションB)
著者:シェリル・サンドバーグ/アダム・グラント/櫻井 祐子


▶︎この本を選んだ理由

ラジオでおすすめしているのを聞いて手にした一冊です。

▶︎感想

この本のキーワードは、

”レジリエンス”

○レジリエンスとは?
逆境が襲いかかってきたときにどれだけ力強く、すばやく立ち直れるかを決める力であり、自分で鍛えることができる。

それは、めげない、へこたれないといった、精神論ではない。精神を支える力を育むこと

○オプションBとは?
思いがけない悲劇が起こって、想定していない人生が始まる。これをオプションBの人生と名付けている。


○思いがけない悲劇とは?
著者のシェリル・サンドバーグさんは、facebookのCOO最高執行責任者をやられていて、休暇先で最愛の夫を亡くすという悲劇が起こった。

思いもよらない出来事に対して、苦悩しながらも起こったことを受け入れて、望んだわけではないオプションBという人生を生きていく選択をした。

そこで、育まれたのが”レジリエンス”という力だということ。

○自分の人生と重ね合わせてみると?
人生は、完璧でもないし、思い通りにいかない。わかってはいるけど、嫌なこと、辛いことがあると自分はなんて運が悪いんだろうと悲観的になってしまう。

昔は、思い通りにいかないのは、自分の努力が足りないから、自分の運が悪いからとぐるぐる回って、間違った頑張り方をしていた。
もっと努力すれば、幸せなことが訪れると思っていた。

でも今は、少し考え方が変わって、すべてが自分のせいではないし、もしそうだとしてもまたそこから始めればいい。
人生思い通りにいかないから面白いとまでは思わないけど、
”思い通りにいかなくてもそれが自分の人生なんだ”と受け入れれるようになった。

だったら、その過程を楽しまなくてはと。

人生は続けなければならない。

それがオプションBだとしても。
そのためには、レジリエンスを育むことで、逆境を乗り越えて、次のステージへ行けるということと捉えた。

▶︎印象に残った一節

日々の活動の積み重ねが人生をつくる

しあわせとはなんでもないただの水曜日に感じる喜び

これは、まさに私が成し得たいこと、そんなふうに生きていきたいと思っていること。
そんな風に思っていることは、間違いではないと思えた。


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