Silove

沖縄の自然に関する事を主に書いていきたいと思います。 いろいろな生き物がこれからも生き…

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沖縄の自然に関する事を主に書いていきたいと思います。 いろいろな生き物がこれからも生き続けられる環境の保全と人間の関わりに最近はとても興味があり、その実践がライフワークと思っています。

最近の記事

鷹のすばい。寒露の小雨。

寒露(かんろ)にあたる日は、2022年は10月8日でした。今年は、その前後に沖縄の宮古島地域にいて、農作業に関わる機会があったので、周りの変化に少し注意を払っていました。 ➡寒露(ことばんく) 注意を払っていると、確かに、季節の変化がよくわかる日付でした。一番は、宮古島地方で一般的に「鷹」と呼ばれる、サシバの到来です。見事に、その日に集団での渡りが確認されました。私が自分の目で確認できたのは、数羽でしたが、翌日のニュースでは、約300羽が観察されたとのことでした。 このサ

    • 宮古島に昔からいる馬(在来馬)。総数凡そ50頭のみが生息。

      2020年1月の時点で、世界でおよそ50頭だけになってしまった在来馬。宮古馬。 ➡宮古馬(Wiki) あまり煽った表現は使いたくありませんが、まさに絶滅の危機にあります。上記の宮古馬の紹介Wikipediaにも書かれているように、沖縄県の天然記念物に指定されている生き物です。 驚くのは、個人が宮古馬を飼育して保護活動に取組んでいることです。宮古島市が、宮古馬一頭に対して月7000円の補助金を出していますが、実際には一頭当たり約1万5千円の飼育費用がかかると見積もられていま

      • シリケンイモリ、夏の間はどこに行く。

        シリケンイモリ。 沖縄にしかいない、固有種のイモリです。水の中でも、陸の上でも生きることができる両生類で、やんばるに行けば、割とすぐに見る事ができました。 中南部でも、綺麗な水、そして流れの遅い渓流や水たまりなどを探せば見つかります。英名は、Sward tail newt とwikipediaの日本語版には出ています。 ➡シリケンイモリ(wikipedia) なぜか、ドイツ語版wikiの方が、記載が多い。 ➡ドイツ語版シリケンイモリwiki しばらく離れていた沖縄に最近

        • 世論調査で「自然環境の保護」への関心が61%。2022年9月の沖縄。

          一体、沖縄県民(うちなーんちゅ)は自然に関してどれだけ関心があるのでしょうか。個人的には、うちなーんちゅはあまり自然環境の保全に関心がないと疑っています。 自然環境についてみる場合、大きく二つの側面についてよく注目されます。 一面は、よく見える自然環境、グリーン(イシュー)とも呼ばれますね。みずみずしい緑の森を背景に、美しいカエルの綺麗な写真が壁一面にドカーンとあって、うちの国はこんなにきれいな自然環境ですよ、是非旅行に来てください! といった観光促進のためにスポットを当て

        鷹のすばい。寒露の小雨。

        • 宮古島に昔からいる馬(在来馬)。総数凡そ50頭のみが生息。

        • シリケンイモリ、夏の間はどこに行く。

        • 世論調査で「自然環境の保護」への関心が61%。2022年9月の沖縄。

          今回の台風11号は強かったのか?

          今日2022年9月5日は、沖縄地方にまだ台風11号が影響を及ぼしている最中です。 沖縄本島では、8月31日頃から少しづつ風の影響がでてきていましたが、ニュースで説明されているような瞬間風速70mを伴うような台風だという様子はない、沖縄県民にとっては「ごく普通の台風」といった感じでした。 最近はこう書くと怒られるかもしれませんが、ポテトチップスやポップコーンを数袋、飲み物と一緒に近くのスーパーで買ってきて、昔感じたちょっとした台風パーティー感を楽しみました。 今回の台風で

          今回の台風11号は強かったのか?