我々が住んでいる星、地球は2/3が海に覆われています。
そしてその海の95％も人類は解明できていないのです。

現在、科学文明は進化し、大気圏を越えて約40万㎞も離れた月に足をつけ、衛星は銀河系を越えたにも関わらず…

水圧による耐久度や酸素問題、光度など、深海への探索は大気圏外よりも困難であり危険なのです。

人類の興味＝予算問題
これが一番、探索を困難にしている現実的な原因だともおもわれますが…

地球上で発見されている動植物、陸上生物は約150万種、海洋生物はまだたったの10万～20万種という、全くの未解明さが顕著にあらわれている数字だといえます。ある学者の推定では、

ロマンと、そしてなぜかしっとりとした恐怖も感じませんでしょうか・・・

人類の起源

人類の起源として、もちろんアウストラロピテクス、猿人、アフリカ起源説が有名ですが、痕跡や化石、進化の過程を考えるとどうしても人類の進化過程にて「空白の10万年」ミッシングリンクができてしまうのです。

ミトコンドリア遺伝子をたどると、アフリカの1人の女性に行き着きます。エビデンスとしてはアフリカ起源説は間違いではないということでしょう。

南アフリカからホモサピエンスとして狩猟生活を繰り返していて、このホモサピエンスが北上し、ヨーロッパ、そしてアジアへと大陸続きに侵攻していくのですが、その際にほかの人類と言われている存在がいます。

有名なのが「ネアンデルタール人」「クロマニョン人」など・・

彼らは”ホモサピエンスが滅ぼしていった”と言われていますが、吸収していったのではないかとも言われています。
主に欧州人やアジア人、オーストラリア原住民などには2％～5％がネアンデルタール人の遺伝子が残されているとか。

筋力、体格的にも、繁殖力的にも圧倒的だった「ホモサピエンス」

原人や旧人といった人類、もしくは争いに負けた部族のホモサピエンス達はどんどん北や東の方へと逃げるように追いやられたのではないか。そしてこの時期に「アクア説」も当てはめられるのではないか、と想像を膨らませています。
詳細は下記⇓Wikipedia引用

アクア説

水生類人猿説（すいせいるいじんえんせつ）

映画「猿の惑星」でも、進化したサルが水を嫌うシーンがありました。といっても、ゴリラやチンパンジーなどは体が濡れるのを嫌い、テナガザルや日本ザルなどはそこまで嫌う訳でもない、というのが事実なのですが（よく温泉につかっていますね）

当時のホモサピエンスはどうなのでしょう。体格的にはゴリラ等に近い印象ではあります。

本能的な嫌悪、というよりかは非常に筋肉質な猿人、霊長類はどうしても水には体が浮きにくく、溺れてしまう危険、経験から苦手となっているのかもしれません。

追い立てられた原人、旧人など、北や東へと逃げた種もいるでしょう。同じく逃げに逃げたあげく

に落ち着いた種もいたのではないでしょうか。

最近の発見、見解において、ネアンデルタール人の脳は現代人と変わらない、もしくはそれ以上に大きかったのではないか、と骨格などから判明しました。少なくともホモサピエンスよりかは大きかったのは間違いはなく、なのになぜ絶滅したのかが謎となっています。

遺跡の痕跡から、石器などのいわゆる「武器」というものが出土していないところから、それらの使用、駆使ができずに駆逐されたとの見解もあります。

もしかして、ネアンデルタール人などは争いもなく、平和な種族だったからかもしれません…

世界の人魚伝説

有名な水棲生物との混合といえば
マーメイド、セイレーン、河童、人面魚、ウンディーネ
といった所でしょうか。

不思議なのは、なぜこんなにも世界中で人魚の目撃や伝説、言い伝えや昔話が多
おおく存在しているのか…

ほかにも

• ドイツのローレライ

• アイルランドのメロウ

• フランスのメリュジーヌ

• デンマークのハウフル

• 中国の蛟人（こうじん）etc…

日本では八百比丘尼（やおびくに）
人魚の肉を食べ、不老不死になるお話が一番有名でしょうか。

すこし違いはありますが、河童や海坊主（うみぼうず）人面魚なども水棲なのは間違いありません。

アフリカにも中東にも、南米にも人魚伝説など後を断たず、完全に否定するのも不自然なぐらいだとも思います。

海獣

海獣とは、イルカやクジラの「鯨類」
オットセイ・アザラシなど「食肉目鰭脚(ききゃく)類」
ジュゴン・マナティーなど「海牛類」
の総称です。

その中でもイルカやクジラの脳は非常に大きく、平均値は人間の約6倍もあり、脳溝（脳のシワ）も深さや多さも完全に人類は負けていて、地球上で最大です。
※利権上やグロすぎて画像が出せず申し訳ないです。是非検索してみて下さい。

人魚といえば、マナティとの見間違え説がかなり支配的です。だれもが聞いたことがあるのではないでしょうか。

もちろん、昔に水中カメラなんてものは存在しなかったため、陸上から見る水中の姿はなににでも見間違えることもおおいにありえます。

現代でもほかの魚、サメなどに食い荒らされたクジラの腐敗した屍を発見しては、クラーケンや恐竜の生き残りだと勘違いし話題になったりしています。

個人的にはシロイルカなどの頭に海藻が巻き付いていればそれはもう人魚だときっと思ってしまいます。

上記の「アクア説」では、おおくの水棲生物と人類との共通点があると記載があります。イルカなどは非常に人間に友好的なのも、なんだか親近感が沸きませんでしょうか。

海底都市

さて、ホモサピエンスが猿人からの進化だとすれば、ネアンデルタール人やクロマニョン人などは何なのでしょうか…

霊長類のようなゴリラ、オラウータン、チンパンジーといった種類のように、人類へと進化していく猿人にもそれぞれの種類があり別々に進化していったということなのでしょうか…

「アクア説」では、まるで先祖返りのように猿人が海へ返ったというニュアンスで唱われていますが、もし、例えば「シュメール人」のように別人類、別祖先がいたとしたら、またロマンが膨らみます。

シュメール人＝アヌンナキ

そしてこの痕跡は「宇宙人説」がよく飛び交っています。
昔から、どの国でも分からないことや知られたくないことは全て「宇宙」で片づけられてきました。いわば論理の逃げの宇宙説です。

様々な科学実験、飛行実験、なんなら地域復興などもミステリーサークルやUFOとし、とりあえずの説明、落としどころなどに利用してきました。

だからこそ、この説じたいが出回ることこそ、よりうさん臭く、きな臭くありませんでしょうか・・・
と、いう陰謀論も面白いですね。

ムー大陸のムー文明、そしてアトランティス…

伝説的な都市伝説の域が出ませんが、なにせ冒頭でも記述させて頂いたように

海の95％は未開拓

なわけです。
地層による分析も、地表にある土層でしか調べられていない。

４５億年の地球の星誕のなかで、海底へと移動していった、当時の陸地で何があったかなどは知る由もありません。
完全に肯定もできませんが、否定もまた、できないのではないでしょうか。

まとめ

霊長類も、たしかに頭が良く身体的特徴が似ていて、遺伝子的にも人類とチンパンジーとの違いは1.2％しかありません。98.8％のゲノムが同じなのです。
なので物理的証拠がなく、定説の前提に覆すような要素はありません。

ただ、生物に限らず、宇宙の全ての理（ことわり）とはそんな単純なものなのでしょうか・・

もっと、あらゆる要素が交じり合わされた混沌（カオス）の結果であり、人類が解明できていない全ての現象、事象はそのような予想をはるかに越えた一滴の水滴、水面を揺らす不確定要素だったりもします。

海獣からの進化した人類。もしくは、ホモサピエンスの侵略から逃げのびた、べつに進化を経た人類・・

シュメール（アヌンナキ）、ムー、アトランティス…
ネアンデルタール、赤毛、肌、脳、処女膜…

これらの複合的な要素こそが「人魚」の正体、そして人類の正体の『一部』なのかもしれません。

最後に

ソ連の生物学者、イリヤ・イワノビッチ・イワノフ
「ヒューマンジー」
で有名なマッドサイエンティストと呼ばれています。

彼は人間とチンパンジーとの交配というキメラ実験を実行しようとしていました。
※結果的な報告上は未遂に終わっている。

人の狂気というものも、宇宙の理と同様、凡人に想定は難しいものです・・・