見出し画像

豆から抽出するペーパードリップに必要な道具とその代用品

これはいつかお伝えしたいお話でした。春なので、みなさんハンドドリップコーヒー初めてみませんか。道具はどれも必要十分なもので揃えています。また道具買うのは予算も時間もかかって面倒だと思われる方へ、代用品を全ての項目で書いています。実はお家にあるもので今すぐにコーヒーがドリップできます。合わせてご覧ください。

コーヒーミルと代用品

ポーレックス コーヒーミル2 ミニ

ミルは金額が刃の形状にダイレクトにつながるので、安すぎるものは味や手間に影響します。同じ量を挽くことになっても、時間が数分変わるので、毎日やる場合はできるだけ早く挽けるものがよいです。その中で、アウトドアにもコンパクトに使えて、衛生的で、なおかつ味が美味しく速く挽くことのできるポーレックスはかなりおすすめ。ちなみに日本の企業です。すごい。

代用品
挽いた粉を買う。品質は粉にすると落ちやすいですが、ミル買いたくなければ、粉を買いましょう。以上です。

ドリッパーと代用品

Kalita ドリッパー プラスチック製 1~2人用 101FT

これでいいです。300円切ります。これはコーヒーメーカーKalitaの製品ですので、必要十分です。これを使ってください。ちなみにガラス製品や陶器のものもお店の人間としてはおすすめしたいのですが、割れない、取り回しが良い、安いということでお選びしています。ぜひこれで入れてください。

代用品
ろうとかザル。ご自宅にあるものでいいです。代用品なのでこだわりは必要ありません。盛大に手を抜きましょう。

フィルターと代用品

Kalita フィルター FP101濾紙 1~2人用 100枚入り ブラウン

上記の101FTに合うフィルターです。上記のドリッパーを買ったならこれで。100枚入って300円切るのか・・・。一枚3円。安い。ちなみに漂白済みの白色もあったりしますが、気にしなくていいです。現在生産技術が向上しているので、きちんとリンス(お湯通し)をすれば問題ありません。なんだったらしなくてもそこまで味に変化はありません。とりあえず始めることが大切です。

代用品
キッチンペーパー。お家のものをお使いください。手抜き大切ですよ。
手作りフィルターです。こちらを参考にされてください。
お手軽!手作りペーパーフィルターの作り方|CoffeeMecca


スケールと代用品

タニタ クッキングスケール 1kg 1g単位 ホワイト KD-187 WH

本当はタイマー付きのコーヒー用デジタルスケールをおすすめしたいところですが、お値段がするので、必要十分ということでこちらをおすすめします。このスケールは実際に持っていますが、精度と使いやすさが抜群です。普段のキッチンの計りとして十分につかえます。耐久性もあるので、長く使える分、コスパはいいでしょう。ちなみにAmazonにある1000円くらいのスケールは何個も持っていますが、すぐに壊れます。安心のタニタです。

代用品
メモリがついたサーバーもしくは目分量。これが一番早くて簡単かもしれません。目盛りがなくてもこのくらいだろう、みたいな感覚でもいいです。薄いか濃いかの話なので、気にせず楽しんでください。

タイマーと代用品

HARIO V60ドリップスケール VSTN-2000B

一応コーヒー用デジタルスケールもお勧めしておきます。これは日本全国あらゆるお店で使われているデファクトスタンダードだと考えてもらって差し支えありません。個人的にはボタンに押し心地がないので、気になりますがこれを知って持っておくと、コーヒーショップ開業の際にスムーズです。でも高いですよね・・・。

代用品
スマホのタイマー。もう必要十分過ぎます。コメントはありません。

ケトルと代用品

HARIO V60ドリップケトル 800ml ガス・IH対応 VKB-120HSV

HARIOのケトルは実はかなり使いやすいんです。お店をしているとデザイなど拘りたくなりますが、とりあえずこれでやれば問題ありません。十分すぎます。コーヒー専用のケトルはお湯が細くでるので、狙ったお湯の量が狙った場所に落とせるので存在します。1ランク上のドリップを目指すなら専用ケトルはおすすめです。一気に技術が上がった気持ちになります。

代用品
ヤカンか鍋。家にあるもので。細く出したいなら、箸のようなものを使ってつたわせて注ぐとうまくいきます。絶対に新しく買ってはいけません。これで必要十分です。お金はかけないように。

温度計と代用品

タニタ 温度計 50~240度 TT-583 BR スティック温度計

安心のタニタさんです。温度計は素早く測れるものが嬉しいのですが、そうなるとそこそこお金を出さなければならず。逆に安いものは経験上すぐに壊れます。スケールでも話しましたが、必要十分を考えた上で高品質なものであればこれに限ります。速度はそこそこですが、表示がわかりやすいのもいいです。もちろん他のお料理にも使えるので、用途は広いです。おすすめ。

代用品
測らない。鍋で沸騰させたお湯を、そのまま使わずに一度ヤカン移してから抽出すると、お湯の温度が80℃〜90℃くらいに落ち着いて美味しいコーヒーがでます。ワンクッションおくだけで必要十分に美味しくなるので、温度計なんていりません。買わないでください。

おわりに

以上です。春になりましたから、新しいことを始めたい方にコーヒーの抽出器具のおすすめと、その代用品について書きました。代用品だけで始めるならば何も買わずにスタートできるかもしれません。抽出方法は他のブログなどをご参考になさってください。でも基本的に手順を守りさえすれば美味しいコーヒーが飲めますよ。おそらく驚きます。自分で淹れたコーヒーが美味しいのは最高です。ぜひお試しください。

何かご質問があればコメントお待ちしております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

個人経営の自家焙煎コーヒーショップのお客様満足度を上げるために利用させていただきたいと思います。サポートいただくことが何より嬉しいです。引き続きよろしくお願いいたします。