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手放すコトの先に。(会社員という肩書)

こんにちは、SiN(シン)です。

私が起業を決心してから手放したコト。

1、会社員という肩書
2、安定的な収入
3、職場の人間関係
4、周りからの意見
5、時間の縛り

今回は、この中の一つ目。
「正社員という肩書」について、
思うことをつづります。

1、正社員という肩書

正社員になれば将来、
仕事がなくなることは無い、
クレジットカードを作ったり、
職業欄を書く時も
やはり正社員だと
社会的に認められているという
箔が付くような気がしていました。

実際、自営業やフリーランスというと
社会的には「大変そう、苦労する」という
見方もまだ多いと思います。

ただフリーランスになった私から見て。
社会人のほうが私は苦しかったかな。

私の以前の会社は契約社員と正社員の2形態。
契約社員から正社員登用制度を活用して、
正社員を2年。

契約社員の特権は、責任感が無くてもいい
という声が以前の職場ではとても多く。
(元々仕事へのエンゲージメント意識が
 低い会社でもありましたが^^;)

根っからの真面目な私は契約社員時代も
どちらかというと意識を持って
業務に携わる反面、
「こんなにやってても正社員と違って
 ボーナスは出ないなら正社員の方が…」と
ちょっと甘えた気持ちで正社員になるものの、
正社員になった途端、
契約社員の意識の低さが
ある意味自由でいいなとも思ったり。

契約社員の中では、
ただ座ってるだけでも給料を貰える人、
正社員の中でも、
一定数のところまでしか業務をしない人。

要は契約社員でも、正社員でも重要なのは
「マインド」の問題だと思ったのです。

「私は基本の仕事しかしません」
という形を見せていても、
基本の業務さえしていれば給料はもらえる。
安定的な生活も手に入れられる。

私は多分、この会社のそういった
個々の意識の違いでも、
許されてしまう会社自体への
もどかしさが
ずっと心のなかで許せていなかったんです。

正社員という肩書を捨てて、
自分という意思の中で、
良くも悪くも成長するかしないかと
試されるフリーランスは
いわば私一人従業員で自由!

社会的に認められているかどうかは
実績次第。

まだまだこれからです。

正社員でなくフリーランスでも
実績あるとやはり出版される方もいるし、
収入を会社員よりも高い方もたくさん。

じゃあ、正社員という肩書きは必要か?
と考えた時に私には、
その肩書きよりもフリーランスという
肩書きの方が不安もあるけども、
マインドの自由さも
自分で決められる。
希望だってある。

もちろん、私の以前の会社の場合の話だけど。
エンゲージメント意識の低い従業員で
困っている上司が多いから、
そういったやる気を出すためにといった
本も多く出版されているのが事実。

正直な話、以前の会社では
エンゲージメントのアンケートを全従業員向けに
年1回か2回行っていたが、
改善された例がない。
アンケートに答えるときですら、適当に回答する
従業員が大半。
理由は「どうせ改善されない。」

だから意識高く頑張っている従業員ですら、
気持ちを高く保持するのに疲れ、
辞めていく私のような人が後を絶たない。

実際、私が辞めた2023年だけでも
従業員150名ほどの会社で、
10名以上は辞めている。

その退社した人はみんな意識高く
頑張ってきた人で、
「もうコレ以上やってらんね〜よ」というのが本音。

もちろん、精一杯従業員のことを考えた
素晴らしい会社もたくさんあると思います。
私が出会えなかっただけですが。

少なからず会社員という肩書を脱ぎ捨てて
フリーランスになる方は、
こういったもどかしさを
自分の手でカタチにしたい人も多かったはず。

そんなわけで、会社員という肩書を
必要とするか否か。
参考になればと思います(?)
参考になるのでしょうか(笑)

手放すコトの先に「会社員を手放した」私は、
会社員という社会的地位はただの見方に過ぎない。
中身はどうか?を考えさせられた一つでした。

本日もお読みいただき、ありがとうございました!


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