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ネコ愛でたい。それか余暇マスターになりたい

 有給がいっぱい余ってまして、ほっとくと消滅するし、最近けっこういっぱい使ってます。休み多め。フゥー!

 フゥー! はいいんですけど、困ったことがある。休みって何していいかわからん。いや、こう、やりたいことはまあまあある。積ん読してる本読んだり、久々にショートショート書いたり、単にさんぽするのも好きだし、映画見に行ってもいいな。たまには、友だち誘って呑みにいこうか。とか。

 いろいろ思うんですけど、どれもやらないですよね。そういうものですよね。昼寝とかに落ち着きますよね。いいんですけどね。お昼寝。はっきり言って素晴らしいと思いますよ。お昼寝。すごく、心地よい気分になって、サイコーです。サイコーですけど、「やろうと思ってたこと出来なかった」という結果が残る。

 やりたいことをやったほうが、達成感がある。まあ、とはいうても休日なんだから、なんも考えずにのんびりすりゃいい気もするけど、そうすると結果、なんか、もやっとした気分で夜を迎えることになる。

 なんなんだ、これ。

 ひたすらのんびりしても充実感あるような日もあるんですけど、それは「よーし、今日はひたすらのんびりするぞう!」と思ってのんびりした場合だ。

「休む」って何なんだ。罪悪感も後悔もない、純粋な休みとは何か。

 考えすぎか。考えすぎなのか。損してるか。

 とりあえず、早起きして家事すませたら、とにかく出かけちゃって目的も定めずに散歩するとかでいいのか。

 で、目にとまるものがあったら立ち寄って、お腹すいたら、香りにつられてスパイスカレー食べて、珈琲屋で一息ついて、思いのほかおいしい珈琲だったから店主さんとおしゃべりして、どうやって淹れてるのかとか話きいて、珈琲豆買って、家に帰って自前の器具で店主さんの味を超える所存でタクティクスを構築し、イメージをぶつけるイメージでドリップして、脳内で店主さんとバトルして、たいていは負けるけど、かなり近づけたら嬉しくて、執った戦術をメモして、次の改善点に思いを巡らせてたら、ちょっと疲れて眠たくなったら、おふとん敷いて昼寝して、ちょっと思ったより眠りすぎてしまったりして、あわてて、晩ご飯の準備してる間に妻が帰ってきて、疲れを労いながら、ご飯の支度をすませたらいっしょにビールで乾杯して、街ぶらロケ番組をのんびり見て、風呂に入って、ポメラでなんか思いついたこと書いて、それで、眠る。

 とかでいいのかな。休日。

 いいような気がする。

 

 一番やりたいのは小説を書くことで、でも書こうと思うと書けない。休もうとすると休めないことに似ている気がする。そういうんじゃない、考えてやるこっちゃない。

 いや、休むのはそうだけど、小説はそうか? ってなるけど、なんも思いつかんときに無理に頭ひねるより、開き直って好きなことしてるほうが、感情が動いて、なんか降りてくることもあろう。 ……だと良いな。

 あの、坂本慎太郎って人の歌で、『義務のように』って曲がある。

“義務のように美しく/義務のように夢見がち/義務のようにほほえんで/義務のように虚ろ”

“キャンドルがゆれる部屋で/センスのいい曲がかかり/大人たちが泣いている/何も感じない”

 終盤のこんな歌詞もある。

 ほかの誰でもない、自分がそのとき感じた感情に従いたいものですね。そこにこそ、なんか、充実があるのだと思う。自分がそのとき感情に従う……おふとん……ネコ飼いたい……感情に従いネコの抱き枕かかえて寝ます。

#雑記 #日記 #随想 #うそめがね日記 #休日の過ごし方 #坂本慎太郎 #義務のように

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