うそめがね日記

窓ガラスに向けてちょっと微笑んだりもする

休日の朝、いきつけの美容室に行ってカットとカラーしてもらった。カラーっつっても白髪染めですが。
 カラーで思い出しましたが、職場(服装自由)に明るい茶髪ショートの毛先にピンクのメッシュ入れてる女の人がいて、ぼくはいつもウーパールーパーみたいだなあと思っている。
 むかしウーパールーパーの歌あったなあ。それと、CMで「ウパッ」て声で鳴いてたけど、人間側が命名した名前に沿って鳴く生き物に「おまえは、本

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ノートとペン。その妄執

アアアア!
 東急ハンズの文具コーナー! おしゃれなデザインで所有欲をくすぐるノート! 洗練された造形で書くことの楽しさを体現している筆記具!
 アアアアアア!!

 大好きなものであふれた空間である。しかも、その大好きなものを大好きな人たちがたくさんいる空間である。空気中の楽しさが円環状に収束・循環し、インフィニティ状態で無限ボムだ。それが、東急ハンズの文具コーナーだ。
 しかし、嗚呼! 買って

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もはや予備動作なしで放つタイプの奥義

ぼくは出張コーヒー屋というのをやってるのですが、イベント出店で繋がった人と喋ってて、こう、
「娘がね、めっちゃバンド好きなんですよー」
「へぇー、ぼくもめっちゃ好きですよ。ライブとか良く行きますし」
 みたいな会話をしてですね、で、
「今度また出店一緒ですけど、そのときあたし用事で出れないんで、娘が代打で行くんですよー。ぜひ熱くバンドトークしたってくださいよ」
「はい! ぜひ!」
 って答えたんで

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サマーホリディ/そして筋肉の夢をみる

大阪の中心っていったら、ひとつに梅田をはじめとする「キタ」が挙げられるけど、キタエリアを切り取るように流れる大川を挟んで東は、ちょっと郊外って感じになる。梅田から東進して橋をひとつ渡ると都島区です。
 川をひとつ渡ると、町の表情がガラッと変わっておもしろい。で、そんな川向こう、大阪メトロ都島駅のちかくに、ずっと行きたかった喫茶店があった。
 いや、別にものすごい何かがあるっつーわけじゃないんですけ

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喫茶店の儀、成る

あの、こないだの休み、近所をぶらぶらしたりした。おさんぽを執り行った。
 ただあれですよ。真夏日なもんで、日差しがやばい。一定時間以上浴び続けているとHPがガリガリ削られる。でも、青空、入道雲! ついふらふら出歩いてしまう。
 といっても、今日は、用事があった。クーラーで気管をやられてしまったので、となり町までお薬をもらいにいかねばならぬのだ。無目的さんぽもいいけど、目的さんぽも良いですね。

 

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【推薦図書】 #鬼滅の刃 を読んで、生きろ!!【ややネタバレあり】

「頑張れ炭治郎! 頑張れ!!
 俺は今までよくやってきた!!
 そして今日も!!
 これかれも!!
 俺が挫けることは絶対に無い!!」

『鬼滅の刃』が大好きである。週刊少年ジャンプで連載している、吾峠呼世春さんのマンガである。

 ある炭売りの少年・炭治郎が、家族を鬼に殺され、また、鬼に変化した妹に喰われかけたところを鬼殺隊の富岡義勇に救われたことをきっかけに、自らも鬼殺隊として剣を振るうように

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【物欲クエスト】スマホケース大好きおじさん

よぉ、誰だテメェは。客か。この店ははじめてか? ここはアイスコーヒーが美味いんだ。フツウのもあるが、情け容赦というものが一切ないのもある。よぉマスター、コイツにアイスコーヒーを。ああ、殺すほうのだ。ん? 俺か? 客だ。逆に問うが、テメェのスマホケースは何だ?
 何故とつぜんスマホケースのことを聞くのか? 大した意味はねぇよ。自己紹介みたいなもんだ。で、何よ、どんなスマホケース付けてんだ? ポップな

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風が気持ちいいこんな日は

加古川の実家に帰省しており、朝ご飯と昼ご飯の合間。両親は自室で横になってうたた寝してる。

 ぼくはひとりリビングにいて、一軒家の開け放たれた窓から風がぬけて、湿っぽい夏のはずだけど、ものすごく爽やか。リビングに面した庭のむこうは、田んぼや道路、一軒家が並んでる。豆腐屋のパー……ポー……っていうアレの音や、夏休みのプールとかに向かう子どもの弾む声とか聞こえてくる。でもどの音も遠くに聞こえるのは、実

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骨のある水筒

骨のある水筒だ。
 そういうものを求めている。

 あの、つまり水筒のことが好きだ。マイボトル。ステンレスマグ。液体を入れて持ち運びクイックに飲むためのドウグ。古くは竹筒や革袋、ひょうたんに端を発するプロダクト。
 イオンとかロフトのキッチンフロアに行くと、そのラインナップの繚乱っぷりに酩酊感を覚え、気づいたら2時間くらい居ることができる。
 液体を入れて、持ち運び、飲む。
 その目的のために各社

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【感想文】舞台『ビビを見た!』で感覚世界を行き来する

大海赫(おおうみ・あかし)著の絵本『ビビを見た!』という絵本があり、それが最近、気鋭の演出家と演者の手により舞台化した。
 で、観てきたんで、レポートめいたものを書く。

 ネタバレ含みます。

『ビビを見た!』は、マイナーではあるが、カルトなファンのいる絵本らしい。
 奇抜な配色の版画と残酷で少し不気味さのある物語により、かつて読んだ多くの子どもにトラウマを与えたが、しかし、おとなになってから読

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