スモールビジネスでは借入をしても利益を黒字でキープしつつ成長することにより銀行を安心させる。スタートアップでは成長を前提にということはあるが、資金を使い切ってこそ投資家は安心する。

記事元：Start-up と Small Business

全く違いますね…おそらく資金を使う側も、提供する側も、スモールかスタートアップかで全く違うのでしょう。

銀行側としては確実に返済されて金利収入を得たい。そして銀行からお金を借りた企業は、黒字化して利益を出したい。これがスモールビジネスの在り方。

一方スタートアップは、早期に黒字化を目指すよりも成長を目指す。その成長のために資金を使う。成長のためなら赤字も惜しまない。そしてビック企業になって、ゆくゆくは上場か売却へ。

これは投資家も望むことで、なぜなら投資家は小銭稼ぎのために投資した訳ではなく、大きく成長させて何倍ものリターンが欲しいから投資したのです。銀行とは訳が違う。

スモールビジネスでは早ければ早い方が良い、スタートアップではこれも成長を前提にするが、黒字化を急げば急ぐほどビジネスは小さくなりがちで、大きく化けるビジネスを探す投資家には魅力的ではない。

スモールビジネスでも企業を成長させることはできますが、昨今の巨大な企業は第三者からの出資によって大きく成長しています。スタートアップ型で成長して、奇跡的にはユニコーンという1100億円以上の価値を持つ未上場企業が誕生し、投資家は嬉しハシャギます。

スモールビジネスでも大きく成長することはできますが、スピードも規模もスタートアップと比べると限界があります。

結論から言えば、急、成長したいのならば「スタートアップ」がいいよね。という話。

あなたが何を目指すのか、どんな企業を目指すのか、それによって資金調達の手段も変わってきます。ただ、だからといって安直にスタートアップ型で、投資家からの出資を頼まない方がいいのも確か。

投資家からの資金は額も大きく、知識やノウハウ、人脈もプレゼントされて、おまけに資金の返済不要(この考え方は事前に捨てた方がいいかも…)だけど、めっちゃコミットされて生きた心地がしないのも事実らしいです。

気楽にやりたいのなら銀行などからの借入を選択しましょう。払える金額くらいで。スモールが悪い訳じゃありませんし。

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