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ストレスかしら。【不登校】

またひとつ病気が増えた。

突然病気になりました。(病気って突然のことが多いかもしれないね。)
なってから振り返ってみると、思い当たる節がいくつも見つかったりして、
でも、決定的な症状が出るまでって、以外と気付かないものだなぁと。

『甲状腺機能亢進症(バセドウ病)』とな。
Twitterで打ち明けたら、わたしも、ぼくも、知り合いがとか、
フォロワーさんから聞きました。
患者数はかなり多いようです。
わたしの親友も若い頃にこの病気に。
そのおかげで、体験談が聞けてとてもありがたい。
主治医によると、女性の300人に1人くらいかかるそうで、
男性よりも女性の方が多いとのこと。

『薬で寛解する人もいれば、飲み続ける人もいるし、悪化する人もいる。
薬が効かなかったり、悪化した場合は、別の治療法を用いる。
アイソトープという、放射線のカプセルを飲んで甲状腺の機能を衰えさせる、または、手術にて大きくなった甲状腺を切り取る。
上記2つの場合は、甲状腺機能が低下することが多いので、服薬になる。
治療薬は危険な副作用が出ることがあり、重篤になることもあるので、
最初の2ヶ月は2週間に1回、採血をして副作用が現れていないか確認。
その後は、月1回の検査を続けていく。
薬でコントロールできれば、通常の生活が送れるだろう。』

主治医から聞いた内容はこんな感じ。
薬の副作用の中に、白血球が突然0になるというものがあるそうで、
抵抗力がなくなり、大変危険な状態を引き起こすとのことで、
検査は必ず来ること、風邪症状が出たらすぐ受診と言われた。
もう、最初に飲むときはドキドキでしたよ。
クリスマスで2ヶ月経つので、ひとまず安心かなと思ってますが、
副作用の危険が無くなるわけではないので、注意が必要。

わたしの場合は、そこまで重症ではないらしく、薬も少なめから始め、
ゆっくりゆっくり効いてきてるなぁと実感してます。
前回から、副作用があまりない方の薬(2種類飲んでます)を1錠増やし、
より回復してきたような気もします。←いま、ココまで。

発症したら、なるべく早く治療を始めた方がいいそうなので、
(わたしは気付くのがちょっと遅かった感あり)
思い当たる症状があったら参考にしていただければ幸いです。

わたしが感じた症状。

☆床にペタっと座ると、なかなか立ち上がれない。
☆すごくお腹が空く。
☆エアコン苦手なはずなのに、一晩中当たっても大丈夫。
☆昼も常に暑くて、扇風機を自分に向けてかける。
☆疲れやすくて、なかなか夕飯が作れない。
☆ペットボトル飲料などの蓋が開かない。
☆目の調子が悪い。(目が飛び出てはいない)
☆午前4時5時まで眠れない。(以前から夜更かしではあった)
☆すごく食べてるのに5キロ近く痩せた。(病院で気付いた)
☆頻脈である。(安静にしていても120回/分以上)
☆動悸がする。
☆足が震えて立っていられない。
☆手が震える。

元々、パニック障害からの全般性不安障害があるので、
手が震えがち(もしかして遺伝の本態性震戦)だったので、
あまり気にしていなかったんだけど、
夫に渡そうとした思いマグカップが、プルプルプルプル震えて、
こぼれそうなくらいになった時は驚いた。
脳からの伝達に異常が起き、甲状腺ホルモンを多量に分泌することで、
普通にしていても、マラソンしているような、短距離走ってるような、
身体がすっごく張り切っちゃってる状態になるのがこの病気。
(パニック障害も脳の機能異常だった。わたしの脳って。笑)
そして、筋肉も落ちるので、力がどんどん無くなる。
床から立ち上がれなかったのがそのせいみたい。
立ち上がるのに、立派な杖が欲しかった。w

症状からして年齢からして『更年期障害』かな、
なんて考えていたのだけど、甲状腺ホルモンの数値が
見事にが引っかかった。(;^ω^)
すぐに甲状腺専門医を紹介され、通うことになった。

初期の状態

診察、血液検査をして結果が出るまで1週間、そこから投薬とのこと。
すると、その1週間で症状が急激に進んだ気がした。
病名が分かって、今すぐどうにかなっちゃう病気でもないと分かって、
優しい先生に巡り合えて安心はしたものの、
症状が進んだところをみると、限界に近かったのかなと感じた。

家事をしても、立っていられる時間が短く(足が震えてくる、だるくなる)
カラータイマーが光るとソファに戻る、またキッチンへを繰り返し。
薬が効いてくるにつれて、カラータイマーが光る間隔が長くなった。
こういう時息子は優しく、すごく助けてもらった。
不謹慎かもしれないが、家にいてくれてありがたかった。
夫は何もしない、震える手でコーヒー渡してもノーリアクション。
可愛いのは夫より息子、になるよねぇ…と思った。(笑)
しかし、息子と母との関りが深すぎるのは息子にとって良くないんだけど。
病気の間ということで、頑張ってもらった。

今現在。

薬を飲んで約2ヶ月。
最近は、当初よりもだいぶ調子はいいです。
時々疲れて、ものすごくだるくなることはあるし、
長距離は歩けない、カフェイン飲めない、重いもの持てない、
というのはまだあるけれどショッピングモールの中を、
ゆっくり歩くことは出来るようになりました。
床から立ち上がるのも、以前よりスムーズに。
服薬量をちゃんと守って、じっくり治していこうと思います。

病気の原因

この病気は、広い年齢層に突然起きることも多いようで、
主治医いわく『ストレス』『睡眠不足』が良くないと。
両方がっつり当てはまってるがな…。
夜が大好きな私は、昔から極端な夜更かししてたし、
息子が学校行かないので、昼間まで寝てることもあるし、
(息子は昼夜逆転をすることもなくちゃんとしてるw)
ダメダメな母親だなと思うのですが、言い訳させてもらうと、
1日中息子と家にいる私にとって、
2人が寝た後のおひとり様時間が、ほんとうに大切なのです。
生活改善をしていかなければと、今回のことで痛感しましたが…。

ストレスですが、もちろん息子の不登校が関係しているでしょう。
でも、息子が自分のせいでわたしが病気になったと思うのは可哀想。
(うすうすそう思ってもいるみたいですが)
だから、不登校のせいだなんて息子には言わない。
そして、実はストレスの本当の原因は、夫にあると感じてます。

息子を、不登校を、なかなか受け入れることが出来ず、
相談したくても、話にならない。受け付けない。
息子のことを、やる気がないとか、根性がないとか、
勉強してないからバカになったと言う。
(さすがに、息子に直接は言わないけれど)
最初のころは、会社から帰って来ても真っ暗で話もしない。
途中から『あきらめる』そうで、真っ暗はなくなったけど。
そんな夫なので、この1年5か月、わたしは1人で何もかもに対処していた。
それが積もり積もって病気になったのではないか。
その可能性の方が高い気がする。
息子にも気を配り、夫にも気を使い、疲れる日々…。
そんな夫が息子の成長に置いて行かれる日も近いかも。

先日、大きな転機があった。(別記事にて)
これからは、心機一転、ストレスのない生活を送れるように、
過ごして行けるのではないかなぁと思えたりもしている。

貧乏な歌うたいに、ちょっといいマイクを。 まだまだ子育てにお金がかかるし。自分のためにはなかなか使えない。 でもでも、歌うことは生きること。いい音で録音できたら嬉しい♪ ということで、サポートいただけたら音楽に使わせていただきます。