【フードエッセイ】2024/2/26〜3/2のお弁当記録
先週降り積もった雪こそすっかり解けたものの、戻ってきた寒さがなかなか立ち去ってくれないままだったような一週間。
寒さにめげず毎朝ちゃちゃっと作って規則正しく食べ続けたお弁当の記録です。
2月26日 月曜日
岩手・陸前高田産の梅干し
チーズ入り卵焼き
宮城県産キャベツのゆかり和え
宮城・石巻産ミヤギシロメ(大豆)と北海道産昆布の煮物
冷凍食品のひとくちトンカツ
石巻で買ってきたミヤギシロメは洗って水にひと晩浸してから30~40分ほど茹で、若干歯応えが残るくらいまで柔らかくなったら刻み昆布を入れ、酒とみりん、醤油で煮込んだ。たっぷりと昆布を入れたおかげで汁にとろみが出て大豆が昆布を包み込む。美味しく嬉しい作り置きおかず。
キャベツは刻んで電子レンジでさっと蒸し、ゆかり和えに。甘みの強いキャベツにゆかりの酸味が程よく、こちらも美味しかった。
2月27日 火曜日
しらすふりかけ
チーズ入り卵焼き
宮城・石巻産プチトマト
宮城・石巻産ミヤギシロメ(大豆)と北海道産昆布の煮物
冷凍食品のつくね串
「皮が薄くて食べやすい」とパッケージに書いてあったプチトマトが本当に皮が薄くてビックリ。口の中に皮が残らない。しかも甘みが強く、その味わいは野菜というより果物のよう。
農作物の品種改良って凄いなぁとあらためて思う。
生産者の方々に感謝。
2月28日 水曜日
岩手・陸前高田産の梅干し
チーズ入り卵焼き
千葉県産メザシ
宮城・松島産縮み雪菜のお浸し
我が家の定番・千葉県産のメザシ。相変わらず大きくて美味しい。なのに申し訳ないくらい安い。ありがたいのでこれからも積極的に買って食べていこうと思う。
縮み雪菜は縮みほうれん草と同様、この時期ならではの野菜。葉に厚みがあるので茹でてもくたっとならず、しかも甘味が強くて美味しい。晩酌のお供に、お味噌汁の具にと大活躍。ありがたい野菜である。
2月29日 木曜日
岩手・陸前高田産の梅干し
チーズ入り卵焼き
宮城県産カブのゆかり和え
福島県産モヤシの塩胡椒炒め
冷凍食品の北海道ジャガイモコロッケ
夫婦共働きの我が家。給料日は20日と25日なのだが、家計簿の締めは月末にしている。ゆえに、月末は贅沢を控えるのが習慣になっていて、お弁当もお手頃野菜をフル活用。安くて美味しい野菜は家計の味方。ありがたい。
一袋30円のモヤシと5個150円のカブで晩酌と朝食のお味噌汁とお弁当を作った自分を褒めたい。
そんな節約生活に文句ひとつ言わず、毎日一緒に節約を楽しみながら美味しく食べてくれる夫にも感謝である。
3月1日 金曜日
岩手・陸前高田産の梅干し
チーズ入り卵焼き
宮城県産キャベツの胡麻ドレッシング和え
宮城県産ミヤギシロメのおから煮(市販のお惣菜)
冷凍食品の鶏塩から揚げ
子供の頃からおからの炒り煮が大好きだ。
しかし、以前おからを買ってきて自分でおから煮を作った際、想像以上の凄い量になり、全部食べきる前に傷んでダメにしてしまった苦い経験があるので、現在のところ私の中でおから煮は「買ってくるもの」になっている。
最近のお気に入りはウジエスーパーのおから煮なのだが、この日は長町のSEIYUのお惣菜コーナーにて購入。あっさりした味付けながら甘味強め、ネギ多めのふんわりしたおから煮で、こちらも美味しかった。ちなみにウジエのはちょっと濃い目の甘辛醤油味でしっとり食感。酒のつまみに最高の味付けで、もちろんごはんに載せても美味しい一品である。
こうして書いているとまた食べたくなってきた。おから最高。
お弁当報告のはずがおから愛を語ってしまったが、他のおかずも美味しかった。
3月2日 土曜日
海苔弁(福島・南相馬の焼き海苔、スライスチーズ、かつお節)
目玉焼き
宮城・名取のほうれん草のお浸し
宮城・大崎のしそ巻き
石巻のご近所さんからいただいた大根の粕漬
そして今日は、土曜日恒例の海苔弁。
大崎のしそ巻きが美味しくて嬉しい。
ほうれん草は久しぶりに縮みほうれん草ではない普通のものだったのだが、それでも葉に厚みがあり甘みもあって美味しかった。先日の縮み雪菜もそうだが、冬場にこうした葉物野菜が安くて美味しいのは本当にありがたいなぁと思う。
ご近所さんからいただいた漬物は、どこか懐かしい、ほっとする美味しさ。
実家の亡母の漬物の味を思い出す。
亡母は漬物名人だった。けれど母の漬物にまつわるエピソードには、少々辛い思い出もある。母亡き今となっては本人の許可も取れないのでここに書き残すのは控えるが、晩年の母の言葉を思い出して、昼からちょっとしんみりしている。
しっかり食べて休んで、あと半日頑張ろう。
同じく今日もお仕事の御同輩の皆様、お互いお疲れ様です。午後もご安全に。
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