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優秀作品決定しました!!Nouns Art Festival 【Web3時代のNounsDAOを使った新しい映画際】結果報告

ナウンズ・アート・フェスティバル (ナウンズフェス) は、平和で維持可能な地球の大切さを 一人でも多くの人に知ってもらうことを目的に、NounsDAO のメンバーによって作られた、オンライン・アート・フェスティバルの授賞式をおこないました。

Named Noun・Nouns LoveのNFTをお持ちの方による投票と北村久美子氏・原田遊人氏・片山恭一氏・夏野剛氏・中島聡氏の5名の方による厳正かつ慎重な審査の結果、次の方々の作品が選ばれました。

受賞作品決定

第1回は、「愛、平和、もしくは維持可能な地球(SDGs)」をテーマにした、2〜3分の短編映像を募集し、多くの方に御参加いただきました。
(応募作品はこちら
その中から選ばれた作品は以下になります。

受賞作品

最優秀賞:「ソーラーキッチンカーの作り方」
優  秀  賞:My dear child.
優  秀  賞:田の守り人

最優秀賞:「ソーラーキッチンカーの作り方」

作者:Hydroblastさんのコメント
大手撮影所の閉鎖、配信による映画館への影響など映画が産業として斜陽になって久しく経ちます。さらにコロナ禍のロックダウンで追い打ちをかけるように打撃を受け、公的な助成になんとか支えられている志ある人たちの映画づくりが今後、閉鎖的な「伝統芸能」の場ににならないために、何ができるかを考えていました。そんな折に、知人からの紹介で本映画祭を知りました。映画祭の新しい形態として期待しています。私も作家としてアクションをしていきたいと考えておりますので、今後とも、連携させていただけますと幸いです。ひとまずは映画の上映をよろしくお願いいたします!仕事でパリに滞在中のためリアルで参加できずとても残念です。

審査員のコメント
主人公のかのうさんの、学生時代の原子力発電所反対の抗議活動から、現在のソーラーキッチンカーを手作りするに至るまでの「失敗を失敗で終わらせないためのアクション」は、本当に素晴らしいと思いましたし、動画の中からも十分に伝わってきました。また本動画は、一切ナレーションを使わずに、インタビューの音声のみでストーリーを構成するという難易度の高い手法を採用したチャレンジングな作品であることも高く評価いたします。
1点惜しいなと思ったのは、インタビューの中に、ソーラーカーの詳細ではなく「何故かのうさんが『原子力発電に反対』で『無農薬・有機栽培を推進していきたのか』などへの質問があれば、「ソーラーキッチンカー」を作りたいと思った2つのきっかけ「阪神・淡路大震災のような災害時に移動店舗が必要」と「泊原子力発電所試運転への抗議としての花を植える活動」と共に、単に手作り繋がりではない要素として、かのうさんが元来何故「無農薬・手作り・有機栽培の食べ物を」にこだわってきたのかとが繋がって、更に脚本として整理された強いフィルムになったのではないかと思います。取り組んでいる題材や素材自体が大変面白いので、同じ素材を使って「1日80km走る」「60w」「東部衛生監視事務所(神戸市)」などにフォーカスして「ソーラーキッチンカー」のHOWTO動画なども制作すると、アクティヴィスト兼フィルムメーカーとして、かのうさんの活動や「ソーラーキッチンカー」の普及に更に貢献できるのではないかと思います。
(北村久美子)

素直に面白い。一人の生き様と継続的な平和の両テーマが合わさっている。
(原田遊人)

社会的メッセージが込められている。
(夏野剛)

テーマも素晴らしいし、映像の作り方もとてもよく出来ていると思いました。
(中島聡)



優秀賞:My dear child.

作者:SakishimaFilmsさんのコメント
ノミネートありがとうございます。ノミネートされたどの作品もユニークで楽しく拝見いたしました。愛、平和、維持可能な地球、そしてDAOといった私もとても興味がある分野での映像祭の開催ありがとうございました。とても楽しみにしています。

審査員のコメント
「My Dear Child」の作者が伝えたかったメッセージ「日々のよろこびは、所有することのできないものでつくられる」「あなたに手渡される地球が」「いっぱいのおいしい水が飲める世界であるように」「雲のない夜は星を数えることができるように」「豊かな時間が流れているように」は、その美しい詩と映像で、十分に表現されていると思いました。さすがプロ、王道感のあるムービーですが、心に残ります。素晴らしいと思いました。1点だけ、冒頭の「あなたは世界中の動きが止まった時に生まれた」はまさに新型コロナ感染症の感染拡大の時期ということだと思うのですが、その言葉に込められた想いとそれ以降のメッセージとの繋がりが、もう少し強くあっても良かったのかなと思いました。
(北村久美子)

最も撮影技術が高く、今回のテーマにも合っていると思う。説教くさくない映像センスが良い。プロであるから当然のクオリティだが、これがグランプリを獲ると他のセミプロやアマチュアがかわいそうになる、とも思うが、一位に推薦します。
ネガティブな印象よりも、世界の素晴らしさを全面に押し出した演出が気に入りました。
(原田遊人)

短くて美しい映像のなかに、豊かなメッセージが詰まっていると感じました。編集が見事で完成度の高い作品に仕上がっていると思います。
(片山恭一)

映像の完成度は高い。
(夏野剛)

メッセージも良いし、映像、映像編集技術、ナレーションのどれをとってもプロフェッショナルだと思いました。
(中島聡)

優秀賞:田の守り人

審査員コメント
人間ではない動物の視点から、「3.11」や「持続可能性」について語っている点において、素晴らしい作品だと思いました。主たるメッセージの他にも、自然界の生態系の中で、いつの間にか人間だけがその生態系の外にいて、他の動物たちと対話や調和ができなくなってしまったことや、インターネット文明を盲目的に追求してきた数十年間に「圧縮」した情報しか受発信・享受できていない私たちが失ってしまった「五感」を取り戻すことこそ、持続可能で平和な世界を取り戻す契機になるのではということにも気づかせてもらいました。
(北村久美子)

絵が美しい。絵本を読んでいるような楽しい作品です。話がちょっと月並みかもしれませんね。
(片山恭一)

人類の罪悪と311の関連性が今ひとつ分かりづらかった。作画のタッチはとてもよい。
(夏野剛)

12月4日 13時〜 豊岡劇場にて上映!!

事業再開を目指す昭和2年開業の「豊岡劇場」での上映決定!

日時:12月4日(日)13時〜(上映は一回)

ノミネートされた作品はオンラインで鑑賞できるだけでなく、昭和2年(1927年)に開業した兵庫県豊岡市の映画館「豊岡劇場」でも上映が決定!歴史のある地域密着型の映画館にて多様性ある映画上映活動を担う豊岡コミュニティシネマの活動と、最新のインターネット技術であるNFTを取り入れたweb3の動画祭がコラボレーションすることで、長引くコロナ禍で様々な困難に直面する地方の映画館運営の支援と映像文化の発展に貢献して参ります。

DICE+より引用


最後に

皆様の協力・支援をへて無事 Nouns Art Festival を開催・終了することができました。ありがとうございます。
次回は来年、第2回の開催を予定しています。
詳細はNounsArtFestivalのHPやこちらのnoteもしくはシンギュラリティー・ソサエティのツイッター(@SingularitySoci)などでお知らせします。
ご興味を持たれた方は、ぜひご応募ください!!


スポンサー:NounsDAO 
                        Nakajima Foundation
      GMO ペパボ株式会社
      株式会社アクアビジネスコンサルティング
協力 / 協力:シン・オープン・ラボ(株式会社シムックスイニシアティブ)
      豊岡劇場(一般社団法人豊岡コミュニティシネマ)
オフィシャルグッズショップ:SUZURI
主            催: Nouns Art Festival Organization
運      営:一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティ
フェスURL: https://nounsfes.org/



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