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確定申告の還付金は世界を巡る

今年も確定申告の季節がやってきた。しかし、面倒くさくてついつい先延ばししてしまう。

いや自分、源泉徴収済の給与所得者で、寄付金控除と配当控除だけだから楽だろう。しかも、今年はマイナンバーカード無くてもe-TaxのID・パスワード方式でスマホひとつで申告出来るらしいよ。早く申告すれば、還付金の振込も早いぞ。

心の声に急かされ、スマホに向かい「確定申告書作成コーナー」に必要事項を入力していく。今年は、源泉徴収票をスマホのカメラで撮影して反映させる事が出来るようになっていた。何度か試すと、金額だけではなく勤務先まで読み取れた。びっくり。

しかし、配当金は相変わらず手入力だった。枚数がそこそこあるので面倒だ。来年は是非、配当金の計算書がスマホカメラで反映出来るようにしてほしい。

文句を言いながらも全て入力が終わり、データの送信前に控えをプリントアウトしようとしたところ、

データ消えたぁぁぁぁぁぁぁ!

もちろん、一時保存などはしていない。配当金計算書、一から入力し直しである。心がバキバキに折れたことは言うまでもない。

気を取り直して、再度入力を行う。そして、無事入力及び送信が完了した。あとは還付金が口座に振込まれるのを待つだけだ。

還付金、以前は臨時収入だウェーイ、と喜んで自分のために使っていた。しかしここ数年、異常気象や自然災害の増加に伴い、戻ってきた還付金を、被災地宛の義援金に回す状態が続いている。そして、領収書を貰い、確定申告を行い、還付金を得、被災地に寄付するというループアンドループ。

悲しいことに、毎年何かしかの災害が起こる。昔に比べて増えていると思うのは気のせいだろうか。被災地に行く事は物理的に難しい。わたしには少しのお金を送る事しか出来ない。本当に、いつもごめんなさいと思う。

今年の還付金が振込まれるまで、しばらく時間がかかるだろう。でも、寄付する先はすでに決まっている。先行して赤十字宛に振込手続きを行った。なんとか彼の地の人々の元にたどり着いて欲しいと、強く思う。

#確定申告やってみた

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