おしいれのぼうけん。
この絵本を、知っているだろうか。
私は、病院で入院中にある子から、
退院するから、これあげるともらったのだ。
なかなか、読む気になれずに、
その絵本は荷物に紛れて存在すら、
忘れかけていた時である。
急に、突如としてその記憶がよみがえり、
読んでみたくなった。
荷物に紛れて、その絵本はどこか、
怖いイメージの表紙で、決して楽しいとか、
面白い絵本ではない事がうかがえる。
読み進めて、絵本と言うより文章が多く、
それが、またリアルでどことなく怖い。
そんな中、耳を疑うとある話題にを、
教えてもらったのだ。
ふと、この本を読んだ事がある人は、
どの様に受け止められるのだろうか?
と、疑問に思った。
長年、読み続けられている名作らしい。
だが、ネタバレしてしまうが、
保育士のいわゆる虐待に近い内容ではある。
それが問題として、私に問いかけられた。
最終的な終わり方としては、
ハッピーエンドなのかもしれないが…。
とある保育園での、
お昼寝の時間に、事件はおこり、
その保育園での恒例の習慣であり、
怖い人物が設定されて、園児はみな、
恐怖とトラウマに巻き込むののだ。
何より狭く暗い所に、閉じ込めてしまう。
私は、
保育園も幼稚園も行った事がない。
だから、素直にこの絵本を読んだら、
あーこんな事するんだー。へー。
なるほどねー。と納得してしまう。
でも、最近の良からぬニュースを、
一方的に聞いてしまうと、うむ…。
と悩んでしまうのである。
虐待だの、保育士のあり方だの、
不適切な行ないだの、一方的に捉えて、
肝心な部分は、わからない。
その背景には、
必ず何かあるはずだと、
私は思うのだ。
それを、さも悪者だと、決めつけ、
犯罪者にしてしまう…このご時世。
私は、少し敏感になりすぎるのではか?
と思ってしまう。
年老いてしまうと、昔と今のギャップに、
ついていけない。
ただいま、私、子育て支援員の資格を、
取得すべく、就労支援で、パソコンの、
講義を受けている。
そこで、保育に携わるにあたり、
根底には、愛着心を重要としていて、
子どもにとって、大切な事。
それと共に、
保護者との、信頼関係を築いていく事を、
何よりも、大事なのだと、教えられた。
まだまだ、勉強中だが、
世間との溝がそこにある様に感じる。
保護者との対話が少なくなっているのか?
行事も、制限されて、マスクしながら、
保育を、すると言う事は、表情がわからない。
そんな中、奮闘している保育士さんは、
たくさんいるし、毎月それぞれの子の、
保育日誌があったり、連絡帳でのやりとり、
月齢にあった、工作作り、あそびも、
それに合わせて、怪我のない様に神経を、
研ぎ澄ましている。
ご飯だって、嫌いな食べ物も一生懸命に、
あの手この手で、食べさせて、食べたら、
大げさなくらいに、褒めてあげる。
トイレトレーニングだって、
まず、自分からズボンが着脱出来る様に、
毎日、根気よく続けて、なるべく時間を、
短くして、トイレに行かせて、オムツでは、
なく、便器で出来る様に習慣つけたり、
大変だと思うのだ。
数えきれない程、色んな事を考えて、
その子、その子にあったやり方で、
見守って、接して頑張っているではないか?
だから、親御さんたちは、
仕事を頑張れるし、何か不安な事は、
保育士と共用して、子育てしていくのだ。
私は、
子育て支援員の講義でそれを学んでいる。
昔は、隣近所が、子どもに叱ったり、
色んな事を教えてくれたりしてくれた。
だが、今は、こっちが挨拶しても、
親も子も無視されたりするのだ。
悲しいよな。
どうして、こんな世の中に、
なってしまったのだろうか…。
誰が悪いんだ?
あの、
おしいれのぼうけんの絵本から、
得られるものは、今の時代には、
必要ないのかも、しれない。
これは、私の勝手な思考であり、
ひねくれ者のたわごとなのです。
軽く流して下さい。
すみません…。
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