潜在意識（せんざいいしき）という言葉をご存知ですか。
いわば、人の中に潜在している意識のことであり、隠された意識のことでもあります。

逆に顕在意識（けんざいいしき）という言葉もあります。

私たちが普段感じて何かを意識しているとき、そうだとはっきりとわかるのが顕在意識（けんざいいしき）と呼ばれるものです。
表に上がってきている意識であり、もっと言うと表層の意識なんですね。

それよりも深層の意識こそが、潜在意識です。
心理学的に言うと、「無意識」と呼ばれるものでもあります。

人間の意識の９０％～９５％ぐらいが、潜在意識とされるものなのです。
それが人生のほとんどを形作っているので、もしも潜在意識を変えられるようになったら、人生の全てを変えることも可能です。

・まとめ
顕在意識　自分が普段からそうだとわかっている表面の意識
潜在意識　寝ているときなどや無意識レベルで普段気づいていない深層の意識

さて、潜在意識の探究はここにとどまらず、ヨガ的な体系でいえば、より奥深いものとなってきます。
潜在意識には、すべてのカルマが蓄積しています。
また、そのチャクラに対応する空のエネルギーから、すべての四大元素（地、水、火、風）が現れてきます。

この宇宙の全ては、四大元素（地、水、火、風）でできています。

ヨガ哲学でも語られ、チベット密教でも伝えられています。
さらに仏教にも見られ、ギリシャ哲学（アリストテレスおよびプラトン）にも見られます。

これは巷で流行っている本などでは見られず、本来の神秘学的な知識に当たります。
今まで隠されてきた知識であり、ほとんど明かされていませんでした。

このことがわかると、人体のすべての形成の謎と宇宙創造の謎まで解き明かすことができます。
そのため、潜在意識について深く知るようになると、どんなことでも実現できるようになるのです。

ここから先はヨガクラスの指導によって、実際的に起きてきた変化を話しましょう。

私はクラスを始める前に、神意識（キリスト意識）と繋がります。
神意識のトランス状態に入りながら、いつも最初の講義を始めます。

ある生徒は流行病にかかって、とても具合が悪い中で参加したそうです。
しかし、私の話を聞いている最中に調子が良くなってきて、ずいぶんと楽になったそうです。
それは神意識のエネルギーを講義の間に受けたからですね。

ある生徒に基本のヨガの呼吸を教えると、心の目が開いてきて、私のオーラが見えるようになったそうです。
黄金の光が出ているのが見えてきたそうです。
それもまた私の光というよりも、神意識（キリスト意識）のエネルギーが放射しているからですね。

普段の私のオーラとも、また雰囲気が違います。
神意識のトランス状態で指導を行っているがゆえの現象です。

ヨガクラスの語り始めは、いつもこのようです。

「さぁ、今日のテーマは潜在意識について学びましょう」

その日のクラスのテーマはこうでした。

「潜在意識を具体的に書き換える秘儀的なヨガを授けます。
その前に潜在意識とはどのような働きがあるのか。どんなことが実現できるのかをお話します」

「地、水、火、風、すべてのチャクラに対応するエネルギーはどこからやってきたかというと、実は第５チャクラの空からなのです。
つまり、これらのチャクラに取り組むことで、潜在意識を書き換えることができます。
師から授かった知識によると、すべての下位チャクラはまず第５チャクラの空から生まれ、下に分岐したというのです。
ガネーシャヨガの本に書いた通り、下位チャクラの全てのエネルギーの性質を見てください。
第１チャクラは地、第２チャクラは水、第３チャクラは火、第４チャクラは風となっているでしょう。
それらのチャクラはまず第５チャクラの空にあって、転生時にそこから分岐して現れてきたということですね」

「四大元素（地、水、火、風）は、人体のすべてを構成しています。
地は、物質を含む肉体の骨や肉などを形成する地のエネルギーです。
水は体液などの水のエネルギーを含みます。
火は体温などの熱のエネルギーです。
風はより気のエネルギーに近いものです。
また、それらが人間の感情・性格、その他の思考などを形成していることにも気づくことでしょう。
日々、内省をすることで自分の性格的な問題を修正していくと、これらの四大の性質を克服できるわけですね」

これらの講義の内容は、私自身が単に考えているというよりも、キリスト意識に繋がって話しています。
より至高の霊的知識を神エネルギーと共に運び込んで、お伝えしているわけです。
時には自分の理解を超えているレベルのことが下りてきたりもします。
全知の神意識は、私の理解を超えたことも知っているからこそ、可能なのです。

さらに、生徒たちに語った内容を要約してお伝えします。

「つまり、潜在意識の学びを深めると、宇宙全てで実現されていることは何もかもできるようになるということです。それは本当の意味で可能です。人間にできないことはありません」

生徒との問答の後に、潜在意識に取り組む応用編とも呼べるヨガをお伝えしました。

「じゃあ、実際に瞑想でやってみましょう」

それらの内容は、夜の礼拝の本に書かれています。

その内容を柔軟に発展・応用し、自由に生徒自身が望むことを叶えるようにしました。
いわゆるミラクルフレーズ（奇跡の言葉）と呼ばれるものが本に書かれています。

わかりやすくいうと、ポジティブな黄金の言葉ですね。
肯定的な美徳となる性質の言葉があります。

潜在意識を書き換える時に、これらの言葉を作り替えて刷り込んでいきます。
どんなことでも可能になります。

「さぁ、それぞれのやり方で潜在意識に取り組んでください。教えた通りにすれば、本当に潜在意識が変わってきます。驚くべきほどにどんなことでもできるようになります。次の週に体験を聞かせてください」

一週間後、生徒が興味深い瞑想体験を伝えてくれました。

「先生の言う通り、潜在意識を書き換えるヨガをしてみました。
実家に帰ったときに、私の母が調子が悪く寝込んでいました。
とても調子が悪そうで、すぐに良くなる様子などありませんでした。
そのときに、自分に人を癒せるようになるという潜在意識の書き換えを行いました。
それで癒しをやってみると、次の日に母の調子がびっくりするぐらいに良くなったんです。
第２チャクラの疑いのようなものも溶けていくような気がしました」

私はその話をじっくりと聞いた上で、解説を付け加えました。

「それはうまく潜在意識を書き換えられたんですね。素晴らしい限りです。
普段から聖霊力と繋がっておられたので、後は自分の潜在意識のストッパーさえ取り除けたら、人を癒せる状態でした。
潜在意識を書き換えることでブロックが取れて、人を癒せるようになったわけです。
潜在意識を自分で変えられたら、本当に何でもできるようになりますよ。
本当は、人間は空さえも飛べるようになったりします」

私が最後に話したことを聞いて、生徒は驚いたように聞き返してきました。

「空が飛べるとは、どういうことですか？　体外離脱をしてアストラル体で飛ぶということですか？」

「いや、そうではなくて、肉体を伴って飛ぶことも可能です。
そうやって、空を飛べるヨギなどもいますからね。
ただ、偽物がいっぱいいて、空中浮遊できないのにできるという人がいますから、あんまり気にしないでもらいたいですね。
ただのたとえ話として聞いてください。
人間には無限の可能性があるということです。
空を飛ぶ必要もないし、飛べたからって何の意味があるのでしょうか。
有意義なことに潜在意識の書き換えを使ってくださいね」

空中浮遊は、人間としてより良くなることとは関係がありません。
ただ、人間には実現できないことはないという話なのです。
誰でも潜在意識の本当の取り組み方を知ったら、できるようになります。

しかし、学校教育や社会からの刷り込みによって、「できない」という思い込みを何重にもされているので、ストッパーを外すのは至難です。
それでもヨガの技法を知って、本当のやり方で第５チャクラに取り組み、潜在意識を深いレベルから変えられたら、誰でも肉体を伴って空さえも飛ぶことが可能になります。
ただし、飛べるようになったところで、それが霊的に進歩しているということを意味しません。

足が速いね、ぐらいの意味しかないです。
足が速くとも、人間として、どうしようもないほどに堕落していたら、霊的には一番低い所に置かれます。
空が飛べても同じことです。

超能力はあってもなくてもいいのです。
どちらでもよいことです。

人間として、より良くなっていくことが大切です。
そのため、夜の礼拝の本に書かれた内容は人格を向上させ、霊性進化を促すことに使うべきだと思っています。

生徒たちに自由に取り組んでもらったのは、潜在意識の可能性を知ってもらいたかったからですね。
本だけでは学べない生きた教えとは、ひとりひとりの柔軟な学びの中に存在しています。

楽しく成長していく。学びを本物にしていく。
自分自身の血肉となって、自由に応用ができるようになっていく。

そうなるようにできるだけ噛み砕いて、実践的に教えさせていただいています。

・ガネーシャの初級聖音クラスの募集要項

毎週土曜日　１３時～１５時まで（45分２コマ。15分休憩あり）
開催場所　完全オンライン（グーグルミート）
月謝　11000円
連絡先　sinsenakiranositumonbako＠gmail.com
参加条件　誰でも参加OK

わからないことがあれば、気軽に問い合わせてくださればと思います。