おいしい手作りシロップで作る思い出
我が家は基本ペットボトルジュースは買わず、いろんな種類のシロップを作って炭酸で割ったり、水割りにしたりして飲んでいます。
手作りシロップのいいところ
手作りシロップのジュースは安くて美味しくてエコといいこと尽くし!
旬の果物を使えば安く出回っているし、見切り品も活用すればお得に食品ロスも減らすことができる。
スパイスを入れて自分好みの味にしたり、甘味だって自分好みに作れます。
それに手作りシロップは、砂糖に浸けておいたりするためすぐには飲めないけど、その分の時間がさらに美味しくしてくれる。
炭酸で割る場合は、缶の炭酸をケース買いしておけば1缶大体200mlくらいだから一杯分で飲み切ることができて、いつだってキレッキレ強炭酸!
1ℓのペットボトルジュースは大体最後炭酸が抜けちゃって、飲みきれずに流しに捨ててしまうことが多いからもったいない。
毎年恒例の我が家のシロップ
春〜夏
・甘夏ビネガーシロップ
・紫蘇シロップ
・新生姜のジンジャーエールシロップ
・コーラシロップ(夫作)
・梅シロップ+梅ジャム
秋〜冬
・チャイシロップ(夫作)
・ゆず蜂蜜シロップ
・ジンジャーシロップ
どれも簡単でおいしい!
私は簡単でパパッとできるものを作る派、夫はこだわりのシロップを作る派。
この中だと紫蘇シロップが好きかな〜
濃い赤紫色がキレイで、暑い日に飲むと甘酸っぱくて元気が出る!
夫こだわりのコーラとチャイは研究を重ねたスパイスの配合で丁寧に丁寧に作られるので、濃厚で本格的。
小瓶に詰めてプレゼントしても喜ばれる。
手作りシロップがくれる思い出
そんな手作りシロップは我が家の味であり、いろんなシロップのビンは我が家の台所の風景。
私の実家も夏には梅ジュースがあって、子どもの頃、お風呂上がりに飲むのがすごく楽しみだった。毎日飲むから夏が終わるころには無くなってしまって、それが夏の終わりと夏休みの終わりを告げるようで悲しくて。
私の夏の幸せな思い出。
0歳の息子も一緒に飲めるようになったら家族三人で一緒に梅仕事をして、夏のお風呂上がりに梅ジュースで一杯やりたいな。
そうそう、映画「海街diary」でも庭で取れる梅を収穫して、竹串で梅にブスブス穴をあけながら縁側で梅酒を作るという最高の梅仕事シーンがあるのですが
出来上がった梅酒を1番下の妹、広瀬すずが「濃いめー?薄めー?」「甘めー?すっぱめー?」とお姉ちゃんのお好みを聞きながら一杯の梅酒を作っていて、これが手作りシロップのいいところだよなと本当に思う。
一人でも、みんなでも、自分で作ったシロップを、自分好みの飲み方で飲む。
作る時間も楽しくて、飲むたびに楽しかったみんなで作った時間を思い出す。
そしてそんな思い出はいくつになっても、その季節の風にのってふと思い出される。
何かが必要になった時、「買う」という選択肢しか持っていないとお金で解決するしかできない。
買ったジュースを飲み、そしてゴミを捨てる。
もちろん手軽に手に入って、美味しいし、楽チンだけど
このスピードの早い消費社会で心に残るものはなんだろう。
お金を持っていることよりも、自分で作ることができること、それが大変だけど、それ以上に楽しさあることをシロップ作りで感じてほしいな。
そして何かが欲しいと思った時に「買う」だけではなくて「自分で作ってみようかな」という選択肢を持ってくれるとたくましくて心強いな。
息子と一緒に梅ジュースを仕込んで、できたかな、できたかなって毎日観察して、お好みの濃さで飲んで、美味しいねってしたい。
「おいしくなーれ」とかって魔法をかけちゃったりするんだろうな。
もう少し大きくなったらお手伝いで私好みの濃さに炭酸で割った梅ジュースを入れてほしい。
息子の心に楽しい我が家の思い出として残ってくれたらうれしいな。
そして20歳になったら梅酒を飲みながら、梅ジュースの思い出やら恋の相談やらいろんなあれこれを話したい。
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