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Oh!My God!!

本日9月24日!
宙を走る六等星から新曲「Oh!My God!!」がリリースされました!
みんなはもう聴いた?
そらろく史上現状最速の曲で、熱く楽しく乗れるパワーチューンとなっている。
今日はこのOh!My God!!がどのようにして生まれてきたのかを書こうと思う。

▪︎制作経緯
作り始めたのは改名が決まるちょっと前くらいだった気がする。
バンドとしてまだまだ磨いていきたいけど、他のバンドと違う部分ってなんだろう?って改めて考えた時が発端。
やっぱり僕のヲタク性みたいな部分が圧倒的な違いだと思ったんだ。
音楽面の話をすると、ロックのカルチャーや最近流行っているロックに精通しているバンドめちゃくちゃたくさんいる。
ロックと同等に下手したらそれ以上にアニメソングに心を打たれ救われていたバンドマンって僕以外にいるだろうか?そう思った時にほぼ100%いないだろうと思った。
だから音色としてアニソン的なアプローチを入れたいと思って、コード進行に着目した。
僕の中でエモーショナルなアニソンとなると数はかなり絞ることが出来た。
次の問題はロック感だ。
ただただアニソンのコード進行になると、キラキラした音が抜けて寂しくなってしまう。
そこで現在活動しているバンドで1番今カッコいいと思っているロックバンド「Gezan」からロックのカルチャーはもらおうと思い、1週間エモーショナルなアニソンとGezanの好きな曲をひたすら聴き続けた。
そんな風にOh!My God!!のサウンドをまとめて各パートのDemoを作っていきました。

▪︎歌詞に関して
曲の内容に関しては去年1番読んだ漫画
「神様の言うとおり」からインスピレーションを間違いなく受けている。
漫画ほど殺伐とした状況はイメージしていないけど、神様がいたらいいなってふと思ったんだよね。
今の現実の気に入らないこと全部神様のせいに出来るじゃんって、あなたがこんな世界作ってこんな僕をそこに作ったからだよって。
人のせいにしたくてしょうがない弱音から生まれたんだ。
でも僕はあくまで逆襲がしたい、やられたまんま引きこもるというか隠れて生きるのはすごい嫌なんだ。
ロックって言うのは僕にとっては闘いなんだ。
誰と闘っているのか?
もしいるなら神様だと思うんだ。
けど神様は見えないし、関与されたっていう自覚はない。
だったら聴くだけでいいやって思ったんだ。
この歌が神様の耳に届くまでバンドのボーカルとして生きられたら良いなって思ったんだ。
バンド自体はすごい楽しいよ、お金と恋人以外は全て手に入れてる感じがするし、メンバーにも読んでくれているあなたにも感謝しかない。
けどその上で僕はこの時代が、この世の中が気に入らないんだ。
だからロックを鳴らし続けるよ。
とんでもなくワガママなやつだね。

▪︎バンドでアンサブルを作っていくにあたって
元のdemoからテンポは落としたね。
バンドでやると思ったよりdemoのテンポはしっくりこなかった。
DTMと実際に生のアンサンブルで合わせることの違いはやっぱりある。
それが顕著に出たから204でたしか落ちついたね。
本当はフリーテンポで録りたいんだけど、時代に対して作品を作るって言う行為に関して考えたらテンポは決めるべきだと思ったね。
ベースが結構無茶振りに応えてくれてる。
ちゅーるありがとう。
レコーディング中に2番のBメロの展開を変えたんだ。
スラップ入れたらイカすじゃん!みたいな?
あれはレコーディング中の空間だから思いつく咄嗟のアイデアみたいなもんなんだ。
音楽ってそういう瞬間があるんだ。
ちゅーる怒っていたけど、弾いてくれた。
いつもマジでありがとうね。
かにーもとっしーも一緒にバンドやってからは間違いなく1番良いテイクだったと思う。
けど厳しく言うと僕の頭の中の音でしかなかった。
そらろくとして先に行くための課題をある種浮き彫りに出来たRECかつ作曲になったと思う。
今の僕らにとって最高のものを作りましたなんて当たり前のことここには書かないよ。
そんなことやって当然だからさ。
息してました!って言うようなもんだよ。
今溜まっている音楽をレコーディングしながら、2人とちゃんと向き合う時間を作っていくのをより意識しようと思う。
そらろくここで終わりたくないからさ、12年後に武道館いくなんて柄にもないこと言ってるんだよ?今まで以上に向き合わないとだね。

▪︎Thanks
REC Engineer : 朽木玄太
Vocal Guitar REC:Studio KPP
Bass Drums REC:Studio GOATEE
Jacket:Ruprous

▪︎最後に
と言うわけで無事今の定番曲になっている「Oh!My God!!」を無事リリース出来た。
改名してから音源のリリースがゆっくりで申し訳なかったって気持ちと、時間ちょっと多めに使って今までを超えてきているからじっくり楽しんでちょうだい!って気持ちが半々。
幸せだよ。
たくさん聴いてLIVEでもっともっと音の海に入り込んでもらえたら嬉しいよ。
一緒に音の海の中で熱くて楽しいことをしようよ。
新しい音楽3曲くらいレコーディング進めているから期待していてね。
そして最後にこれはお願いなんだけど、あなたのサブスクのプレイリストに良い曲だと思ったらこの曲を入れてほしい。
またX(Twitter)とかインスタでシェアをして欲しい。
小さいと思わず力を貸してほしい。
そういう力の積み重ねがそらろくを必要としている人にそらろくが届くきっかけになるから、これは間違いなく社会貢献だよ。
そしてその先で起こるのが青春革命なんだ。
僕はその瞬間を瞼の裏側に描いて今日も歩いていくよ。

宙を走る六等星 シオ

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