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自分の本当の意志を見つめる

あなたが今したその行動は、自分の意志に基づいているだろうか?

私たちはこの世に生まれてから、常に集団の中で生きてきている。そして、様々な集団で生きていく中で、行動原理が集団の中にあることはよくあることだ。むしろ、グループの一部となり共に行動することが普通になっている。極端に言えば、常識になっている。

集団

しかし、自分の中に大なり小なりやりたいことが出てくることも常識だ。さらに、それが集団の外側に向いているのもよくあること。人は多かれ少なかれ、自分の属するグループから外れて何かをしたいと思っている。

にもかかわらず、グループを出ようとしない。譲歩して、グループの流れを自分のやりたい方へ持っていくこともしない。なぜなら、集団の中にいれば楽だし、安全だからだ。集団を外れてしまうと、何か困難なことが起こるかもしれない、そう思ってしまう。例えば、それは集団からの冷ややかな目だ。集団を抜け、己の道を進もうとした者に対する嘲笑や排他的な扱いだ。


だが、それでも、本当に進みたい道や本当にやりたいことがあるのであれば、集団のことなど考えず、己に正直になるべきだ。

ここで、ファッションデザイナーの山本寛斎の記事に書かれていた言葉を引用したい。

日本人はすばらしい資質を持っているのに、『奇』と『異』を嫌い、グループの中で安心するのが問題

このように、グループと違う考えは、良いものなのだ。常に、グループの持つ流れが最善とは限らない。そして、「自分の考え」に従うことは自分らしく生きることにもつながる。

ほんの小さな例であるが、自分の経験を話す。
かつて私は、自分のしたいことがあっても、同じ団体の中で自分の場所を確保しようと、常に周りとコミュニケーションを取ろうとしていた。集団で行動を共にしていたのだ。しかし、あるとき、自分は自分の行動原理に沿って生きようと思った。集団が塊になって移動するという流れがあっても、自分は「自分の生きたいペース」に沿って動こうとしたのだ。すると、周りと関わっている時間は、数十分の1程度になっていた。しかし、そのおかげで、自分のしたいことにもっと時間が費やせるようになった。例えばそれは読書だ。いつもなら一冊に1ヶ月(長!)かかる読書も、最近は1週間以内で読めてしまうのだ。


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あなたの中に、周りと「異なるもの」が生じたとき、それを無視して周りとの差異を埋めようとしないでほしい。「それ」に対し正直に向き合い、できることなら、「それ」に従い生きるのだ。


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