見出し画像

強弁を使ってくる相手にどう対処するか

・野崎昭弘著「詭弁論理学」の中に、強弁の例として以下の場面がある。

・「あのう、お宅のピアノのことなんですが、夜分はやめていただけません?うちは子供が小さいものですから…」
「あーら、お宅のお子さんのうるさいの、知らないの?それにお宅でトイレ流す音だって、すごいのよ。どうお、お宅で、トイレやめてくれる?」

・反論思いつきますか?

・強弁のうちの相殺法の一例で、てめーこそどうなんだと迫るやつ。

・「廊下は走るのやめなさいよ!」
「うるせー!委員長だって帰りにケーキ屋寄り道してたじゃねーか見たぞ!」
「え、見てたの…?」
「見てたよ、そんな奴に言われたくないっつーの」
「…買ってたの」
「ん?」
「あんたに渡すクッキー買ってたの!もう台無し!はい、あげる!」
「え…あ…ありがと…」
「…じゃあね」
「お、おう…あ!委員長!」
「なに?」
「また明日な!」
「うん!」

・相殺法の例を挙げるつもりがロマンスが始まってしまった。

・さて冒頭の相殺法の例について。相殺法を使う人は基本的に相殺するには無理があることを出してくるので、そこを突けばいいそうだ。夜分のピアノと生活音じゃ、まぁ相殺するのは無理があるから、そこを納得させるように話すってことでした。

・えーーーーー?本当???この人納得しなそうじゃない??すげー面倒くさそうな人だし。夜会巻きで銀縁メガネ掛けてそうだし。

・だから結局、こんな面倒な人に面倒なことを言われたら、眉間に膝蹴りを入れて銀縁メガネを破壊しつつ「次はねーからな!」と言って帰ることを模範解答とします。

・ということで、膝蹴りの万能性を学べる名著「詭弁論理学」をよろしくお願いします。

・以上


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?