No55 誰にも過去は変えられない

毎日のように、芸能人の過去についてニュースで取り上げられている。
嫌なことは忘れない VS 都合の悪いことは忘れたい
こんな構図がいつもあるように思う。
どちらが悪いとかではなく、過去の出来事はどうにも変えようはない。但し、捉え方は違う。
その出来事の本質を知った時、背景を理解した時、嫌だと思っていたその出来事に感謝すらすることもあると思う。
けどそれは「その出来事を直視する覚悟さえあれば」の話。
お互いに自分の都合の良いことばかり主張しているうちは、何も見出すことはできないと思う。だってそれは心からの対話じゃないから。
結局、正直さが最強なんじゃないかと思っている。
正直者が馬鹿を見るという諺があるけど、正直者が馬鹿を見るような世の中にして良いはずないじゃんと私は思っている。
私の過去も変えられない。
でも、自分が一生懸命生きてきた過去の人生には、とても愛着がある。
見られても困らない生き方をしてきたつもりでも、それはあくまでも私の目線からに過ぎない。他人から見たらそうではないこともあったと思う。
自分の目線というのは、自分に甘いものだから。
他人の目というのは、ある意味とても重要な働きをしていると思う。
秩序を守るために。

そして今私たちが一番見張るべきは、政治家だと思う。

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