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読後感想・ムーミン谷シリーズ

昨年秋ごろムーミン谷シリーズを(ほぼ)一気読みして、読書メーター( https://bookmeter.com/users/940103 )にあげたものをひとまとめに。


『ムーミン谷の彗星』
トーベ・ヤンソン

メジャーデビューの辺りか、ウィラードのJunが最近読んでる本としてムーミンを挙げてた記憶。ミーとか残虐でまるでパンクスみたいな。それはそれとしてちゃんと読んだのは初めてか。ロードムービー的に楽しんだけど、登場人物の思考や行動はまるでキチガイ。続く巻も楽しみたい。読みつつアニメの各々のキャラクターが浮かぶので、イメージしやすいメリットであり、ニュートラルでないデメリットであり。


『たのしいムーミン一家』
トーベ・ヤンソン

かなりハートウォーミングな結末だった。程よいドキドキで楽しい。


『ムーミンパパの思い出』
トーベ・ヤンソン

ただの昔話でなく、劇中劇の様に進んでいくので読みやすかった。新しいことは不安なことではなく、ワクワク楽しいことと常々思えるようでいたいものだ。つくづく。


『ムーミン谷の夏まつり』
トーベ・ヤンソン

読了。ムーミンパパたち、ムーミンとお嬢さん、スナフキンたちのスリーパートが集合に向かう物語のカタルシス。スナフキンのパイプ関連の記述はタバコを吸いたくなった。日曜だけは特別な葉っぱとか。


『ムーミン谷の冬』
トーベ・ヤンソン

春はいい。今思うのも季節が違うけれど、2月3月のメダカたちや草花の活動の再開や、日の出時間が早まり、春分の日を超えるとのを待ちわびる気持ち。本の感想とはちょっと離れるけれど。


『ムーミンパパ海へいく』
トーベ・ヤンソン,冨原 眞弓

ムーミンパパが主役の話。というわけでもないのだけれど。ここまでで1番ハラハラモヤモヤと読み進めた。どんな結末か想像もつかなくて。児童文学というよりも純文学然とした内容であり終わり方に思った。そしてたまたま読了の今日が灯台守の誕生日。


『ムーミン谷の十一月』
トーベ・ヤンソン

読了。ムーミン一家のいないムーミン谷の話。灯台の島に行った前巻のお話とどう繋がって落ち着くのか。残りページ数を気にしながら読み進めた最終章



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