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ポーランドに1年住んで分かったこと

こんにちは、えむさんです。ファウンデーションコーを無事卒業し、日本に帰ってきました!次の学期も同じ学校に進学することになりました。これからもゆっくりですが不定期に投稿できるように頑張ります:)

はじめに

みなさんは、ポーランドと聞くと何を思い浮かべますか?旧ソ連の国、最近まで共産圏だった、そんな感じだと思います。
私もよく調べるまでは、同じような印象でした。今でも暗く、他のEU圏内よりは富んではないが、貧しいわけでもないそんな国でしょうか。建物だと、とりあえずデカデカと聳える使用用途が不明な建物と、写真のような小汚いコンクリのアパートメント達(フルシチョフカみたいなの)が今でもある。ロシアと変わらないような印象でした。

実際私が借りていたコンクリのアパート
こういうアパートは中心地域から離れていて、中はほとんどがリノベ済み

ポーランドについた初日

ヴロツワフのrynekの街並み

着いた初日の印象、「明るい」。この明るいは、街並みですね。ポーランドの街並みはドイツの影響を受けていて、カラフルな建物がたくさんあります。下がった気分を明るくさせるようなカラフルさに驚きました。ですが、街を外れると共産主義の名残か、無機質な建物もあります。


時間が経って分かった長所と短所

・長所
はじめに、わかりやすい’’差別に出会いにくい’’。
これはポーランドに生活していての一番の長所です。
私はオーストラリアでホームステイで滞在しているときに、結構な頻度で差別用語やFワードを浴びせられたり、車の中から叫ばれたり。治安がいい街でしたが、決して毎日が安心して過ごせていると思えるような生活ではありませんでした。
だからか、ポーランドに行くのも少し不安でした。ですが、一年間の間で侮辱的な言葉を浴びせられることや、不思議な目で見られることも会っていません。
差別に出会わないことは精神状態の安定にもつながると思います。

二つ目に、日本食の材料が比較的安い価格でスーパーに売っている。
一番驚いたのがたくあんが普通のスーパーに売っていること。ポーランドはSUSHIの人気が高く、そのためのたくあんだと思われます。
例:寿司用のお米 1kg 300円前後, 日本の醤油500ml 約600円, 中華春雨 90円など…
ただ、ラーメン系はスーパーに売ってることは少なく、売っているなら韓国のラーメンという印象でした。


・ネガティブな感想
はじめに、全ての行動/ものが遅い。
せっかちな私にとってはかなりの痛手です。電車にバス、トラムはちゃんと時間通りに来たとしても時間通りに目的地に着くことがレアなポーランド。他にも去年の出願の際、ポーランドの大都市にあるほとんどの公立大学にはメールしたことがありますが、返信が1日で返ってきたことありません。ましてや、長くて1ヶ月、忘れた頃にやってきた返信もありました。もしポーランドに来たいのであれば、諦めることを先にして、早めに行動することをお勧めします。

二つ目に、ポーランド語が難しい!
これは在住している外国人の間で結構上がるトピックだと思いますが、かなり難しいです。ネイティブ並みに喋るならかなりの時間が必要です。ですが、勉強していて損はありません。いろんな方と触れ合える機会にもなるし、ポーランド国内での移動範囲が広くなると思います。
;ポーランド語はかなりチェコ語とスロバキア語に近いので、旅行で行った際にも使えますよ!(スラブ語圏の特権)
英語は、若い子は小学生から40代までとかなりの英語力がありますが、その上の世代は基本ポーランド語のみと考えたほうがいいです。
ポーランド語が必要な場所として:公的な手続きの場、公立病院、小さな駅など。

個人的な感想ですが、英語はネイティブ並みとは言いませんがある程度話せないとポーランド、または他のヨーロッパで住むことは難しいと思います。将来留学したいと思いがあるならその瞬間から英語を身につけ、話すことに慣らしておくことがお勧めです。


さいごに


ポーランドという国、日本人からしたらヨーロッパの中でも行かない国の一つかもしれません。ただ、観光地でなくても、魅力的な街並みを見ることができます。もし私の投稿きっかけにポーランドについて少しでも興味を持っていて抱けたら嬉しいです。




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